誰も皆、見知らぬ人に声をかけられた事が幾度かあると思う。
お茶を一緒に如何ですか?
○○というお店はどこにありますか?良かったら一緒に行きませんか?
○○さんではないですか?
呼び止められた時の私の顔は、恐らく怪訝そうに「何でしょう?」とばかり
相手を警戒するような目で、自己防衛に入っている。
昨日、駅前の通りを歩いていた時だ。
ラフなスタイルの男性が、笑顔で近づいてきた。年齢は、40~50歳くらいだろうか?
「もう、お昼だけど、一人で○○軒に入るのが恥ずかしいので、一緒にお昼しませんか?」
と言う、お昼のお誘いだった。
見知らぬ人に付いて行くなんて、あり得ない。
「いえ、そういうのね、苦手なんです」
私は車を置いている地下駐車場へ足早に向かった。
危険なものには近寄らない?
自意識過剰と言われようが、とにかくNO!NO!だ。
だけど・・・トム・クルーズ風のかっこいい人だったら、どうだろう?
いえ、見知らぬ人は、どんなに素敵でも、NOね!!(笑)
自宅に戻り、長男に話した。
私 「今日ね、中年の人にお昼しませんかって、誘われたのよ」
長男 「へぇ~」
私 「一人でお店に入るのが恥ずかしいんだって」
長男 「ふ~ん」
私 「ご飯食べたら、さっと逃げていくのかな?」
長男、爆笑。
現代は、思いも寄らない事件が起きている。
アバンチュールの年齢でもないお年頃の私。
どんなときも、警戒心は忘れてはいけない。
そうよね?