SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

天才教育

2023-04-20 11:20:00 | 日記

昨日は肌寒い日でした。
夕方のレッスンでは
暖房をつけました

夜中2時半頃に腹痛
以前に救急車で
入院した経験が
ありますので
ドキッとします。

温かくしましたら
落ちつきましたので
睡眠薬を飲むと
目覚めたのは
10時半❗
目覚ましも聞こえない位
眠りました。(笑)


   ✨✨✨✨✨



クラヴィーアに
向かっているのは
7歳のモーツァルト。
ヴァイオリンを
弾いているのは
父親のレオポルド
向こう側で
歌曲の譜面を手に 
立っているのは
12歳のマリア・アンナ・
イグナーツィア・
モーツァルト
愛称ナンネルです。

一家でミュンヘンへ
演奏旅行に出かけ
姉と弟とは
宮廷や社交界で神童と
もてはやされました。

1763年、3年半にもおよぶ
ヨーロッパ横断の長旅
ドイツ各地、ベルギー、
オランダ、フランス、
イギリス、スイスへの旅を
おこないましたが
ナンネルは
大曲や難曲を
驚くべき正確さで弾き
大人顔負けの
花形スターでした

父レオポルドが
旅を繰り返したのは
神童姉弟を
見せ者にするのではなく
子供たちに
各地の音楽文化を肌で
摂取させて
教養を磨かせることと
その優れた演奏能力を
世にアピールして
音楽家としての道を
確保させようと
考えていたようです

姉弟はドイツ語のほか
英語、フランス語、
イタリア語を
旅で習得したのです。

ヴォルフガングは
言語だけではなく
各地の音楽語法も
確実に身につけました

天才少女とうたわれた
ナンネル・モーツァルト





1766年にザルツブルクに
帰りましたが
翌年は2回目の
ウィーン訪問の旅
ここで一家は折り悪しく
流行していた天然痘に
倒れます

そしてこの旅を最後に
父レオポルドは
ナンネルを旅に
伴うことは
ありませんでした。

次のマンハイム・パリ旅行に
ヴォルフガングは
母と旅にでますが
病に倒れた母が
パリで亡くなるのです。

旅先で母を失った
ナンネルは
未婚のまま
本物の主婦となって
しまいました


モーツァルト作曲
ピアノソナタ No11
(トルコ行進曲付き)
ダニエル・バレンボイム



パリで母を失った頃に
作曲したソナタです。