歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

太平記1話「父と子」

2020-09-28 21:08:09 | 日記

大河ドラマ「太平記」の感想のやっぱり1話から書こうかと。

全話書かないと思いますがw

91年放送の「太平記」のいろいろな意味で自分の原点となる作品です。

初めて大河ドラマを見たのは「独眼竜政宗」なのですが、

(「宮本武蔵」も見た記憶がありますが)

全話見たのは「太平記」が最初だったかと思います。

理由は・・・私の家が新田義貞と多少の縁があるのでw

 

 

1話の序盤で渡良瀬川で又太郎(尊氏)と義貞が言い合いになりますが、

これがこのドラマの核のひとつになりますね。

ちなみに、この時点で新田義貞役はショーケンとこ萩原健一さんです。

個人的にグループサウンズ時代や太陽にほえろは知りませんが。

当初企画では、義貞は「策謀家」として描かれるような雰囲気でしたが、

数話でて萩原さんが病気降板となりました。

そのままだったらと、気にはなりますが・・・

 

この回で気になっているのは又太郎出産の場面。

裸の巫女が素焼きの器を叩き割るというのは、白河院の時代の

『餓鬼草紙』に描かれている出産の光景です。

足利貞氏が笹の葉?らしきものを持っているのは、へその緒を切るためのものか?

当時の大河は歴史考証が細かいなぁと、今になって思う次第です。

 

 

しかし、赤橋登子さんは当時から美人・・・

あと、このドラマの馬は天皇陛下即位パレード(現上皇陛下)で、

使用される案があったのですが、結局は車になって残念・・・

 

 

 

智本光隆



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