「ハイスクール・フリート」#11予告映像
最終回まであと2話となった
19日の午前0時から第11話が放送予定なのですが、昨日その予告が公開されました。仕事帰りに動画を再生して、何かおかしいなぁと思いました。主人公たちが乗る航洋艦(練習艦)「晴風」
史実の陽炎型駆逐艦が元ネタ(はいふり世界は日露戦争から歴史の流れが史実と大きく違っており太平洋戦争も起きておらず、多くの軍艦が民間用に転用されたという設定)なのですが、劇中でドイツから来た練習艦「アドミラル・シュペー」との戦闘で砲塔が損傷して12.7cm連装砲から10cm連装高角砲に換装した経緯があったりします。ところが予約を観たところ、どうにも砲塔の形が違っていたのです。
9話でシュペーと再び戦闘になった際にまたしても砲塔が損傷し、10話で横須賀女子海洋学校の工作艦「明石」で修理をしたのですが、どうもその際に砲を丸ごと取り替えた感じでした。
3GでYouTubeを再生すると画質が落ちる上にスマホの画面では小さく、よく分からないままでした。で帰宅後にPCで問題の動画を再生してびっくり。
※YouTubeのはいふり11話予告動画のキャプ
主砲と砲射撃指揮装置がまったくの別物になっていたのです。更に調べたところ
晴風の主砲:アメリカ海軍のMk 39 5インチ砲(戦後自衛隊でも採用された単装速射砲)に改装
晴風の射撃指揮装置:アメリカ海軍のMk.37砲射撃指揮装置(自衛隊でも初代あきづき型護衛艦で採用)に換装
と最終回を目前に大改造されていたのでした。アメリカの砲を載せるとは予想外にも程があり、本当にびっくりしたのでした。話のためにここまでの改装ネタをぶっ込んできた事を潔しと思った次第です。
遺伝子操作実験で偶然生まれたウィルスの漏洩が元でアウトブレイクが発生し、制御が効かなくなった航洋艦の武蔵(戦艦武蔵をそのまま練習艦に転用したという設定です)をどうにかして正常化しないといけない(ウィルスの抗体は開発済みなので感染した人たちにそれを投与出来れば問題解決)というのが本作ハイスクール・フリートの山場になりました。
しかし相手は役割こそ変わってもあの戦艦武蔵、駆逐艦一隻でどうにかなる相手でもなく、どんな展開になるか気になると同時に皆が無事に横須賀に戻ることを切に願うばかりです。
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