歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

太平記16話「隠岐配流」

2020-10-25 07:36:12 | 日記

放送が中先代の乱に入っていますが・・・

この回はタイトルの通りに、後醍醐天皇が隠岐に流されます。

で、、、高氏が鎌倉で北条高時に父・貞氏の葬儀を願い出ますが許されず・・・

この回ですが、本放送当時、高時と高氏のやり取りを一緒にみていたうちの父が、

「これは馬鹿じゃねえな」と言っていたのを思い出します。

改めてみると、高時はけっこうな内容を外様の高氏にぶっちゃけているんですが、

高氏の方は「高時は醜く、帝は美しい」

それを絶対視しており、逆にここで北条を見限ったように見えます。

 

で、、、足利荘で執り行われた貞氏の葬儀に、根津甚八さんに「変身」した、

新田義貞が渡良瀬川にて登場!

萩原健一さんが降板した7話から義貞は登場していません。

この時、キャラ設定が「策謀家」から「武骨愚直な鎌倉武士」に変更された様子。

詳細は発表されておりませんが、地元では好意的に受け入れられていた記憶があります。

やはり新田義貞は「武骨な鎌倉武士」であるべき・・・みたいのは地元にはありますね。

仮に萩原義貞のままなら中盤以降がどうなったか興味はありますが。

中盤以降がどうなったのか・・・

なお、萩原義貞の時の設定の一部はリセットされたのか?

(妻の縁者が陸奥安東氏、日野俊基と接触している・・・など)

 

同時に岩松経家も登場しますが、こちらは原作『私本太平記』は阿波の水軍として出ており、

後醍醐天皇の隠岐脱出に活躍します(ドラマでも少し出ますが)

そしてこの回のラストで楠木正成が再起する・・・と。

 

 

 

智本光隆