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昨日、は24年ぶりに鹿沼で音楽CAFE「なかじ」を営む旧い知人を訪問。大学時代の同級生でオーディオ好きで仲の良かったS君から「なかじ」訪問を打診され、実現となった。友人とも24,5年ぶりに再会、長身(182Cm)痩躯だったのに、今や貫録タップリとなった。(笑)田園の中に点在する彼の実家へ伺ったのは30年ぶりだろうか。
「なかじ」は音楽CAFEでJazz喫茶ではないが、アルバムはやはりJazzが多いようだ。元々店主のN氏はオーディオフリーク(いや、マッドか)、お店に鎮座するJBL 9500(前期型アクリル削り出しホーンが特徴)で聴かせて頂いたJennifer WarnesのThe hunterの音が忘れられないが、ご本人曰く「あの頃はLevinsonで鳴らしていて全然ダメでした。」とのことだが、いやいやどうして、十分凄い音だった。
開店14年目の「なかじ」の特徴はなんといっても「音」。機器のラインナップに唸り、その音の良さに圧倒される。オーディオ歴40年の拙者が聴いた最高の音かもしれない。機器の特徴はスピーカーにJBLの9500を使用していること。(前期型のアクリルホーン仕様)でとにかく素晴らしい音を奏でている。パワーアンプにMcintoshのM602、1201をマルチで使い9500を駆動している。プリはMacintoshのC1000。CDはEsotericのK-01?、アナログプレーヤーはNottinghamのspace deck、アームもNottingham製、カートリッジは103、102。おもしろいのはケーブル類。SPケーブルはベルデンで数百円/m。機器の豪華さとアンバランスだが、「ネーブルに何万、何十万円投資するのはナンセンス。」とまったく拙者と同意見。強く賛同である。またカートリッジも「103が最高。」との意見、この点も同感だ。徹底してるのは振動対策、ラックがもはや製造中止の北欧製でシンプルだがガッチリとした創りでかつ共振を徹底に抑えた構造。デザインも最高。デジタルノイズ対対策に医療用のカナダ製トランスを使用。
音の一番の魅力は奥行き表現の素晴らしさ。次に響きの良さ。
Chris Connorの「Chris」を掛けて頂いたのだが、とてもモノとは思えない空間表現でかつ鮮度が高く、リアリティ溢れる音に驚愕。こんな凄い音だったとは。!!思わずN氏と顔を見合わせてしまった。数枚LPを持参したがこのアルバムが一番だった。というか隔絶した素晴らしさ。620Bで聴くとペラッとした感じで厚みが全く違う。とても2Wayとは思えず、tweeterの必要は全く感じなかった。可聴帯域に不足なし。甘くなりがちなMcintoshの音がシャープで、鮮明。イメージ一新である。これも大きな驚き。
35坪と広い空間も大事なポイントである。
床材には厚さ38mmのパイン材を敷き詰め、響きの良さが演出している。
近いうちにまた伺いたい。
「なかじ」の音をオーディオ好きな人はぜひ、体験してほしい。
オーディオの素晴らしを再認識することだろう。
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コメントありがとうございます。(^^)「TANNOYもなかなか良いよ。」とのことでしたが、残念ながらまだ聴いておりません。僕もそろそろまた行きたくなっております。年明けにでも伺いたいなぁ、と考えております。
オーディオ関係で貴サイトを見つけ、拝見させて頂きました。
私も過去に「なかじ」へ行ったことがありますが、当時はオーディオに関するレベルが低かったので色々びっくりしました(笑)
JBKの駆動系はアナログおやじさんと同じでしたが、TANNOYのKINGDOMにEARが繋がってた記憶があります。
JBLではジョン・ピザレリが流れてましたが、それまで聴いたJBLのイメージではなく、とても自然な音でポカーンとしました。
またTANNOYとEARで聴いた時、それまで体感したことのない空間表現にTANNOYの音に感心しました(笑)
音楽好きの友人を連れて行ったのですが、オーディオに興味はないものの、流れてきた音に感心している様子でした。
自宅から1.5時間位で行ける距離なのですが、1度行ったきりなので、また行ってみたい、いいお店でした。