いつかは来ると思っていた大地震。
NZ地震からまだ日も浅い3月11日午後3時前観測史上初の巨大地震に日本列島は揺れました。
午前中近所の友人と近くのスーパーでお買い物をして、午後から予定がある友人と自宅前で別れて
愛犬の待つ自宅に戻りました。
軽くお昼を済ませパソコンを開きコメントをいれたりしていたその時、前触れも無く突然の大きな揺れに
慌てて愛犬たちを抱き上げテーブルの下に潜り込みました。
長い揺れが続き、ガシャーアーンというグラスの割れる音に少しばかり恐怖心に襲われました。
エルもカールもワンワンと吠える吠える吠える・・・・・私の腕の中で小さなエルは震えていて
もっと大きな揺れが来たらどうしょう・・・・・・・。ドラマのワンシーンじゃないの?そんな錯覚と現実が交差する。
揺れが小振りになってきたので、急いで割れたグラスを片付け始めた。
愛犬たちがガラスで怪我をしたら大変!エルとカールを隣室に入れて大急ぎで片付けました。
幾度となく繰り返す余震のなかで、グラスの破片を拾い集めながら、小さなガラス片を掃除機で吸い込み
濡れたモップで床を拭いていると電話が鳴りました。
「ママ、大丈夫?」と不安げな娘の声が聞こえて来て、すぐに電話を掛けてきてくれた娘にありがとうの思いで
「うん~ママ大丈夫よ~」と気丈に答える。3分ほど話した後で、きれいになったリビングに愛犬たちを入れて、
そうそう、晩ご飯だわねぇ~ 今夜は ささみとカボチャとおからにキャベツにカリカリドッグフード。
エルとカールは待っていたかのようにしっぽを振って食べ始める。
暗くなり始めた頃に長男から電話が入る「家大丈夫だったぁ~?」照れ笑いのような声のトーンに
「グラスが割れてねぇ~」と私が言うと、「ははぁ~当たり前じゃん!ガシャガシャ置いてるからさぁ~」
むむっ!可愛くない子!笑っていうことじゃないのに!!
全く電話が遅いわよ~と内心思いながら、あっ、そうか~きっと繋がらなかったのね~そうか~。
取りあえず電話をくれたことに安堵する私。「彼も無事だったのね~」
10時も過ぎて、又余震が来る・・・おう~怖い・・・。
キーボードを打ちながらチラチラとTVのニュースを観ていると
福島の原子力発電所の放射性物質が漏れる恐れがあるかもしれないとニュースが流れている。
危険区域のなかで福島○葉町の名が文字で流れている・・・・・はっ、トシちゃんの住む町じゃないの~
去年のGWに一緒に旅行に行ったトシちゃんのことが気になって家へ電話してみるが携帯も繋がらない。
何度掛けても繋がらない。 あぁ~きっと大丈夫よね・・・又、明日電話掛けてみることにしょう・・・・。
それにしても、今日外出していなくて良かった!都内へ出ていたら自宅に帰れなかったかも知れない・・・。
そう思うと背筋がゾッとしてきました。
この巨大地震で尊い生命が奪われてしまいました・・・ご家族の方の悲しみを思うと言葉がありません。
不安な思いで救援を待たれている被災地の方への早急なる救援と、これからの復興を願っています。