DANCIN`HEART

あなただけが 私の恋人♪
 思い出して あの浜辺を♪
ふと見交わす あなたの瞳に 
赤い太陽が 満ちあふれて♪ 

I and you 

2010年01月11日 | Weblog
 ふたつの世界がある。

 I and it 私とそれ I and you 私とあなた。

「今、病院から帰ってきたのよ」と、Aさんからの電話はいつもと変わらない明るい声だった。

Aさんとは、今の住宅に越してきた頃からの友人で私の体調が悪い時に手作りのスープを届けてくれたり、

愛犬を亡くしてペットロスになっていた私を励ましてくれたりと、いつも親身になってくれた。

温かな人柄のAさんを慕う人は多くて、私にとっても大事な友人のひとりになった。

そのAさんが病気治療のため、自宅と病院を行ったり来たりというスタイルになって、

「あなたとゆっくりお話したいから、体調の良い時にメールかお電話いただけたら」そう言って電話を切ったのはクリスマス・イヴの夜だった。

治療の大変さを聞いていたから、イヴには会うのを遠慮してしまった。そんな中で新年を迎え1月10日Aさんからのメールが届いた。

Aさんの自宅に伺ってご主人さまにお見舞いを届けていたので、そのお礼のメールだった。

メールには「点滴4日目、少し吐き気がします。2日すれば治まると思うの。○日に帰ります。その時に電話します。」

聞いてはいたけれど、思っている以上に治療が大変なのでしょう・・・メールを見ながら心が揺れた。

今、あなたが重い病の中にいるのに、何もできない私自身が辛い・・・。

I and you 私とあなた。

神を信じるあなたと信じない私。信仰について考えるとしたら、苦しいときなのだろうか?

これまで神の存在を信じるとか、そういう習慣がなかった私にとって、この信仰を持つという事はどういう事なのか、今いちど真剣に考えてみたいと思うようになった。
I and it 私とそれ。宗教を持ち信じる者は救われるの?見えるのは、ふたつの世界。