「海外講演のあまりの忙しさに、終わってから気持ちがまいってしまったのです。
それからはムリをせず、きちんと休みながら舞台に立つようにしています。
四十五歳のときには、七十日間の休暇をいただきました。
舞台も取材も、仕事は全くなし。はじめこそ何もしないことに戸惑いましたが、すぐに慣れて穏やかな日々を過ごすことができました。」
ウェルビーイング(幸福学)でも、日本人はもっと働く量を減らして、休み時間、休日、休暇を増やすべきと言われています。
慢性疲労に悩む私も七十日間は難しいですが、自分に合った休暇をちゃんと取ってみることに憧れます。