殴り書くことば

ロープが垂れていても、掴みたくない時が
誰にも縋らないで、泣きたい夜が
へらへら笑ってる僕にさえ、そんなのがある。

足掻いた末のさよなら

2010年06月19日 23時20分18秒 | 気まぐれ日記
バスに飛び乗った後ろ姿が今もまだ
あれが最後になるとは


ちょっと思っていた



この寝顔を忘れまいとじっと見惚れて
これが最後かもしれないなんて


ちょっと感じていた








さよならだね

たくさん悪足掻いてみたけど
それも通じなくて
もう会うこともないでしょう

さよならです

復縁するのを疑わなかった自分が
今はただただ恥ずかしくて
もう声を聞くこともないでしょう




最後に話をしたいけれど
それは私にとって
また悪足掻きのスタートでしかないので

全然最後になりません







だからさよならです










自分ではない誰かを憎んで
血を流してしまったこと

ごめんなさい










だけどそんな相手の
幸せを願えるほど強くもないので
優しくもないので


どうか、さよなら











ずっと永遠に、と
馬鹿のように繰り返したあなたが
いつか私から離れていってしまうなんて





わかっていた  のに