私のわたし

ねえ
本当は分かって欲しいわけじゃない
理解されなくても構わない

ただ知っていてほしいだけなの
私の強いところも弱いところも
綺麗なところも汚いところも

だから
媚びてる今の自分は物凄く嫌いで
嫌われないように無難なことしかできない自分を軽蔑しているよ

もっともっと
本当はありのままでいたい

後先考えずに生きていたいし
ま、いいや！って言える思い切りの良さがほしい

だから私は
協調性のない人にすら憧れ始めています

自分自身が協調性の塊みたいなもので
合わせることでしか自分を表せないから

周りなんかどうでもいいって言える強さがほしい
その潔さが私にもあればどれだけ道が開けるんだろうって妄想したりもする

昔はもっとそういう個性的な部分もあったはずなのに、今は無難な方へ無難な方へ
誰に指摘されたわけでもないのに
輪の中から外れることを恐れてる

本当は
輪の外にいるような人が好きなのに
そんな人になりたいのに

だけどそうはなれないってわかってるから、内側で縮こまってんのかな


私は私のことを「良い子」だと
思ってしまって、いる。

悪い方の意味で、良い子なのだ
病んでた時、危なっかしい時ですら
ずっと

面白みのない
無難なことしかできない
つまらない
いてもいなくてもいい

どうでも「良い」子

ただの、良い子

それ以上にはなれない
それ以下にもなれない

何の価値観もない、良い子



このままじゃだめだ


やっぱりまだ、みんなから好かれなきゃっていう強迫観念を持ってるんだ

手放さなきゃならない
じゃなきゃ前には進めない


良い子はもうやめよう

無理をして合わせるのも
にこにこ相槌を打つのも
相手の顔色ばかり伺うのも

大幅な改革をしないと
ちょっと今の自分は変えられない。


どうしたもんかなー


とりあえず、一人を楽しむことだ
孤独を味わい尽くすこと

そうすれば他人がどうとか関係なくなるし、一人になることを怖いとも思わないはず

でもどうしても
どうしたって寂しい瞬間はあるし
酷い時は泣いていいよね

だけどもう
誰かにすがったりはしないから
強がってるわけじゃなく
独りを一人で乗り越えたいと思うから

私は私でしかないし
私は私にしかなれないし
私は私のものだし

私しか知らない私がいるから

それを慰められるのは私だけだから


でも本当は
誰か一人でいい
それを知っていてほしいって思う

その誰かが
今の私にはいないから
それが本当にすごく辛い

悲しいし寂しい

だけどもう
見捨てたりしないよ、わたし

わたしはね
わたしのことが大好きだよ


良い子にしかなれない不器用なわたし
愛おしく思えるよ

今は耐えるしかないってわかっているから
少しずつ少しずつ
変わっていこうね、わたし


大丈夫
いつだって、わたしはわたしの味方だから

大丈夫
独りだけど、一人じゃない


だから今日は
泣き明かす日なの

そしたらきっと
もう一人のわたしが慰めてくれるから

死にたいと思っても
生きてみようよって言ってくれるから


大丈夫

大丈夫