ここ数年、夏の帰省は避けていましたが
長男が一緒に行くと言うので、
この猛暑の中、ふらりとお里帰りしてきました。
重たい手荷物を彼に持たせ、私はバック一つの身軽さ
一日目は、仲良しの従妹の家にお泊まりして
まずは、ビールで乾杯。
後期高齢を迎えた叔母が
「後期高齢者というネーミングには気が滅入るばい」と苦笑します。
確かに、そうです。
もっと、心がときめくようなネーミングに変えて欲しいものです。
省庁のお役人は
なんて、発想の貧弱な人たちでしょうね。
お城のお堀に沿ってのんびり歩くこと約2時間。
朝の4時頃に、お堀を渡る涼風は心地よくて別天地です。
天守閣は、もっと涼しいかしら?
蒸し暑い市内を抜け出して阿蘇へ向かいました
九州には豊富な湯量を誇る源泉が数多くあります。
阿蘇・内牧温泉は、草原の中に佇む温泉地で、歓楽街のような賑やかさはなく
古くは文豪夏目漱石、与謝野晶子に愛された温泉地でもあります。
泉質は、含石膏芒硝泉で、約80ヶ所に源泉があります。
この日に利用したのは、某ホテルの露天風呂で
6つある露天風呂の中で、一番人気の露天風呂だそうです。
夜は煌めく満天の星が見られ
硫黄の臭いが、温泉であることを知らせます。
濁り湯って、温泉らしくていいですね。
それに、効能もありそうです。
今、小さな旅が終わろうとしている。
想い出が、いつかセピア色に変わっても
忘れない
新しい風を入れた心が
ざわめき始めて
明日に乾杯
夕暮れ近い羽田空港
旅情を誘うエアポート
それぞれの思いを乗せて
今日も飛び交う飛行機
、3泊4日の短い帰省でしたが
従妹や親戚と近況を語り合って
共に喜びあえたことが何よりの収穫でした。
それに、ここ最近余り会話がない
長男との心の距離が、少しは縮まったようで良かったかな。
自分のいる空間から、一歩外に出て
心を解放すれば、また、新しい風に出合えそうで
明日に乾杯!!