旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

一晩明けても…

2012-02-13 | お手軽ケータイ日記

今朝のWSは、ホイットニー・ヒューストンさん逝去の話で一色という感じで。

ZIP!で流れた『ボディガード』の映像を見ながら、なんだかまだ信じられない気持ちなんです。
『ボディガード』を観に、何度か映画館に足を運びました。
映画のサントラ買って、何回もホイットニーの歌を聴いてました。
パワフルで伸びやかな声量でありながらセクシーな湿度のある歌声。

48歳だなんて、若すぎる。
ライブを目前に控えての急死と、薬物使用の可能性もあるのかな、警察が死因を調査中らしいけど、あまり知りたくはない…

ただ願うことは、安らかな死であってほしい、それだけ。


寒い冬だけど幸せですぅ~

2012-02-12 | ジャニーズ雑記

ホントスミマセン。
ブログの更新サボりがちでスミマセン。

あのですね、いま、金曜日が週の中心になって回ってます。
金曜日がメイン。
もう少し言うと、金曜日の夜がメイン。
もう少し細かく言うと、午後11時15分からの1時間がメイン(笑)

ハロワ、もとい、「13歳のハローワーク」が面白すぎです
そりゃ、横山裕が出てるんだから、管理人的に面白いだろうさ、と言われるかもしれんけど、でもでも、それもぜーんぶひっくるめて、ドラマが面白すぎなんですーーー

最初、タイムスリップものって、ハズしたらイタいか寒いかだよなあ・・・と思ってたんだけど、バブリーな時代を面白おかしく描いてるだけじゃなくて、そのバブリーな世界の外で起きているリアルな出来事をちゃんと描いてるところが好き。
バブル言うても、みんながみんなその恩恵を受けてたわけじゃないんだもんね。ただ、あの頃は仕事を選ぶにしても、いろんな選択肢があって。子供にとっても夢がある時代だったかも。
でも、逆に選択肢がありすぎて迷ったり、本当は自分が何をしたいのか、よく考えないままに、待遇条件がいいとか、カッコイイとか、そんなファジーな理由で仕事に就いたりした人もいたかもね。
でも、「何がやりたいのかわからない」という高野君の言葉は、「やりたいことが見つからない」という今の若い人たちにも通じる感覚なんじゃないかと思えるし、何十社も就職試験を受けて、就活(という言葉は当時なかったけど)に励む翔子ちゃんの姿も、いまの時代、たった一つの内定を取るために、たくさんの会社にエントリーシートを出している学生たちの気持ちとどこか通じているんじゃないかとも思う。
うん、そういうドラマのバックボーンがね、なかなか面白いんだよね。

あとポスターとかの小道具の使い方も面白いよねー
毎回、警視庁(?)のポスターのキャッチコピーが面白くて、鉄平とテッペイがギャアギャアやりあってる肩越しに「ケンカはやめましょう」とか、今回は高野を捜査一課への道から遠ざけるため、「おまえ、マネージャー向いてるよ」とそそのかす鉄平の肩越しに「詐欺に注意」とか。
いやもう、スタッフさんたちの遊び心が楽しすぎますってー

なんて言いながら、一番の楽しみはやはり、横山さんが演じる高野君ですよ
横山さんの甘い声での「あにきぃ」はホンマに激萌なんですけども
今回、何気にツボったのは、レストランで高野の言葉にプッツン切れて、帰ろうと立ち上がった翔子ちゃんに、「おしっこ?」と聞いたとこ。ちょっ横山さん、その聞き方が可愛すぎる
てか、今回は高野君の見どころが満載やったー
あの、バンドシーンですね。まさかのドラム代役
しかも、ドラマー松兄の前で(笑)
まさか「なんでもできてしまう」高野君がねー(笑)
あの場面だけ、「横山裕」だったんじゃないかと思ってしまうくらい、もう、めちゃくちゃ可笑しくて爆笑しまくりでした。これ書きながら、また見たくなった(笑) てか、また見よう


そして、なんと

な、な、な、なんと



翔子ちゃんとチュウ~

キャーーーー

ヤーーバーーーイーーーーー


てか、横山さんの首筋が美しすぎて息が止まった

てか、あの柔らかそうな唇を想像して気を失いそうになった

美玲ちゃん、羨ましいわー

はい、もうここ何度もリピって見ております(笑)


そして、来週のコスプレは…


キターーー!!
ホ・ス・トーーー!!



松兄の伝説のホストが復活ですよ(笑)
そして、これも確実に狙ってるとしか思えないんですけど。
予告の「バラより君の方が綺麗だよ(by 横山as高野)」

あのーすみませーん

このセリフ、着ごえとして配信してもらえませんか~

ああもう、金曜日まで待ちきれないわー
いますぐ、来週の金曜夜にワープしたい、ワープ。

てか、これ、DVD出たらぜったいに買おうと思ってます、はい。


で、この楽しい気分を引きずったまま、土曜日の「仕分け∞」へ。

幸せすぎる

今回の仕分けは、横山さんの出番なし(笑)
でも、メンバーのカラオケを楽しめて、大満足。
さくらまやちゃんの抜群の歌声も堪能したし。それを受けて歌ったヤスの歌声も素敵やったし。
たっちょんもマルちゃんも亮ちゃんも、歌上手いなあ。
あらためて、関ジャニ∞は歌上手いな!って実感。
だって、自分たちの歌が上手く歌えるのは当たり前やしね。コブクロとかミスチルの歌をここまで歌えるのかーって感動したよ
ただ、最後、山本譲二さんとの対戦がすばるじゃなくてヒナちゃんだったことに、ツイとか裏ではいろいろ言われてるみたいだけど、それが本当かどうかは当事者しかわからないわけだし、あれこれ憶測するより、正々堂々と歌ったヒナちゃんのカッコイイ姿を「ステキ」って称えてあげるだけでいいんじゃね。

だから、私は横山さんの歌も聞いてみたかった。
だって、一生懸命歌う横山さんの声、姿、めっちゃ好きなんだもん
あとは、やっぱりメインボーカルすばるの歌声も聞きたかったなあ。

この企画、ぜひぜひまたやってください。今度はメンバー全員出る形で。



そして来週の仕分けが、今からめっちゃ楽しみ

だって、ゲストに東山さん、松岡さんて
オリスタに載ってた内容見たら、めちゃめちゃ面白そうやったし



ああもう、ホンマにワープしたいわ(笑)


浮かれてます( 笑)

2012-02-10 | お手軽ケータイ日記
最近、こちらの更新が停滞してますね(^_^;)


えっと金曜日ですね。


一昨日、昨日と夜中に『関パニ』見て、寝不足状態なんですけども、なんとか仕事してます(^^;




関パニね

急に見たくなったんですよ。

マイミクさんたちが見てるってボイスで呟くからぁ…

てかやっぱり、関パニ最高ですね!
むちゃくちゃ面白すぎる。
まあ、深夜にしか成り立たない番組だけど(笑)
また、こういうアホなチャレンジしてほしいわー


えーと、今日はその顔がないので、ハロワだけなんだけど、もう自分でもアホちゃうん?てなくらいに、このドラマが楽しみで楽しみで楽しみでたまらないんですぅ~

だって朝からワクワクしてんだもん。
ちゃう。ぶっちゃけ昨日の夜からワクワクしてる。
ここまでハイテンションな気分は、木更津キャッツアイと新選組!と有閑倶楽部くらいでしか味わったことがないですね。
共通点は、必ずリアルタイムで見るとゆうこと。
いかにして、この日に予定を入れないようにするか、そんなことに力を注いでるわけです、はい。

そして、オンエア見たら、今度は録画したのをリピするのが、金曜日の習慣になってるんだけど、今日は頑張って早く寝ます!
高野清文の誘惑に負けないように、頑張って寝ます。

明日早いんだ。

六本木ヒルズに9時前に行かなきゃなんだ。


ムフ(^.^)





帰ったらピアノの練習しよっと。

「金閣寺」

2012-02-07 | 観たものレビュー

今日は朝からなんだかあったかいですね。

といっても、夜にはまた寒さが戻るようですけども。


日曜日は赤坂ACTシアターへ「金閣寺」を観に行ってきました。
しかも、前から2列目という神席ですよ。

いや・・・

何もここで席運使わなくても・・・

まあ、私の名義じゃないからいいんだけど・・・(リョーコちゃん、ゴメン!)

でも、久しぶりにコンタクトなしで裸眼で舞台を見ました。
普段、コンタクトしないので、たまにすると、なんだか慣れないんですよね。
なので、裸眼で見られるというのは気持ちがいいもんなんです。

さて、舞台の原作は三島由紀夫の名作。
有名な著書ですから、私も昔、学生の頃に読んだ記憶はあるんだけど、三島の世界観に共鳴できなかったのか、主人公が僧侶を目指していて、吃音で、最後に金閣寺を燃やしちゃったこと以外はあんまり覚えていないんですよね。

でも、作品への固定概念がなかった分、逆に素直に舞台の世界に入ることができたみたいです。

ストレートプレイとコンテンポラリーダンスが融合したかのような、斬新な演出が面白い。
机や椅子、ロッカーや壁、といったものが、場面転換に合わせて、寺への階段や土手、京都の路地、といった様々なものにくるくると変化するスピーディーな舞台。
でも、時に、咳払いすることすら憚れるほどの静謐な空間が舞台を支配し、時に、男と女の猥雑で淫靡な世界へといざなわれる。。
その激しい緩急の差に、ふと眩暈を覚えながら、これが狂気をはらんだ三島の世界なのかと思う。

主人公の溝口を演じる森田剛は、その小柄な体に圧倒的な存在感をまとって舞台に立っている。彼の新感線の舞台を始めて観たときの、思いがけない感動とはまた異なる、これがあのV6の森田剛なのかと凝視してしまうほどの静かな感動が私の心をよぎった。
特に金閣寺に火をつけた後の、それまでとはまったく違う溝口の大人びた表情に、ドキッとさせられた。
溝口に影響を与える2人の友人、鶴川、柏木を演じるのが大東駿介と高岡蒼佑。
大東君演じる鶴川の爽やかさは、その死の真実が明かされる最後まで、溝口だけでなく、私たち観客さえ騙される。
そして、高岡さん演じる柏木が放つ色気と悪徳の香りは、鶴川より魅力的だ。柏木が溝口に向ける言葉はつねに辛辣、どこか見下したような侮蔑を含む。でも、その皮肉な言葉は痛烈な真実でもある。
うーん・・・高岡さん、やっぱり素敵な役者さんだよね。

今回、驚いたのは、金閣寺という建物、この小説における「圧倒的な美」をあらわすアイコン、その金閣寺を生身の人が演じているということ。
でも、それがかえって、溝口が金閣寺に対して抱く憧憬や劣等感、といったヒューマンな感情を観る側に納得させる効果を生んでいる。
そして、金閣寺は女ではなく、男でなくてはならない。なぜなら、溝口は吃音という障害ゆえに、女性に対して激しい劣等感を抱いているから。
ただ、その姿はまるで女性のようで、現実世界において、中性的な美しさを溝口の前にさらしている。
やがて、友情への不信、崩壊した自分の未来、現世への絶望が、溝口を、現世の美として目の前に存在する金閣寺への放火へと向かわせる。
炎上する金閣寺、が目の前にあるわけではないのに、なぜかその光景を肌で感じられる、素晴らしい演出に圧倒された。

うん。こういう演出、ニューヨーカー好みだよね(笑)

でも、こういうすごい舞台を観てしまうと、しげさんや横山さんにもこういう舞台に立ってほしいと思ってしまうのです。

本当に素晴らしい舞台でした。最後が上手くまとまらなくてスミマセン。


節分やけど横山祭り

2012-02-04 | ジャニーズ雑記

昨日は節分!


とゆうことで、恵方巻です。
いつもお惣菜を買ってる『りょくけん』さんで買いました。
お野菜メインのヘルシー恵方巻。
奥にあるのは、これも節分には欠かせない鰯を料理したいわし揚げ。

その顔見ながら、出川が滝行やってる最中に(笑)、北北西を向いて、黙々モグモグ、恵方巻をいただきました。
1年健康でいられますように。
ライブ楽しむにも、遠征に行くにも、まずは身体が資本だもんね。

で、その顔ですよ。
横山さんのスピーチまで、えらい引っ張ったなー(^_^;)
まさかの一番最後かよ!ってヤツですよ。
しかし、ここまで堂々と引っ張られたら、笑うしかない。
でも実質4分くらいしかなかったなあ。まあ、それでも十分だけどね。

突然のむちゃぶりに、出だしは「決して順風満プウではありません」と、新しい四字熟語を作っちゃったりしてましたけど(笑)
でも、その後は、後輩に追い越された悔しさ、メンバーへの熱い思い、仲間を持つ大切さ、横山さんらしい素直な言葉で中学生たちに伝える横山さんの凛々しい姿に惚れ惚れしてました。
横山さん、ホンマに素敵すぎる。
そんな素敵な横山さんの仲間も素敵なんやな。だから、関ジャニ∞が最強で最高なのは間違いないってことだよ。

いやあ、いいものを見せてもらいました。
また、こんな企画やってくれないかなー(笑)



で、金曜日はもうひとつ。
『13歳のハローワーク』ですよ。
前回もそうやったけど、働くということ、仕事するということについて、改めて考えさせられる。
誰もが自分がしたい仕事をしているわけじゃない。
でも、やりたかった仕事じゃなくても、自分の考え方次第で、その仕事に夢を作り出すことは不可能じゃない。
どんな仕事にも、自分なりの誇りを持つってことが、働くことへのモチベーションに繋がるんちゃうかな。
なんかあんまりまとまってないけど。

まあ、あとはですね。
とにかく、横山さんの高野が可愛すぎる。
高野の「アニキぃ~(*^^*)」がヤバイ。めちゃくちゃ萌える。
松兄とのやりとりが楽しすぎる。

てか、昨日はさらに出番が増えてましたね!見せ場がいっぱいで、オンエア見た後、すぐにリピって、今日もリピって、まだまだ見たい\(^o^)/(笑)

あっ車のシーン、素敵やったー
翔子ちゃんにあったかい飲み物渡すとことか、ちょっとキュンてしたわー
こういう美味しい出番をもっとくださーい!!

あと、このドラマ、子役にカッコイイ子が多いね!
小テッペイ君や、今回の正人役の高杉君もいいけど、三上役の中川君ね、いいよね。ミタの時よりかっこよさが増してる。

意外に豪華なゲストも含めて、このドラマ、ホンマに面白い、てか、いいドラマだと思う。
いろんな人に見てもらいたいなあ。


やっと金曜日がきた!

2012-02-03 | お手軽ケータイ日記
昨日は、会社の同僚のたーこさんとお食事会。
てかほとんど∞の話しかしてへんかったから、プチeighter会やなwww

去年12月の東京ドームに入ってから、たーこさんは中学生の娘さんともども、嵐ファンからeighterに変わりました。
たーこさんはマル、娘のまみちゃんはヤス。
まみちゃんはダダハマリで、嵐のFCやめていいから、You&Jに入りたい!と完全に嵐さんたちを放棄。
YouTubeで昔の画像を拾っては、飽きずに見てる、最近着る服がヤスの影響受けてる、エレキが欲しいと言い出した、将来はヤスみたいな人と結婚したいって言ってる、とゆう話を聞いて、ちょっと(かなり?)嬉しい管理人。
まみちゃんとは、8月に嵐のグッズを買いにドームに一緒に行って以来、会ってないから、eighterになったまみちゃんとめっちゃ会いたい!
とゆうわけで、来月3人で中野のまんだらけに行くことにしましたwww

楽しみだなー



ところで、写真は北海道厚岸の牡蠣です。
厚岸の牡蠣はめちゃめちゃ上手い!
これ食べたら、他の牡蠣が淡白に思えるくらい濃厚。クリーミーさも群を抜いてる。
牡蠣は今が旬だよねー
今日買って帰ろうかな。

牡蠣食べながら、その顔見て、寝る前にハロワ見る、とゆう贅沢なフルコース\(^o^)/


さっ仕事頑張ろ(^_^;)

10000字にあふれる愛と、ピンクとグレーの光彩

2012-02-01 | ジャニーズ雑記

どっちから書こうか、そんなことを迷ってます。

迷ってても前に進まないので、思いつくままに書きます。

横山裕の『Myojo』10000字インタビュー
加藤シゲアキの処女作『ピンクとグレー』

二つはまったくジャンルが異なる読み物ではあるけれど、どちらも私の心に強く響くものがありました。
そして、なぜ、私は横山裕が好きなのか、なぜ、私は加藤シゲアキが好きなのか、わかったような気がしました。

インタビューが苦手な横山さんが、自分の過去を振り返って、質問に対して答える一言一言には、芸能界の崖っぷちも覗いてきた彼らしい謙虚さと、誠実さと、誇りと、自信があって、彼が選ぶシンプルでわかりやすい言葉はストレートに読み手に伝わってくる。
若さゆえに尖って、ひねくれて、自分で自分のチャンスをつぶして、結果、仕事を失いかけたことも、決して無駄な時間ではなかった・・・そう堂々と言えるのは、もちろん今があるからかもしれない。
でも、今に辿り着くまでの彼らの長い道のりを思うと、その言葉は勝者の奢りなどではなく、初心を忘れないため、己に向ける諌めなのではないか、そんな気がする。
メンバーへの圧倒的な信頼と尊敬を口にしながら、自分についてはわからないと言う横山さん。
言葉通りわからないのではなくて、彼の思考は自分自身に向かわないのだと思う。
彼の思考と視線は常に外に向かっている。その視線の先にいるのはメンバー、そしてファン。(ここではあえてeighterと言うのを避けます。インタビューで使われていた「ファン」という言葉を遣います)
自分たちを支えて愛してくれるファンを楽しませることが、横山裕の最優先事項。
普通アーティストであれば、まず自分の世界観というのがあって、それが最優先になるのだけれど、彼は違う。
彼のプロデュースの目指すところは「ファンに楽しんでもらうこと」。そういう意味で、彼はアーティストというよりはプロデューサーなのだと思う。
でも、不思議なのは、そうやって観る人を存分に楽しませながら、気づいたらそれが彼自身の世界になっていること。彼のソロコンサートはまさにそう。

ファンに楽しんでもらう・・・その気持ちが彼を動かす。
だからあの日も、それまでと変わらないクオリティのステージを彼は見せてくれた。
公演の中止という選択が彼の中になかったのは、彼のプロ意識の高さと、楽しみに来てくれているファンへの愛と感謝からだと思う。
アイドル誌のインタビューが、あの日の話に切り込んだことに私は衝撃を受けながら、でも、いつかは語られることだったんだろうなと思って読み進めた。
涙なしでは・・・という陳腐な言い方になってしまうのが悔しいけれど、あの青森の公演を思い出しながら、インタビューで語られる彼の話を読むと、ただただ涙があふれて止まらない。
そして、その重い悲しさを乗り越えて、オカンがそれを望むはずだからと、最後までソロコンサートをやり遂げたのは、彼の愛が生み出した強さ。
横山さんは決して強い人じゃないと思うんですよ。メンタル的にも。弱音は吐くし、拗ねるし、諦めるのも早かったりするし(笑)
だけど、彼が、メンバー、家族、ファンへ向ける愛情は底知れないほどハンパない。
愛が原動力だなんて、やっぱり彼はピーターパンなんだな。

って、なんか話がまとまんなくてごめんなさい。

そして、ついに作家デビューを果たした加藤シゲアキ。しげさん。シゲ。
かつてエッセイで書いた、ピンクとグレーの話が小説に化けたわけ。
小説の出だしは、ちょっともたついて、読み進めるのに時間がかかったかな。同じようなことをAmazonのレビューでも書いている人がいて笑えたけど。
でも、後半、2人が高校生になって芸能界に身を置いてからが俄然面白くなった。
たぶん、しげさん本人もスラスラ書いてたんじゃないかと思うくらい文章にリズムがある。
ラストシーンへ向かって展開するストーリーはスピード感に溢れて、読む方もその速さに乗せられて、一気にラストのページへ辿り着く。
途中からは、NEWSの加藤シゲアキが書いた小説ということを忘れるほど夢中になって読んだ。
ちょっと独特な言葉をつかう小難しい表現方法は、好き嫌いがあるかもしれないけれど、色彩が随所に溢れる彼の文章は、いかにも彼らしいし、理屈っぽい言い回しも彼らしい(笑)
しげさんの文章力は「吾輩はシゲである」の頃から、卓越したものがあったし、一人舞台の時のパンフレットに書かれた短編やポエムも、作家としての能力の片鱗をうかがわせたけれど、はたしてこのレベルの小説を書けるのか、ファンとしては、不安が先にあったのが正直なところだった。
でも、驚いた。彼の能力をちょっとでも疑ったことを申し訳なく思うくらい。
もちろん、私は彼のファンだし、多少は色目はあると思う。だけど、彼の書いた小説であることを忘れるほど、ストーリーに引き込まれて読んだのはまぎれもない事実。
次の執筆のために、本を読んでるそうだけど、そういう姿勢も、一発屋では終わらせないという、彼の意気込みを感じて、素敵だなって思う。
アイドルとの両立はかなり大変だと思うけど、1年に1作品を書くくらいの気合を持ってほしい。でなければ、この小説を処女作として書いた意味はないと思うから。
でもね、私がこんなことを言わなくても、彼はきっと自覚してると思うんだよね。
だって、しげさんってそういう人だから。

今日のnews every、小山慶一郎による加藤シゲアキへの独占(?)インタビューが楽しみ。

 

結局・・・

なんで私が2人を好きなのかは、ちゃんと説明できてないですね(笑)

 

ピンクとグレー
加藤 シゲアキ
角川書店(角川グループパブリッシング)