1昨日から夫が熱と咳で元気がありません、風邪を引いたようです。
熱と咳で辛いことでしょう、それでもいつものように職場へ向かいます。
病院で受診をし薬を処方して貰えばいいのに、それもしないのです。
今の支店に転勤してきて10年、突然の休暇願いをだせないなんて驚きます。
熱があっても、具合が悪くても出勤していく夫の後ろ姿に深く頭を下げて見送りながら
有難う~貴方。こうしていられるのは貴方のお陰です。そう思っています。
日頃、感謝の心というのはないわけではないのですが、体調が悪いのに出勤していく夫の後ろ姿は胸が痛みます。
今の支店では退職者の補充もなく、社員が減っても、そのままなので仕事の負担は大きいそうです。
休日も管理されていて、時に変動はありますが、ほぼ、スケージュール通りのようです。
定年を目前にしている夫ですが、定年後も嘱託で残る予定なので、我慢せざるを得ないのでしょう。
ただ、有難うと心で思う気持ちでいっぱいになります。
思えば、去年の今頃、九州の実家で愛犬共々避難していました。
できれば、このまま長閑な九州にいたいと思っていました。
3.11以後、人生が激変した方も多いと思います。家族と一緒に居たくてもいられない住むことができないなど
こんな悲しい事があるでしょうか。いろんな思いが交錯しますが、これから、限られた人生のなかで
どう生きたいのか、どう終えたいのかで、又、違ってくるように思います。
そして、見えてくるのは、人生は、思うようにはいかないという事です。