北フランスでいくつかの教会を見て歩きました。
モンマルトルの丘にあるサクレ・クール聖堂など
撮影禁止の教会もあり、
そのなかで、心に残っている教会は・・・・。
オンフルールの港町に
今も、静かに佇むサント・カトリーヌ教会
二つの舟形の半筒が、とても珍しい。
教会の中に入ると、
聖母マリア像の
慈愛に満ちた表情に、心が和らいだ。
灯されたキャンドルの炎を見ていると
とても厳粛な気持ちになり、
神に祈ることで、心が休まるなら、祈りも、また、救いになる。
礼拝堂の木の温もりが、遠い昔へ誘う
その遙かなる大地の教会で
そっと祈る
揺れるのは、キャンドルの炎だけでなく
心も揺れる
まだ見ぬ明日に
揺れる
太陽の光が礼拝堂のステンドグラスに反射し、煌めく
パイプオルガンから流れるミサ
救いを求めて教会へ訪れるカトリック信者たち
いま、
その信仰する人が減少しているのは、何故?
時の流れなの?