仙台では震災直後、多くの店舗が物資を被災者に供出したそうです。
それは大手チェーン店、個人経営店共に同じでした。
しかし、チェーン店の多くは在庫を吐き出した所で営業休止に追い込まれました。
理由は卸元から品物が来ない。全国的に展開しているコンビニエンスや、
誰もが知っているハンバーガーチェーンなども「地震3日で力尽きた」とは家族のコメントです。
私が最初に仙台入りした3月末の時点では、閉店のままのところが多かったですが、
4月には多くが再開しておりました。
余震で再び、閉店を余儀なくされてしまったところもあったようですが・・・
有名な「伊達の牛タン」も営業しておりました(写真撮るの忘れた。。。)
余震の中、テールスープを一滴たりとも溢さずに運ぶ女性店員に、プロの仕事ぶりを見ました。
さて、一方で個人経営店も在庫をすべて救援物資としたとのこと。
その後、個人ルートなどで仕入れたもので営業を再開しているところが多かったです。
今回、ご紹介するのは若林区荒井の「蕎麦処 ふじ杜」さん。
アパートに近く、仙台に行った際にはよく利用させて頂いております。
こちらも震災時には、物資を被災者に拠出したとのことでした。
ちなみに、この数百メートル先が仙台東部道路です・・・
天ぷらせいろ 1260円
個人的意見ですがそばは固めで歯ごたえがあり、とてもおいしいです。
そして天ぷらが上手い。エビもよいですが、シイタケも絶品でした。
家族は天丼セット(1050円)を食べていましたが、
こちらのミニ天丼もとてもおいしかったですね(食べたことあります)
このふじ杜さん、レジ上のホワイトボードにはそば粉の産地と、割合が書かれています。
田舎そばもありますが、地震直後はさすがに休止中。今は復活したでしょうか?
お店はあまり広くないですが、とても洒落た雰囲気でした。
店舗外観
確実に仙台の街は復興しております・・・
かまぼこの鐘崎さんの言葉を実感することが出来ます。
また仙台に行く時は、お邪魔させて頂きたいと思います。
智本光隆