SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

薔薇色の空

2023-06-10 07:00:00 | 日記

昨日の夕焼けです。
部屋もピンクに
染まりました。


  ✨✨✨✨✨

一仕事を終え
10時半頃に
TVをつけると
ディズニー映画
「美女と野獣」のラスト
ダンスのシーンで
惹き込まれて
観てしまいました。





「美女と野獣」といえば
ラヴェルが
マ・メール・ロワの
第4曲目に作曲して
います。

もともとは
ラヴェルの友人の
ゴデフスキー夫妻と
二人の子供のために
書かれた
ピアノ連弾用の曲で
「美女と野獣の対話」を
作曲していますが
魔女ののろいで野獣に
変えられてしまった
王子と姫との対話を
描いています。

姫はクラリネットの
メロディで
野獣の方は
コントラ・バスーンの
重低音で演奏されますが
その後、シンバルの
一撃で魔法が解ける
ことになり
野獣の求婚を
受け入れたことを
表しています。

ハープの
グリッサンドの後に
野獣は王子の姿に
戻ります。
シンプルですが
ラヴェルらしい
繊細で美しい音楽です。

コントラ・バスーンの
の演奏の一部が
ありました。




マ・メール・ロワとは
マザーグースのこと。
楽しい童話を
管弦楽の魔術師
ラヴェルの音楽で
いかがですか。

(16‘41‘‘)



① 眠れる森の美女の
  パヴァーヌ

② 親指小僧
(貧しい夫婦に育てれれて
 いる親指小僧
 口べらしのために
 山に捨てられる羽目に…)

③ パゴダの女王
  レトロネット
 (中国の陶器でできた
 人形が歌い、楽器を
 演奏します。)

④  美女と野獣の対話

⑤  妖精の国
 (深く永い眠りに落ちて
 いた王女。100年が
 経って眠りから
 さめます。)