相変わらず忙しない日々ですが、先日はとても貴重で素晴らしいセミナーに参加することが出来ました。
ところで私の犬飼い歴は45年、いわゆる保護犬という存在を知り迎えるようになって20年程かな。お恥ずかしい話しですが、保護犬を迎えてから犬達の食べ物や身体に入れる物、何が健やかであるかということを真面目に意識するようになった。💦
「愛犬の食育」
葉山で行われた食育に関するこのセミナーの講師は現役のJRTブリーダー見市さん。
純粋で良い血統を守る為に得た経験と豊かな知識を持ち、ブリーディングで産まれた犬達一頭一頭全てに深い愛情を降り注いでいます。
今回は食に関しての知識を参加者に分けて下さいました。セミナーの窓口は見市さんがブリーディングされた犬達を迎えたファミリーのようです。
セミナーは余りにも好評、定員を大幅に超え、周知間も無く締め切られていたことを後に知る…。なのに、講師やファミリー関係者さん達の取り計らいで参加することが出来ました。なんと、犬フード販売代理店?や獣医さん達も傾聴にいらしていました。見市さんとのやりとりの中で参考になるお話も聞けました。
幼い頃に見てきた祖父母達が飼育する犬達は、朝夕散歩時間になると放され、食事は人間の残りご飯に味噌汁の出汁を取った後の煮干しなどを食べていた記憶。
私が大人となって犬を迎えた頃は何の疑いもなく、当時のペットショップや獣医の薦めるフードや投薬の数々。原材料や添加物など見ずにスーパーで買ったフードを与えていた事もあります。
保護犬を迎えた後は、様々な情報を自ら調べたりするようになりました。
そして今回のセミナーを受け、食事の大切さを改めて学び、食に関して私が疑問に思っていたこと、なかなか踏み出せなかった事などの裏付けを頂いた結果ともなり、とても充実した内容で貴重な時間であったと感じています。その間、体調優れない家人にヴァレンシアを見てもらっていたので、前半しか参加出来なかった事が心残り。できる事ならもう一度、同じ内容のセミナーを受けたいなと思うほどです。
愛犬が健やかな日々を送るために費やす時間や労力は決して無駄にはならず、犬達からの信頼や互いの愛情も深まり、結果的に己への幸福感にも繋がるのですね。
最後にもう一つ
先日、ヴァレンシアのお里であるガンドッグレスキューCACIでも「鳥猟犬保護について考える」セミナーが行われました。
ところで今、愛犬家の皆様にどうしてもお伝えしたい事があります。日本は動物愛護に関して後進国とは言われていますが、地方とはいえここまで酷い行政が存在することに驚きを隠せません。次の記事でお伝え出来ればと思っています。