なんか最近、グンマーというのが話題ですね。
ソチ五輪でも確か金メダルとったし(違
さて、、、このブログでも質問され、
某所でも話題になっていますが、、、
Q「群馬県の運動会では、赤城団、榛名団など山の名前がついているってホントですか?」
A「え!?他の県は違うの。なんで?」
・・・福島県の学校なら「磐梯団」とか、
熊本県なら「阿蘇団」とか、
富山県なら「黒部五郎団」とか普通にあるんじゃないの???
と、大学のころに静岡出身の後輩と話していたら、
「じゃあ、富士団以外の団どうなるんですか?」とか言っていたが、
「まあ、静岡は特別だよね」「いや、群馬が特別なんすよ」というやり取りになったw
さて、そんな群馬県の運動会ですが、
智本光隆の母校を例にあげますと、、、
「赤城団」 「榛名団」 「妙義団」 「浅間団」
(赤) (白) (青) (緑→
黄)
カラーは団旗、そしてハチマキの色。つまりチームカラー。
白の榛名が見えにくいですが、すいません。
ちなみに、祖母(「私の逃避術掲載記念コラム」に出演)は
元教員でしたが、曰く赴任先には、
「浅間じゃなくて、白根団の学校もあった」そうです。
聞いた話ですが、「武尊団」のところもあるそうです。
上毛三山(赤城、榛名、妙義 + α)が基本です。
次に重要な点ですが、
「一学年のクラスが3クラスしかなくとも、何故か4団編成!」
なので、、、運動会練習期間中は
「同じクラスも敵同士」
になります。
まあ、クラス単位の演技(ダンスとか)も多いので、
そんなには、ギスギスした空気にはなりませんが。
・・・そんなにはね、普通ならねw
そんな群馬の運動会ですが、もっとも練習時間を割くものは、
入場行進と団別応援でw
特に入場行進が如何に美しく、華麗に、そして力強く決められるかが、
これが、運動会のクライマックスです。
リレー?そんなもんは、二の次で。
そういえば、入場行進で団長が貧血で倒れた年がありましたが、
「ああ、今年はダメだ」と思ったもので。
なお、行進は赤城団から順に始まりますが、
朝礼台前の直線に入ると、
最初の短笛で胸の前に腕を上げ、
次の長笛で朝礼台上の校長先生に敬礼!
この時、腕の角度は45度に決め、中指を校長先生に向けます。
そして、再び短笛で手をおろします。
ちなみに、小1の運動会は土砂降りの中で決行されましたが、
行進の間、校長先生は朝礼台の上でレインコートも傘も用いず、
「直立不動!」で児童からの敬礼を受け続けます。
その身を濡らす雨を、ぬぐうこともせず・・・
「カリスマ校長」として学校の伝説になっていますが、
御年80を超えた現在も、お元気とのことです。
そして、前にも書いたかも知れませんが群馬では運動会は、
「どんな土砂降りでも、暴風雨の中でも決行されます!!」
特に入場行進は!
さて、そうして毎年運動会が開始される訳ですが、
以下、智本光隆の6年間の所属団と順位、そしてその年の優勝団を記します。
1年
浅間団(4位) 優勝
赤城団
2年
浅間団(2位) 優勝
赤城団
3年
妙義団(3位) 優勝
赤城団
4年
妙義団(4位) 優勝
赤城団
5年
榛名団(4位) 優勝
妙義団
6年
榛名団(2位) 優勝
赤城団
卒業翌年(中1) 優勝
浅間団
団替えはクラス替えと同じ2年に1度なので、
転校でもしない限り、コンプリートはできません。
そんな訳で、赤城団だけ所属経験がないのですが、、、
「何だ、この赤城団の異常な強さは!?」
サッカーブラジル代表とか、
黄金時代の西武ライオンズとか、
7勝7敗で千秋楽を向えた・・・(以下、自主規制しとこ
そのレベルの強さです。
歴史群像新書でいえば、もう秀吉死後の徳川家康状態!!
いや、、、あれは大半の作品、最後に家康が討たれるから違うか?
『関ヶ原群雄伝』なる、家康討たずに完結した作品があった気もするがw
入学前年は浅間が優勝したと聞いた気がしますが、
もう入学以来、赤城団の優勝しかみていない。
なお、智本が1年生の時点で開学11年目の学校でしたが、
榛名団だけ1度も優勝経験なかったそうです。
そして、卒業まで優勝しなかった・・だからって、白で書いているわけじゃありませんが。
そんな訳で、低学年の頃は気にしてませんでしたが、
3年ごろからはもう
「打倒!赤城団!!」に執念を燃やす日々。
ほら、これだけ一強状態だと、
赤城団に選出された時点で、赤城の良い子たちの「選民状態」が。
「どうせ、今年も俺たち優勝だぞ!」
とか、のたまわれるのがぁ!!
と・に・か・く!一度だけでも
「赤城を倒せ!」
という状態に、なんか男子も女子も、
学校全体が陥ったのが4年生の運動会前です。
しかしこの年、後に語り継がれる
「赤城団事件」が勃発すると、
この時は誰が知ったであろうか・・・?
次回へ・・・続け!!
・・・そんな訳で、なんかノリで続きますw
そびえる赤城山。
少年少女たちは、この山を越えるために命を燃やす!
智本光隆