千一夜第2章第405夜 魚の名前?の由来あれこれ20

2011-08-10 21:38:30 | 魚名の由来

2011.8.10(水)

今夜は魚の名前?の由来について順不同に記してみます。大まかな分類なので一般的な呼び名について記載しますが、この由来や呼ばれ方以外にも沢山のものがあると思いますが、最も代表的なものを第20弾として挙げておきます。

《アカガイ》
貝類には珍しく、ヘモグロビンを含み、血と身が赤いのでアカガイと呼ばれる。

《アカメ》
光を当てると目が赤く光ることが名前の由来。汽水域の魚としては世界最大級(体長1m級)。「河口生態系のライオン」ともいわれる日本固有種のアカメ、宮崎県の日向灘に注ぐ河口域に生息。高知県の四万十川河口域にも姿を現す。

《カイラギ》
エイの皮のことで刀剣の装飾に使われる。鮫皮とも呼ばれるが正しくはアカエイに似た魚が原材料で梅花形の硬い粒状突起のある背中の皮が用いられる。

《コバンザメ》
印章のような吸盤を持つ魚という意。スズキ目コバンザメ科で本当はサメ類ではない。

《コン》
魚の産卵前の卵のこと。
もう一つの意味では想像上の大魚の名を意味する。北の海に住むという想像上の大魚で、龍のような顔と蛇のような尾を持っており、やがて「鵬」という大鳥に姿を変え、北方の海から南方の海に向って大空を渡っていくという。これは荘子の「逍遥遊」に出てくる話。

《ハマグリ》
浜の小石、あるいは栗のような形に由来。オオハマグリ、ドブガイという意味も兼ねており、「鷸蚌(いつぼう=シギとドブガイ)の争い」とはシギとドブガイの無益な争いのことで、双方が争っている隙に第3者が利益を横取りすること。「漁夫の利」と同意語。

《ヒウオ》
ヒオとも言い、ユの稚魚のこと。殆ど半透明の白色であるため、氷のように透き通った小魚という意。

《マナガツオ》
カツオとは全く無縁の魚(ショウコウギョ)だが、カツオと同じくらい美味しい魚ということが由来。

《ワニ》
サメのこと。広島県北部三次市地方に残る呼び名。神話「因幡の白兎」に出てくるワニがサメだったことに由来する。「ワニの刺身」「ワニの天ぷら」は今も同市の名物。

【8月11日過去の釣行記録】
・2005年大島日本精鑞前、22:00~01:30、小潮、釣果=メバル1・アジ2

【この日の釣り情報】
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コメント (1)
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