軽井沢にて
2010年9月レオン10歳
初めてレオンと会ったのは、駅前スーパーの地下1階の小鳥屋さんでした。
赤いリボンを付けているヨークシャー・テリアは、生後8ヶ月の♂。
とても痩せていて神経質そうでしたが、我が家に迎える事にしました。
超小型犬のヨーキーの魅力は、歩く宝石のようでIQも高いそうです。
ただ音に敏感で神経質な面があります。
愛犬の名を、当時16歳だった娘が「レオン」と名付けました。
8ヶ月だったレオンも、15才と6ヶ月という長寿犬の仲間入りをしました。
嬉しい時も悲しい時も、いつもレオンとカールがいて幸せでした。
先日、登山でリュックに荷物を詰めている時に、レオンは寂しそうな顔で見ていました。
これまでも旅行でスーツケースの荷造りをしている時に、レオンは寂しそうな顔をします。
カールは何でも余り気にならないタイプのようで、それぞれ性格が違うようです。
12月1日 レオンの呼吸が荒いので動物病院で検査をしたところ
誤嚥性肺炎という厳しい状況を知り、自宅での酸素ハウスをレンタルしました。
1日目は、酸素ハウスで酸素を補給すると、脱出するほど元気になりました。
2日目、ワン‼ワン‼と吠えては、ゲージから出たい様子でした。
夫の作ったご飯を完食しました。 ↓
(柿とサツマイモの微塵切り+カリカリドッグフード)
レオンに食欲がでてホッとしました。
夜中にハウスの中で、レオンはワン‼ワン‼と何度も何度も吠え始めました。
ハウスから出せば、酸素吸入できないので、ここは抱いてあげたい衝動に駆られましたが
酸素が命なので酸素ハウスを優先しました。
3日目、朝方にレオンの呼吸が、さらに荒くなっています。
ハウスの扉を開けて、レオンを抱き上げ何分くらいだったでしょうか・・
「レオン‼レオン‼」と呼びましたが、私の胸の中で静かに息を引き取りました。
涙がまだ・・・こぼれてきます。どこから涙がでてくるのでしょうか。
今、レオンと過ごした日々が走馬燈のように駆け巡ります。
もっと一緒に旅に出たかったわね、レオン💛
15年と6か月、レオンと過ごした日々はとても幸せで癒やされてばかりでした。
沢山の幸せと想い出を、ありがとう。