エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

論語という名著の良さに出会わせてくれた「座右の銘」研究会について

2015-08-17 20:19:59 | 生き方
私は35歳にしてはじめて、孔子の「論語」の良さに改めて気がつきました。

今まで私は論語は、ある意味「覇道の強い人間でなく、王道の道徳的な人間になれ。」と言っている様に単純に考えていました。

しかし私が愛読している「座右の銘研究会シリーズ」の編集した「こどもの座右の銘」(ついにシリーズのほぼ最後まで、たどり着いてしまいました、、、。)に論語の要点がまとめられていて、正直感銘を受けました。

一例をあげると、
「大軍から大将を奪うことはできるが、人の志を奪い取ることはできない。」
(人は志がしっかりしていれば、なにがあってもくじけることはないという意味。)
「まずは行動で見せてから、言葉にすること。」
「温故知新 過去を学ぶことは、現在を知り新しい発見をすること。」
「人間は生まれた時には個人に差はないが、その後の習慣や教育の違いによって、差や違いが生じてくる。」
「学問によって考え方が柔軟になる。」
「遠くから友達が訪ねて来てくれるのは、本当に楽しいことである。」
「正しいことをしなければならないときこそ、行動に移さなければ、それは勇気のない人間である。」
「勇敢なだけで礼儀を知らない者は、ただの乱暴者である。」
「本当の和は、自分の意志を持ちながら、周りの人と仲良くすることで生まれる。」

江戸時代になぜ明治維新が日本で起きたかを分析した学者がいましたが、そこで日本はいろいろな階層の人達が寺子屋などに通い、論語などを愛読して教育レベルは高かったとありました。

果たして今の日本は受験勉強ばかりで、上記の様な論語の様な生き方に関する教育をほとんどしない結果、志や倫理の薄い国になってしまい、物質的な豊かさなどの競争ばかりで、低迷していると正直思います。

私はこの「座右の銘研究会」シリーズの本は、必要なけじめと人生の本質を教えてくれるようで、各人の人生を応援して、実りあるものにしてくれると思います。
強くお勧めいたします。
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