歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

本年の感謝!!

2012-12-31 17:21:01 | 日記
今年最後に飛び込んできたニュースは
斎藤隆が東北楽天へ!!
・・・あれ、横浜がとる話はどこ行った!?


以前にもう、日本球界へは復帰しない趣旨の発言もあったかな・・・?
でも震災以降、「もしかして・・・」の感じはありました。
やはり、故郷の仙台でしたか。
というか、いいのかその年俸で?
隆よか、まっっったく活躍してない「元メジャー」が、
億の給料せしめてるんだが・・・
まあ、ご本人がよいのなら(w


斎藤隆投手、是非とも東北復興の星になって下さい。
応援しております。



さて、そんな訳で今年も終わる。。。
今年は『豊臣蒼天録』シリーズが無事に完結しました。
みなさまの応援のお陰です。ありがとうございました。
その「次」の話はこのブログで、妙に話題を引っ張るだけになっておりますが(w
出版の予定はちゃんとありますので。
・・・ありますよね、編集部様。
正確な日時が決まりましたら、このブログでも報告させていただきます。


ひとまず、去りゆく2012年のお礼を。
そして、来るべき年がみなさまにとって幸多かれとお祈りしております。
では、また来年!!


智本光隆

去りがたい聖夜

2012-12-28 00:59:08 | 日記
今日、こんなの母校にまだあった(w





さて、現在は「新作」は少し横においていて、
「シュミ戦次回作」の下書きを進行中。
年内に終わるか、微妙な線。。。
終われば正月明けから、「仕上げ」に入るのだが、さて。



政治ネタ・・・あんまここで、ぼやくべきではないのかも知れませんが。
その1 こんなソカク、ソカクと長期間ネタ振り続けた内閣って、あったろうか?
その2 嘉田先生・・・だから、止めておけと多分、いろんな人が選挙前に言ったであろうに!



智本光隆

『関ヶ原群雄伝』電子書籍版

2012-12-25 22:37:38 | 関ヶ原群雄伝
今年はデビュー以来、はじめて12月の出版がないな。。。
当初、年末に出る予定もあったのですが、まあ色々(w
そのかわりと言ってはですが、、、


                      


智本光隆デビュー作、『関ヶ原群雄伝』シリーズが電子書籍になりました。


『関ヶ原群雄伝1』―大谷吉勝の決意―(2009年12月)
『関ヶ原群雄伝2』―織田秀信の覚悟―(2010年2月)
『関ヶ原群雄伝3』―小早川秀秋の決断―(2010年5月)

(画像は第1巻)


主人公は義将・大谷吉継の嫡男、大谷吉勝。
豊臣家を護るため、太閤秀吉から託された「鐘切の太刀」を手に徳川家康に挑む。
共に戦うのは義兄の真田幸村、そして宇喜多秀家、結城秀康、そして織田秀信。
そして、吉勝の幼馴染である小早川秀秋の動向は?
吉勝を支える伊藤一刀斎、そして佐々木小次郎の刃が唸る。
東西両軍が激闘の果て、三河矢矧川にて雌雄を決す!!



・・・という感じの物語です。
なお、吉勝は吉治の名乗りで、『豊臣蒼天録』にも登場していたりしますが(w
デビュー作ということもあり今思うと、色々と荒いかなーと思うところもありますが、
思い入れの深い作品です。
未読の方は是非!一度読まれた方も、新たなる発見があるかも知れません!!


ちなみに、第1巻の発売日は2009年12月25日でした。
はい、ちょうど3年前の今日です。世間がバンクーバーオリンピック直前のころ。
いろいろあったなーと思い出す(w
1巻構成した直後、「目がみえない・・・」と思ったら、
視力が(右0.1 左0.2)に大下落していたとか。
現在は結構回復。いや、回復するもんだ(w


明日(26日)が2巻の入稿だったのですが、
実はお蔵入りの別バージョンが存在したとか。。。
とにかく、初体験が山ほどあって・・・季節をひとつも感じない生活が、
幕を開けた年でもありました。
そんな中、『関ヶ原群雄伝』を無事3巻完走できたことは、
なにより読者のみなさまのお陰です。ありがとうございました。
・・・なお、3巻ラストは「打ち切り?」みたいに終わってますが、
当初予定通りです。念のため(w


これからも、みなさまにより良い作品をお届け出来るようがんばります!!



そして、ご購入はこちら。

SonyReaderStore(ソニーの本屋) http://ebookstore.sony.jp/
紀伊國屋書店BookWeb  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/



智本光隆

今年最後の打ち合わせ!

2012-12-22 15:28:04 | 日記
おととい、担当氏と今年最後の打ち合わせを。
ここのところ、2ヶ月に1度のペースになっておりますな。
まあ、前回と違って基本的に「ちょっと待てやぁ!!!」みたいなのは、
特になかったんですが。


えー・・・と、いつも微妙な書き方しておりますが、、、
現在、実は手元には2作の原稿がありまして・・・これは書いたか?
これ、どっちが先に出るんのかで、何度も前後しております。
ひとまず、「新作」と「シュミ戦次回作(新作)」とでもするか・・・
このブログにて「次は毛色のちょっと違う作品」と書いているのは、
前者のほうです。


一応、どっちが先かの話もでましたが、
迂闊にはかくまい。また、変わるかも知れんし。。。


まあ。。。そんなお話を肩凝りの治療している病院の、
美人看護師様に話していたところ、
(読んでいるらしいから、こう書いておこう。うん、これで問題ないだろう)


「やっぱりあれだよねーもう、編集さんとかが文句いえなくらい、売れるしかないよねー!」


・・・それが出来たら苦労しなぁい!!!



智本光隆

豊臣蒼天録秘話第9回―千姫2―

2012-12-20 00:35:16 | 日記
さてと、千姫で少しだけ続き。

今作の千姫は一見・・・というかすべてにおいて幼く見えてますが、
実のところはかなり豊臣と徳川の関係を理解しており、
その上で最初から、豊臣に殉じる覚悟を決めていた・・・それが本作の千姫です。
秀頼に殉じる覚悟と言ったほうが正しいですかね。
忠輝曰く、「お前は俺の欲しいものは、すべて手に入る」と言わしめたほどに。
あと数年で美人になるらしいしねぇ(w


作者的には終章の太刀を鴨川へと投じ、そして千姫の声に振り返って手を振る秀頼・・・
それは、イメージ通り描けたかなっと思っています。
目指したところは、
「これから作家人生、どれだけ続くか分からないが、二度とないくらい爽やかに終わる!」です(w
以前に書いていますが、このラストは元々は『関ヶ原群雄伝』の時に考えたもの。
吉勝と辰子でやる予定でしたw


実家が壊滅してしまった千姫ですが、作中の随所に見せたクソ度胸で、なんとか乗り越えて行くでしょう。
あとはこの千姫が主導する以上、大奥的なものはまず出来まい(w


・・・最後にもうひとつ。
この千姫、『豊臣蒼天録』の発売時期(2011年9月2日)から、
「某大河ドラマの影響が?」とか突っ込まれました・・・が。
七月末日に脱稿してるんで、そんなことはありません!
まあ・・・キャスティングは予想してたけど(w