豊臣蒼天録紀行でございます。
さて、第7回は石田治部少輔三成の居城。
「三成に過ぎたるものが二つあり。島の左近と・・・」
「佐和山城」でございます。
と、いいましても佐和山城は関ヶ原の合戦後に落城、再建されなかったので現存しておりません。
この前日、泊まったホテルにて地元の人から登山に関する調査を実施!!
非常に親切なホテルの方いわく「私の足(50歳くらい?)で30~35分くらい」とのことです。
ですが、この日は9月中旬にして35~36度の異常な残暑!!
まあ、前日もそうだったので午前8時に山の下に到着。
いざ、三成の城へ行かん!!!
と思ったら、麓にパトカーが・・・
さすがにカメラ回す度胸なかったので写真はないですが、若干の張り詰めた空気ありました。
見てたら大学生くらいの男女2人が、山のほうから警官2名に付き添われて下りて来た・・・
山頂でなにが
謀反か
左近はなにを致しておったのか
・・・とか、ボケられる空気じゃない感じ(w
登っていいものやら迷っていたら、サイレンの音に自転車に乗った近所のおばちゃんが登場!!
「どないしたん?なんかあったん」
「いや、よく分かんないですけど・・・なんか山から下ろされたっぽいんですよね」
「お兄ちゃんはどないしたん?」
「僕は取材で来ました。登りたいんですけどねぇ。どうしましょう?」
「ああ、それならおばちゃん聞いてきたげるわ!!」
そして、まったく空気を意にかえすことなく、パトカーを直撃するご近所の女性!!
漢・・・もとい、女だ!!さすが、三成公の統べる民!!!
どこにもいるといえば、それまでだけど(w
で、2、3分後にお戻りになり・・・
「大丈夫らしいで。なんや、上で熱中症にかかって携帯で助け呼んだらしいて」
「あー・・・」
で、警官さんもこっち来ました。
「どこ行くんですか。山入られます?」
「はい。まずいでしょうか?」
僕の格好をじーと見る警官。
(一応登山ぽい格好。頭に帽子)
「水分持ってますか?」
「ペットボトル5本くらい・・・」
「では、山頂雨で滑りやすいので、お気をつけて」
パトカーに帰って行きました。
・・・お仕事お疲れさまです!!!
ちなみに、その2人の格好は普通というか・・・女子のほうはパンプス?帽子なし。
どうも、水分もなし(山中に水道とか湧水はありません)
なにやら、こってりとしぼられてましたが・・・
「よかったやない。せっかく来て、登れなかったらかなわんしなー」
「・・・はい、ありがとうございます」
さて、そんな親切?なご近所のおば・・・もとい三成公お膝元の女人見送られ、いざ佐和山城へ行かん!!
麓に龍澤寺。井伊家の菩提寺です。
その菩提寺に三成像。
「関ヶ原群雄伝から、全作品にご登場いただきありがとうございます。今回はもう死後ですが」
と、挨拶をし、、、
閑静な境内を抜け・・・
野猿が出るらしいです。
野猿・・・神波さんとか元気かな(w
無駄に前振り長いですが、いざ佐和山城へ。
山頂に何が待つ!!果たして、みつにゃんには逢えるのか