SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

日本人ならでは

2023-04-22 09:41:00 | 日記
昨夜は音楽メンバーとの
日本酒の会でした。

先ず、穴子の稚魚
「のれそれ」で乾杯。












  ✨✨✨✨✨✨

「蝶々夫人」を
作曲者のプッチーニの前で
演じて大絶賛されたのは
三浦環でした。

東京音楽学校を卒業し
学生結婚をした
医学者三浦政太郎と
留学のために
1914年に
神戸からドイツに
旅立ちました。




ロンドンでオーディションを
受けて「蝶々夫人」を
歌うことになりました
環は32歳でしたが
小柄なので
「15歳の日本人の少女」を
演じても違和感は
なかったのです。
公演は大成功で
ロンドンで8回
その後アメリカにわたり
ボストン・オペラ・シンフォニ―と契約して
100回の公演を行いました。
アメリカの200箇所以上で
「お蝶夫人」を歌います。
夫の政太郎は
イエール大学に
在籍しました。

そして
イタリア人
プロデューサーと契約
ロ―マ歌劇場の公演の折
プッチーニ本人が来場。
翌日、電報が届き
プッチーニ邸に招待され
歓待されたのです。

メトロポリタン歌劇場に
日本人として初めて出演
「蝶々夫人」の公演は
2001回を超えました。
100年も前に世界で
これほど活躍した方が
いらしたとは驚きです。
日本人ならではの
オペラでしたね。