東日本大震災 「暗さ」「陰影」歓迎するムードへ 東京の夜は明るすぎた(産経新聞) - goo ニュース
秋から通っていた歯科医院へ向かうために久しぶりに副都心線に乗りました。
通い慣れたメトロ副都心線ですが、これまでと違うのは節電で明るさがカットされたことです。
間引きされた蛍光灯で薄暗い車内やホームの見慣れないその光景に少々戸惑いを覚えました。
そして数日後、乃木坂の新国立美術館に向かうメトロ構内の照明の薄暗さに目も慣れてきたのでしょうか。
「あらぁ~眩しくなくていいじゃないの、ねっ?」と絵の仲間に問いかけると
「子供の頃を思い出すよね~」と明るい声が返ってきました。
子供の頃の裸電球を思い出しながら、そうそう、みんなの家は同じようにほの暗かった。
現代の眩いくらいの明るさに人は皆慣れすぎて、少し暗いと慌てて照明器具を買い換えたりしていますが
間接照明を上手に取り入れて、これからは陰影がある灯りにしょうかなと思っています。
節電で暗さに対する私たちの意識に変化をもたらしてきたのでしょうか。
去年旅した西欧の照明は間接照明が多く、そこから陰影が生じてきれいに見えるのですから見事です。
家庭での明かりの取り入れ方を工夫して節電できれば一石二鳥というものです。
電気料金の値上げが発表され、それも致し方ないのでさらなる我慢を強いられそうですが
節電で我慢するのではなく、ライフスタイルを転換すれば電気の需要を減らすことに繋がるので意識改革が大事になってきました。
夏のシーズンをどう過ごすかが大きな課題となりそうです。
田舎に住んでいる私にとっては、都心の夜の明るさにはビックリでした。現在は節電のためにそのころとは違っていると聞きますが、地方に比べたらどうなんでしょうね?
都会は夜の眠りを知らないようです。
煌々と輝くネオンの氾濫は、今は罪ではないでしょうか?
地方も高層ビルが増えてきて博多などは大都市と変わらないような明るさです。
原発に囲まれた日本列島、こんなに多いとは知りませんでした。
地震国なので、原子力発電だけに頼るのではなく
火力や風力も平行して増やすべきでした。
これまでにも原発の危険性は叫ばれてきたのに、
事故後の対策が余りにも無策で憤りを感じます。
福島第1原発の半径内に住む友人から
「こんな事が降りかかるとは思ってもみなかった」とメールが届きました。
住み慣れた町を離れなければならない状況に私も同じように心痛な思いでいます。