歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

まちなかキャンパス第3回ポスター!!

2014-04-29 18:51:29 | 神剣の守護者
本日4月29日・・・先帝誕生日でございますね。
毎年、何故か?この日は訪問者が多い日なんです。
「本能寺将星禄人物秘話第3回 細川忠興3」
が、えらい数字を叩きだしたりw


さて、そんな日ですので、





まちなかキャンパス第3回、
「神剣の守護者③楠木一族最後の戦い
       ―悪党楠木 VS 魔王織田信長!!」



のポスターが完成しましたので、ご紹介致します。
実は今回、3バージョンくらいあるw
そして「神剣」がポスターに初登場(遅



逃げない、負けない、すべては民のため・・・
南北朝の大乱に颯爽と、そして泥臭く登場した「悪党」楠木正成。
奇想天外な戦術で鎌倉幕府を倒すも、兵庫湊川の合戦に散る。
その子孫は数奇な運命に導かれるように、北伊勢「楠郷」で生きる。

やがて時は戦国時代――
伊勢へ天下統一の野望に燃える織田信長の大軍勢が攻め寄せる。
その前に立ちはだかったのは楠木正成末裔・楠木正具(まさとも)だった。
南北朝の大乱から戦国乱世へ―――「悪党」楠木が最後の戦いに挑む!!



キャンパスでは
「なぜ?いつ?楠木は伊勢へ移ったのか?」
「どうして、織田信長と戦ったのか?」

第3回目にしていよいよ、
『神剣の守護者』本書の内容が講座のメインになります!
・・・ここまで、長い道のりだったw


5月13日(火)午後2時~3時30分、
前橋プラザ元気21 51・52学習室
にてです。
よろしくお願い致します。
過去2回聞かなくとも、楽しめる内容を心がけます!ので!!


そして、今回は過去2回とは違った「趣向」を用意する予定です。
ご期待下さい・・・まあ、上手くできればいいけど。。。



智本光隆。

お前はまだ群馬を・・・ その参「忠誠は己が心に 四団死闘!」

2014-04-28 09:00:18 | 日記
なんか、、、いつになく反響が多いのですがww


「赤城団くん、本当に・・・・今度こそUCCがリツコ缶を出してくれるそうだよ」
「・・・嘘つき」



すみません、ついてこれる方だけついて来て下さい。


さて、そんな群馬の運動会ですが、

「ええ、土砂降りでも台風でも普通に実行されますが、他の県はちがうの!?」

それはもう、先生や6年生とかが、
「でっかいスポンジ」で校庭の水を、吸い取り、吸い取りしましてね。
前日はテントを設営したりします。これがもし、強風で倒壊したら?


先生「おい、そこ倒れるぞ。逃げとけよ~」
ばきゃあああと音をたて、倒壊するテント。吹き飛ぶ万国旗。
子供「あぶね~あはははははは」



ほら、来賓のPTA会長とか自治会長さんのご予定とかあるじゃないですか?
運動会を翌週に順延したりして、
「来週が老人会の磯部温泉バス旅行」
という、重要行事と重なったらどうします?


やるしかないだろう!命を削っても!!

・・・あ、ちなみにマラソン大会、写生大会とかは、
普通に中止→順延→また→「じゃあ、もうやめっか」


入場行進ですがより細かく書くと、、、
その敬礼は校長先生個人にではなく、
「今日まで育ててくれた君達のお父さん、お母さんたちご家族、
そして、何よりこれから頑張るぞ!と、自分自信へ誓う敬礼です」

・・・と、校長先生ご本人のお言葉です。


現在はもう違ってしまっているようですが、
こんな軍隊式開会式!をやっていても、
校長先生が背にするセンターポールには「国旗」とは限りません。
別の旗が燦然と・・・
(あ、運動会はさすがに日の丸だったかな?)
群馬の誇りと郷土愛を示す、ナショナリズム溢れる旗が翻り、
その時、戦いを告げる一発の銃声が利根川に轟いた!(待


なお、書き忘れましたが行進の時に下した手は、
必ず「短パンなどのラインに添える」と決められています。
女子が「女子のはラインがないんだけど」「じゃあ、縫い目にしろ」
とか言われてました。


ちなみに、くだんの「絶対なる四団編成」ですが、
郡部とかの人数の少ない学校とかでは、三団のところもあるようですが、
基本的に四団です。


で、、、元教師の祖母の思い出話に入ります。

「前に1~6年が全部3クラスになって、
じゃあ赤城、榛名、妙義の三団編成にしたんだよ」
「じゃあ、クラスはみんな味方だ」
「まっっったく、盛り上がらない運動会だったけどね」


まあ、奇数だと対抗戦が組みにくかっただけかもしれませんが、
「四団死闘!」は必須条件のようです。


・・・「赤城団事件」まで話がいかなかったw
以下、次回へ。


追記です。
富岡製糸場へ世界遺産!!おめでとうございます。
問題は・・・富岡には子供のころから何度もいっても、、、
製糸場遺構にいったことが・・・・あまりw
つい子供は、サファリパークのほうを選択しがちで。

といいますか、上信電鉄に乗ったことがないな、この車社会。


智本光隆

お前はまだ群馬を・・・其の弐「あの山を倒せ!」

2014-04-26 14:15:24 | 日記
なんか最近、グンマーというのが話題ですね。
ソチ五輪でも確か金メダルとったし(違
さて、、、このブログでも質問され、
某所でも話題になっていますが、、、


Q「群馬県の運動会では、赤城団、榛名団など山の名前がついているってホントですか?」

A「え!?他の県は違うの。なんで?」


・・・福島県の学校なら「磐梯団」とか、
熊本県なら「阿蘇団」とか、
富山県なら「黒部五郎団」とか普通にあるんじゃないの???
と、大学のころに静岡出身の後輩と話していたら、

「じゃあ、富士団以外の団どうなるんですか?」とか言っていたが、
「まあ、静岡は特別だよね」「いや、群馬が特別なんすよ」というやり取りになったw



さて、そんな群馬県の運動会ですが、
智本光隆の母校を例にあげますと、、、


「赤城団」  「榛名団」  「妙義団」  「浅間団」
 (赤)     (白)     (青)    黄)


カラーは団旗、そしてハチマキの色。つまりチームカラー。
白の榛名が見えにくいですが、すいません。


ちなみに、祖母(「私の逃避術掲載記念コラム」に出演)は
元教員でしたが、曰く赴任先には、
「浅間じゃなくて、白根団の学校もあった」そうです。
聞いた話ですが、「武尊団」のところもあるそうです。
上毛三山(赤城、榛名、妙義 + α)が基本です。


次に重要な点ですが、

「一学年のクラスが3クラスしかなくとも、何故か4団編成!」


なので、、、運動会練習期間中は「同じクラスも敵同士」
になります。
まあ、クラス単位の演技(ダンスとか)も多いので、
そんなには、ギスギスした空気にはなりませんが。
・・・そんなにはね、普通ならねw


そんな群馬の運動会ですが、もっとも練習時間を割くものは、
入場行進と団別応援でw

特に入場行進が如何に美しく、華麗に、そして力強く決められるかが、
これが、運動会のクライマックスです。
リレー?そんなもんは、二の次で。
そういえば、入場行進で団長が貧血で倒れた年がありましたが、
「ああ、今年はダメだ」と思ったもので。


なお、行進は赤城団から順に始まりますが、

朝礼台前の直線に入ると、
最初の短笛で胸の前に腕を上げ、
次の長笛で朝礼台上の校長先生に敬礼!
この時、腕の角度は45度に決め、中指を校長先生に向けます。
そして、再び短笛で手をおろします。


ちなみに、小1の運動会は土砂降りの中で決行されましたが、
行進の間、校長先生は朝礼台の上でレインコートも傘も用いず、
「直立不動!」で児童からの敬礼を受け続けます。
その身を濡らす雨を、ぬぐうこともせず・・・
「カリスマ校長」として学校の伝説になっていますが、
御年80を超えた現在も、お元気とのことです。


そして、前にも書いたかも知れませんが群馬では運動会は、
「どんな土砂降りでも、暴風雨の中でも決行されます!!」
特に入場行進は!


さて、そうして毎年運動会が開始される訳ですが、
以下、智本光隆の6年間の所属団と順位、そしてその年の優勝団を記します。


1年 浅間団(4位)   優勝 赤城団
2年 浅間団(2位)   優勝 赤城団

3年 妙義団(3位)   優勝 赤城団
4年 妙義団(4位)   優勝 赤城団

5年 榛名団(4位)   優勝 妙義団
6年 榛名団(2位)   優勝 赤城団

卒業翌年(中1)     優勝 浅間団


団替えはクラス替えと同じ2年に1度なので、
転校でもしない限り、コンプリートはできません。
そんな訳で、赤城団だけ所属経験がないのですが、、、


「何だ、この赤城団の異常な強さは!?」

サッカーブラジル代表とか、
黄金時代の西武ライオンズとか、
7勝7敗で千秋楽を向えた・・・(以下、自主規制しとこ
そのレベルの強さです。

歴史群像新書でいえば、もう秀吉死後の徳川家康状態!!
いや、、、あれは大半の作品、最後に家康が討たれるから違うか?
『関ヶ原群雄伝』なる、家康討たずに完結した作品があった気もするがw


入学前年は浅間が優勝したと聞いた気がしますが、
もう入学以来、赤城団の優勝しかみていない。
なお、智本が1年生の時点で開学11年目の学校でしたが、
榛名団だけ1度も優勝経験なかったそうです。
そして、卒業まで優勝しなかった・・だからって、白で書いているわけじゃありませんが。


そんな訳で、低学年の頃は気にしてませんでしたが、
3年ごろからはもう「打倒!赤城団!!」に執念を燃やす日々。
ほら、これだけ一強状態だと、
赤城団に選出された時点で、赤城の良い子たちの「選民状態」が。
「どうせ、今年も俺たち優勝だぞ!」
とか、のたまわれるのがぁ!!


と・に・か・く!一度だけでも「赤城を倒せ!」
という状態に、なんか男子も女子も、
学校全体が陥ったのが4年生の運動会前です。


しかしこの年、後に語り継がれる
「赤城団事件」が勃発すると、
この時は誰が知ったであろうか・・・?
次回へ・・・続け!!


・・・そんな訳で、なんかノリで続きますw



そびえる赤城山。
少年少女たちは、この山を越えるために命を燃やす!



智本光隆

回想 まちなかキャンパス第1回!!

2014-04-25 00:31:17 | 神剣の守護者
現在まちなかキャンパス第3回、
「神剣の守護者③楠木一族最後の戦い 悪党楠木VS魔王織田信長!!」の準備期間中ですが。。。


半分来たところで、初回の感想でも(遅
初回は前橋煥乎堂ホールさんでしが、




一度、紹介してますこの写真。
これは、数日前の現地打ち合わせで撮ったものですが、
150人くらい入れるホールです。で・・・暇な時はこれを見て度胸付け!!を。
・・・いや、意味なかったw


お客さんが入ると、まったく雰囲気が別物です。
ここで気が付くのが、本人がまったく当日の写真を持っていないことですが、
・・・商工会議所が持ってないだろうか?学研も撮っていないだろうし。
実は本番直前、スタッフのフリをして、客席の様子を見にいったのですが、、、


「いや、まったくフリでもなんでもなかったから!」


と四方八方からのちに突っ込まれました。
いざ、本番が始まると変に度胸が据わりましたが、
それでも、前半はカミカミだったとの評判です。
これは、、、元の原稿がそもそもしゃべりづらいものだったような気がして、
2回目の反省点としました。


・・・しかし、位置が高いせいか、お客さんの様子がよく見えました。
ある意味、距離が近いはずの2回目よりも見えたというか。
なお、最序盤にマイクの位置が決まらず、
後ろまで音が良く聞こえてなかったらしく・・・
「おい、聞こえてないぞ!」と、合図してくれた方が何人かいたようです。


・・・舞台の当人は、煥乎堂の統括店長さんの様子で気が付きました。
その後も、ついマイクから離れてしまうと、音が切れたようです、すみません。


しかし、まさか音楽と縁もゆかりもない自分が、
あのホールでしゃべらせて貰える日が来るとは、夢にも思いませんでした。
今更ですが、機会を与えていただいた関係者の方々、ありがとうございます。
そして、ご来場いただいたみなさまも。


・・・と、そんな訳でw
今宵はもう少し、原稿の下書きを。。。



智本光隆

桜の花に癒されて2014-発知のヒガンザクラー

2014-04-22 23:03:05 | 日記
沼田まで来たので、少し玉原方向まで足をのばしてみました。




発知のヒガンザクラ(ほっちのひがんざくら)


樹齢300年の、高台に立つ巨木です。
実は子供のころ、この正面まで来たがこの木は特に気にならなかった。
理由!リンゴ狩りの季節!!


前から一度、桜の季節に来たかったのですが、、、






前に広がる桑畑。
昔は群馬のどこでも見られた風景も、最近はめずらしいか・・・




昔は田植えの目安にしたそうで、
「苗代桜」の別名があるそうです。



智本光隆