今日の仕事のあと、ふとTwitterを覗いたらフォローしている方が東京国立博物館の公式アカウントのつぶやきをリツイートされているのをみました。
それを見てびっくり。というのも
『特別展「台北 國立故宮博物院─神品至宝─」
2014年6月24日(火)~9月15日(月・祝)が東京国立博物館にて開催決定』
というのです。
台北にある故宮博物院の至宝の数々が日本に来ると知り、歓喜しました。ところがさらなるサプライズがまっていたのです。
故宮日本展に「翠玉白菜」など 台湾、231点を出品
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101601002178.html
これによると展示予定の所蔵品の中に台北故宮博物院でも至宝中の至宝と言われる(むしろ人類の至宝と言っても過言でない)
○翠玉白菜
http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001080
○肉形石
http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001103
※リンクはいずれも台北故宮博物院の日本語版紹介ページ
が
□期間限定(全期間中の間2週間程度を予定)
□展示会場限定(翠玉白菜は東京国立博物館のみ、肉形石は九州国立博物館のみ)
で展示されるというのです。
この二点の至宝、かつてテレビ番組で拝見したことがあるのですが、翠玉白菜は翡翠を見事なまでに縁起物の白菜の彫刻に仕上げ、肉形石は天然石を加工して文字通り
「豚の角煮」
を作り上げた見事な代物なのです。
それが日本で観れるというのですからこんなに凄いことはありません。
翠玉白菜も肉形石も台湾で国宝となっている代物であり、それを期間限定とはいえ日本に貸し出してくれる台北故宮博物院ならびに台湾の関係各位の皆様には頭が上がらない思いです。
Twitterでもこの故宮博物院展の話でもちきりなのですが、人類の至宝が
「白菜」「豚の角煮」
で通じてしまうことになんとも言えない面白さを感じている次第です。
恐らく上記2点の至宝の展示期間中はとんでもない混雑になりそうですが、そうでなくても故宮博物院の至宝が拝めるということで今から非常に楽しみです。
ふたつの故宮博物院 (新潮選書) 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2011-06 |