歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

豊臣蒼天録紀行17―笹尾山、そして決戦の地―

2012-04-29 22:06:46 | 日記
さて、関ヶ原駅前にて自転車借りていざ、古戦場!!
(レンタサイクルおへそ様、ありがとうございました)
その店で聞いた話によると、「お客さんの大半が行くのは、笹尾山ですよ」
とのことです。
なので、さっそく北へ。




前方が笹尾山です。
言わずと知れた関ヶ原の合戦で、石田三成の本陣があった山。
『豊臣蒼天録』では蒲生秀行が布陣、北国街道の佐竹義宣と共に福島正則、浅野長晟と戦います。









その笹尾山、城塞化?しております。
三成の他に島左近、蒲生郷舎の旗も立っています。








山上へ。
ここが三成本陣、そんな感じのよう。
ちなみに、この日は9月14日で関ヶ原の合戦の前日です(w
関ヶ原の他のどこよりも、観光客多いです。




山上からの景観。
ん・・・白い煙が。狼煙か・・・?


「小早川はどうした?何故、動かぬ!?」


と、お約束がその場の誰の頭にも浮かんだことであろう(w
そんな小早川秀秋の説得は、大谷大学さんにまかせるとして、、、
(↑詳細は『関ヶ原群雄伝3 小早川秀秋の決断』をご覧くださいw)
こちらは山を下る。




笹尾山正面付近。
細川、黒田、加藤嘉明らと激戦を繰り広げたのがこのあたりか。
そして、視認できる距離にある「関ヶ原古戦場決戦地碑」へ。



蒼天の国

明日、発売日!!

2012-04-26 00:57:21 | 豊臣蒼天録
さて、明日4月27日は『豊臣蒼天録3 争乱の京都』の発売日!!
今回も、配本早いようです。すでにお手に取っていただいた方、ありがとうございます。
『豊臣蒼天録』シリーズは、これにて完結となります。
感想等はこのブログに、書きこんでいただいてOKです。
豊臣秀頼の見出した答えに、最後までお付き合い下さい。



母の覚悟 父の夢



智本光隆

豊臣蒼天録紀行16―関ヶ原へ―

2012-04-25 22:12:25 | 豊臣蒼天録
さて、第3巻が発売される中で、紀行は何故か2巻の舞台へ。
今回、いよいよ彼の地へ足を踏み入れるわけですが、
実は『関ヶ原群雄伝』が完結した時に、けっこう来た質問、、、


「すみません、関ヶ原では戦わないんですか?」


お待たせしまして、11年の歳月(w を経て、主人公はようやくその場所へと立ちます。
とは言いましても、まず降り立ったのは・・・



垂井駅。


実は今回、「垂井から関ヶ原まで歩く!!」ことを計画しました。
理由は2巻の作中、豊臣軍が中山道を西進する場面あり。
そのイメージを掴みたかったので。
出来れば大垣から歩きたいくらいでしたが、さすがにそれは無理と思い垂井からスタート!!!









・・・この日、気温は9月にして35℃
スタートから30分・・・早くも後悔が胸を去来




それでも、垂井一里塚を経て、




垂井から約40分で、関ヶ原町へ




左手に南宮山。実際の関ヶ原の合戦では、不戦の毛利勢が布陣。






そして、桃配山。壬申の乱で大海人皇子が、兵士を鼓舞するため桃を配ったことに由来。
言わずと知れた、徳川家康が開戦時に本陣を置いた山。
『豊臣蒼天録』の作中、この場所に陣を置いた脇坂安治が、物語を大きく動かしました。
写真の左は、家康が使用したという腰掛石。



関ヶ原西側方向です。家康が見たかもですが、位置が低いのでこんな感じ。


で・・・この山を下りたあたりで、自転車のおじいさんと会いまして。


「伊吹山に植物を採集しに行くんだよ」
「へ~どこから来たんですか?」
「名古屋から」
「・・・・・・・」



遠ざかる自転車が、暑さのせいでか霞んで見える・・・





さて、気を取り直して再びてくてく歩き。。。





垂井より1時間28分、関ヶ原駅着!!!
なお、この後で自転車を借りたレンタサイクル店で、垂井から歩いて来たと言ったところ、
かる~く呆れられました(w

とはいえ、時間もないので早速古戦場へ。




東西両軍の旗が翻る。




そして、自転車に乗る島左近。

スバルの象徴!?

2012-04-23 00:51:29 | 日記
今週はいよいよ、『豊臣蒼天録』第3巻の発売日ですが、、、
今しがた、次作のプロット(何段目だろう?)を送信!!




近所のショールームに展示してあるBRZ。
色が黒から、WRブルーへと変更になっていました。
「先頭で走る青のインプレッサはスバルの象徴」とは、
以前にスバルの社長さんが言っていましたが。
やっぱ、スバルは青か?
蒼天録も青いし(w


そういえば、フィギュアスケートは日本優勝、おめでとう!!
高橋・・・徐々にプルシェンコとか、そっちの神領域に近づいていっている気が。。。
好調っぽいので、シーズン終わるのが惜しいです(w


そして、我らがベイ
祝!!最下位脱出!!!
そう、横浜は常に最下位という訳ではないのですよ。
村田が行くチームが、最下位になるだけで!!!




もう1枚。
すでに散ったけど、母校の桜の写真でも(w



智本光隆

豊臣蒼天録3 見本到着!!

2012-04-20 08:00:01 | 豊臣蒼天録
第3巻の見本が到着しました!!


                     
                        『豊臣蒼天録3 争乱の京都』


公式?あらすじを載せておきます。


慶長十六年五月。藤堂高虎らの寝返りにより、第二次関ヶ原の合戦は徳川軍の勝利で終わった。
豊臣秀頼は松平忠輝を救う際に被弾し、昏睡状態のままだった。彦根城に退いた豊臣軍は、真田
幸村の進言により京都まで撤退することを決意。無事に京都へと入った豊臣軍だったが、そこに
さらなる悲報が届く。本多正純の謀略により、大坂城が炎上。淀殿が死んだという。退くことも
進むこともできなくなり万作尽き果てたかにみえた豊臣軍。しかし、ここで秀頼が目覚め、京都
より一歩も退かないと宣言。古来、防御側が勝ったことのない必負の地で、果たして秀頼は徳川
の大軍勢を迎え撃つことができるのか!?



豊臣軍に逆転の奇策は?つなぐべき天下は手に入るのは!?


発売日は来週、4月27日(金)です。
よろしくお願いします!!



智本光隆