歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

『桐生新町の時代』

2016-04-25 18:50:46 | 日記
微妙に(いやもっと?)放置ですみませんです。
で、久々なんですがご紹介です。



巻島隆『桐生新町の時代―近世在郷町の織物社会―』


著者の巻島隆さんは私の群馬大学社会情報の先輩です。
「桐生新町」とは現在の桐生市本町1~6町と横山町の一部です。
桐生新町の政治、文化、習俗、そして新田山絹から桐生織への転換など、
著者の研究テーマである「桐生新町」が様々な角度から描かれています。
個人的には「われら新田旧臣の末裔なり―慶応四年の「太平記」―」を、
興味深く読ませていただきました。


群馬出版センターからの発売になります。


追記です。
著者の巻島隆さんから書籍案内コメントをいただきましたので、
こちらに掲載します。


本書の大きな特色は、新しい桐生新町像の構築を目指しており、
従来の文献とは一線を画している点です。
地域の古文書を解読し、新しい史実を発掘し、そこから得た知見をちりばめました。
基本的な事柄(成立、名主の仕事、出羽松山藩桐生陣屋、年貢額、職業の種類、
町役人一覧表掲載など)のほか、織物(絹市、織屋、買次商など)、
事件(機織り工女殺人事件、窃盗、強盗、出奔、かどわかし、一揆、火札など)、
見世物(ラクダ、軽業、蛇女など)など、テーマ的には硬軟取り混ぜてあります。
中毛地区では前橋の煥乎堂、戸田書店高崎店に置いてあります。
どうぞ手に取ってご覧ください。





智本光隆

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1 コメント

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ありがとう (著者)
2016-04-15 01:24:07
ご紹介くださり、どうもありがとうございます。
智本君にはとても感謝しています。
中身の宣伝をさせていただきます。
まず本書の大きな特色は、新しい桐生新町像の構築を目指しており、従来の文献とは一線を画している点です。
地域の古文書を解読し、新しい史実を発掘し、そこから得た知見をちりばめました。
基本的な事柄(成立、名主の仕事、出羽松山藩桐生陣屋、年貢額、職業の種類、町役人一覧表掲載など)のほか、織物(絹市、織屋、買次商など)、事件(機織り工女殺人事件、窃盗、強盗、出奔、かどわかし、一揆、火札など)、見世物(ラクダ、軽業、蛇女など)など、テーマ的には硬軟取り混ぜてあります。
中毛地区では前橋の煥乎堂、戸田書店高崎店に置いてあります。どうぞ手に取ってご覧ください。
長々と申し訳ありませんでした。
では、智本君のご活躍をお祈りします。
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