今日は絵画教室のメンバーと会席料理を楽しむ会なのに、朝から雨の音を聞くなんて、
昨日までの秋晴れに見放され土砂降りの雨模様、誰か雨男と雨女がいるに違いない。
10時にS駅に集合、池袋から丸ノ内線で赤坂見附へ出る。
一ツ木通りの繁華街を左に見て、料亭「青○荘」のビルへは徒歩10分。
某銀行の社宅跡地に新しいビルができてからは、銀行関係の接待などに利用されてきたそうだ。
その銀行のOBであるAさんの紹介で、芸術展の打ち上げを兼ね会席料理に舌鼓を打つ事になった。
ビール・熱燗・日本酒・ウーロン茶とバラエティな飲み物が並び、最初はビールで乾杯。
美味しかったのは、お吸い物のなかの蟹○○やわらかくて絶品!
接待に利用されているだけあって、ここの会席料理はすべてが美味。
美味しさに会話も弾み、寒くなったらぜひ皆でフグ料理を食べようと次回の料理に話が膨らむ。
美味しい料理を心おきなく頂き、至福のひと時はあっという間に終わる。
会館を出て、私たちは乃木坂にある国立新美術館へ向う事になった。
国立新美術館では、今、日展(第41回日本美術展覧会)が開催されていて日本画・洋画・美術他
会場は雨の日にもかかわらず、団体や個人客で賑わっていた。
メンバーの一人が好きな絵を見つけて、その方の師事を仰ぎたいとか・・・・。
多くの作品のなかで、やはり好き嫌いがあるのは仕方ないことで、私も好みの絵の前でじっくり見入ってしまった。
好きな絵は、風景画。白樺林の向こうに白い山並みが広がり光る残雪に心が揺れる。
次に心魅かれたのが下の作品で、深みのある池を囲むように白樺の木々がある。
池の湖面の深みのある色と木々とのコントラストが美しい。
和むような風景画を描けるようになりたい。何年かかるだろうか?
500以上の大きなキャンバスに、作品を描き仕上げるのは相当な日数を費やすと思うし大変な作業だと思う。