三連休は台風の上陸と重なってしまいましたが、17日はまだ曇りだったので大船フラワーセンターに行ってきました。
目的は7日から19日まで開催されていた「ひょうたん展」です。
瓢箪は最古の栽培植物の一つで、一万年以上前から栽培が続いてきました。また、瓢箪ほど大きなものと小さなものの差がある種も無いのだそうです。
軽くて丈夫で密封性があり、栽培も加工も容易なことから、様々な日用品や茶器・楽器・芸術品が作られてきました。
今回の展示会場には、100点の瓢箪の加工品が展示されていました。
一口に瓢箪と言っても形は様々で、お馴染みの8の字型のものから長いバットのような形のもの、更にはその長いものが蛇のように捻じれているものなど、これまで見たことの無かった形の瓢箪が展示されていました。
サイズも豊富で、指で摘まめるくらいのものから人が中に入れるくらいのものまで展示されていました。
開場の奥に撮影禁止のケースがあって、その中の長大な瓢箪には特に驚きましたよ。なんと長さ約3mです。言われないと瓢箪だとは思わなかったと思います。
加工の仕方も様々でした。
焼刻、彫刻、透かし彫り。染めたり、絵を描きこんだり。金属や飾り紐、ビーズをつけたり、刺繍を施したり。丈夫で軽い瓢箪は施せる加工が多いのですね。
これは螺鈿細工ですかね。
特にこの鳥籠が美しかったです。
本物の鳥を住まわせたら汚されるので、鳥の置物を入れたら可愛いと思いました。
瓢箪の空洞は音をよく響かせるので、楽器としても利用されてきました。今回の企画展では各国のマラカスが展示されていました。
ひょうたん展の会場を出て、園内を散策しながら、ハロウィンのジャンボカボチャが転がされている広場へ向かいました。
それらについては、次回のブログにアップします。
加工法もなんですが、瓢箪そのものも形や大きさのバリエーションが豊富で驚きました。言われないと瓢箪とは思わなそうな品も多かったです。
鳥籠は本当に可愛くて欲しいと思いました。
昔から人間は、なにかに使えそう!!な瓢箪に魅せられてきたのですね。
ワタシも鳥籠が美しいと思いました。作る過程もみてみたいですね✨