SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

背高のっぽ

2023-06-28 14:29:00 | 日記

我が家の泰山木
大きくなりすぎて
花が開花しても
見ることができません
茶色に変色して
地面に落ちた残骸を
掃除するばかりでしたが、
今朝
ようやく脚立に乗ると
見える場所で
一輪開花しました。(*^^*)




杏は少し早いですが
鳥達に食べられるので
収穫しました。






カナブン達にも
分け前を。


   ✨✨✨✨✨

狂詩曲「スペイン」




エマニュエル・シャブリエ

19世紀の
フランスの作曲家で
40歳近くまで
平日はフランス内務省の
お役人で
休日に作曲するという
「日曜作曲家」でした。

1880年に
ワーグナーのオペラ
「トリスタンとイゾルデ」
聴いて
内務省を退職して
音楽の道に
専念することを
決意しました。

それから
ヨーロッパ各地を
旅行して回りましたが
1882年にスペインで
情熱的なスペイン音楽に
強烈な印象を受け
その感動をもとに
狂詩曲「スペイン」を
作りました。

冒頭は弦の
ピッチカートで始まり
タンバリンがなる
陽気で熱いスペインの
情熱的な音楽。

ちょうどその頃
フランスは
スペイン・ブー厶で
フランスを
代表する指揮者
シャルル・ラムルーにより
初演されると
大評判になり
一気に名声が
高まりました。

その後、
シャブリエは
ドビュッシーや
ラヴェルに
先がけて
近代フランス音楽に
貢献します。

彼は公務員時代から
マネ・モネ・セザンヌと
交際し
絵画のコレクターでも
ありました。

53歳で
世を去りましたので
活動した期間は
わずか14年間でした。
最後にマネの近くに
葬って欲しいと
言い残しましたが
残念ながら
違う墓地に眠っています。