青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

夫誕生日2022

2022-08-29 07:58:02 | 日記

今年の夫の誕生日は、鰻屋でお祝いしました。
藤沢の郊外にある「一幸」という鰻料理・河豚料理のお店です。
農業地帯の中のポツンとあるお店なのですが、人気店なので予約を入れられる時期には予約してから行った方がいいと思います。
7~8月は予約不可の時期なので、私たちは比較的空いていそうな平日のお昼に行ってきました。それでも、お客さんでいっぱいで少し待ったので本当に人気店なのでしょうね。
外観を撮影するのを忘れましたが、外から見ると然程大きなお店に見えないのに、中に入ると意外と広かったです。





鰻はふっくらとした焼き上がりで、ギトギトしてなくて食べやすかったです。味付けも濃すぎず、甘すぎずで多くの人の口に合うのではないでしょうか。
鰻と河豚のお店ですが、天麩羅もお品書きに乗っていました。サイドメニューも豊富ですが、鰻セットで既にお腹いっぱいです。




天然木の形を活かしているのでしょうか。ユニークな形のテーブルです。
席はテーブル席と座敷のどちらかを選べます。
今回私たちはテーブル席にしましたが、お手洗いを借りるときに襖の空いている座敷を覗いたら、落ち着いた感じのお部屋だったので、次に来るときには座敷を頼もうと思いました。

上にも書きましたが、「一幸」は他に観光やお買い物の出来るスポットの無い農業地帯にあるので、このお店に来る人は何かのついでじゃなくて、ここで食事をするためにだけ来ているのですよね。
最寄駅からバスに乗らないと辿り着けない場所なので、私たちの席のうしろの席のお客さんたちが、お店の人に帰りのルートを訪ねていました。
車じゃないと行きにくい場所ですが、鰻の味が良く、お店の人の感じも良く、人気があるのが納得のお店でした。
冬になったら河豚も食べに行きたいです。
この時世なので、「一幸」も今年の7月から通常より値上がりしています。早く世の中が落ち着くといいですね。


誕生日ケーキは、テラスモール湘南のケーキ店で桃とアプリコットのタルトを買いました。

いつもは誕生日などのお祝いのお料理やケーキは家で私が作るのですが、今年はすべて外食と買って来たもので済ませました。
「やっぱりプロの作ったものの方が綺麗でいいね」と私は思うのですが、娘コメガネは「なんか物足りない。お母さんが作った方がいい」と言ってくれるので、コメガネの誕生日は私が作ろうと思います。


実父の誕生日も8月です。
実家にお祝いの和菓子を送ったついでに自分たちの分も買いました。






水風船、金魚。奥が兎です。中の白餡に刻んだ柚子の皮の砂糖漬けが入っていて、さっぱりとした風味でした。
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長野旅行・その3上田城

2022-08-22 08:33:16 | 日記
長野旅行・その3は上田城です。
松本城から善光寺に行く道でずいぶん時間をロスしたので、上田城は若干駆け足気味の見学になりました。
熱中症なりかけの身での見学だったので、あれも見落とした、これも見落としたという後悔も残りましたが、それも旅の思い出ということで。


上田城は、天正11年(1583)真田昌幸によって築城されました。
関ヶ原の合戦の後に破却されましたが、仙石氏の時代に再建され、7基の櫓と2基の櫓門が建てられました。
明治維新後、西櫓1基を残し、その他の櫓・櫓門は取り払われました。
城外に移築されていた2基の櫓は後に買い戻され、昭和18年~24年(1943~1949)に現在の南櫓・北櫓として再移築されました。平成6年(1994)には東虎口櫓門が復元されました。


西櫓。
尼ヶ淵側から撮影。
西櫓は寛永3~5年(1626~1628)にかけて、仙石氏によって建てられました。上田城で江戸時代から現存している唯一の建物です。

二の丸堀跡の欅並木を通り抜けると、東虎口櫓門に着きます。


東虎口櫓門。


「信州上田おもてなし武将隊・真田幸村と十勇士」のお二人と撮影。
赤い着物の方が「猿飛佐助」、白と水色の方が「望月六郎」です。
名刺もいただきました(^_-)-☆




真田神社。
東虎口櫓門をくぐり、まっすぐ歩くと上田城本丸跡に鎮座する真田神社に着きます。
真田氏・仙石氏・松平氏という歴代の城主を御祭神としていますが、元々は松平家の御先祖をお祀りする御宮で、松平神社と称していました。



眞田井戸。
この井戸は抜け穴になっていて、太郎山麓や藩主居館跡にも通じていたとの伝説もあります。


真田信繁(幸村)公大兜。


青年眞田幸村(信繁)公之像。
うっすらとクラーク博士風味。


伊勢神宮内宮遙拝所。




厄除け風鈴。


傘のおみくじ。
コメガネさん、大吉を引いたのでそのまま持ち帰ることにしました。

若い参拝客が多いのか、可愛らしいデザインのお守りや絵馬が多数用意されていました。智・仁・勇のイメージが強い真田氏ですが、何故か縁結びのおみくじもありました。

真田神社を後にして、東虎口櫓門の方に戻り、南櫓・北櫓・櫓門の内部を見学しました。
南櫓・北櫓は明治に移築され遊郭として利用されていましたが、昭和24年に現在の位置に復元されました。
入り口は一つしかなくて、見学は南櫓→北櫓の順に回ります。










櫓内には、上田城を中心とした上田の町のジオラマや甲冑・鉄砲などが展示されています。








櫓内から見る風景。
南櫓は尼ヶ淵の崖上に建っているので、内部から急斜面の石垣を見ることが出来ます。かつては千曲川の分流があり、天然の堀となっていました。


上田市立博物館。
館内の展示物は一部撮影禁止のものがありますが、だいたいが撮影OK。ただし、フラッシュは禁止です。
私達が訪れた時には、夏季企画展「上田祇園祭とまちづくり―藩と町と村と、年に一度のお楽しみ」が開催されていました。






















歴代城主の甲冑等の上田藩関係資料、染屋焼コレクション、正保の信濃国絵図、養蚕資料、古文書類など上田地方の中世以降の歴史資料が展示されています。


上田市立博物館・別館。
真田一族の資料は主にこちらに展示されています。本館は仙谷氏・松平氏、別館は真田氏という分け方ですね。
こちらもVRシアターと一部の資料以外はだいたい撮影可(フラッシュ禁止)です。






















甲冑や武具も良いのですが、それより真田氏の手紙の展示の多さに目を惹かれました。

前回の善光寺でも同じことを書きましたが、この日は非常に暑かったです。
夫が途中から気分が悪いと言い出し、私も善行寺滞在中から頭痛がしていたので、VRシアター鑑賞がてら少し休憩させてもらい、無理はやめてこのまま帰路につきました。


いろは堂のおやき。
辛子高菜、カボチャ、餡子。
現地では食欲が無くて何も食べて来られなかったので、これだけ買ってきました。次に長野に行くときは気候の穏やかな時期に行って、食べ歩きも楽しみたいです。
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長野旅行・その2善光寺

2022-08-17 08:07:22 | 日記
長野旅行・その2は善光寺です。
実は元々の計画では、松本城の後はすぐに上野城に行く予定でした。が、行きの道が思ったより混雑していなかったので、少し時間に余裕が出来て善行寺詣を思いついた次第です。うちのカーナビが古過ぎるせいで、途中妙な道に誘導されて松本城から善光寺に到着するまで二時間以上かかりましたが……。

私たちは、本堂→山門→経蔵の順に見て回りました。
いずれも内部の撮影は禁止です。
なので、今回のブログは旅行記にしては画像の枚数が少ないです。


善光寺は日本最古の仏像といわれる「一光三尊阿弥陀如来」を本尊とする無宗派の単立仏教寺院です。
古来より「遠くとも一度は参れ善光寺」と、多くの参拝客を集めているのはそういう間口の広さのせいかもしれません。


駐車場から本堂へ。
途中、ドローン禁止の看板を見て、未成年がドローンの墜落事故を起こしたのが、善光寺の御開帳の最中だったなと思い出しました。












国宝「本堂」。
国宝の木造建築としては、高さ約29m間口約24m奥行約54mという、東日本では最大級、全国でも4番目の大きさです。
本堂は度重なる火災で焼失し、その度に再建されてきました。現在の本堂は、1707年(宝永元年)再建です。奥に「お戒壇巡り」の入り口があります。










本堂では、夫と娘コメガネが有名な「びんずる尊者」を撫でまわしていました。
コメガネは体のどこも痛めていないのですが、「びんずる尊者」を撫でるという行為自体が楽しかったようです。夫は右肩を撫でていました。そういうのも心のアルバムに留めておいて。

あと、コメガネは境内の売店で数珠を買っていました。
紫の玉がキラキラしているのが可愛く見えたそうです。そろそろ自分自身の数珠を持っていても良い年頃かも。






重要文化財「山門」。寛延三年(1750)に建立。
地震による損傷や老朽化のため、平成十四年10月から平成十九年12月まで、山門としては初の大規模な修復工事となる平成大修理を実施しました。


山門の上から見る風景。転落防止のネット越し。














前回のブログにも書きましたが、この日は37度もあって善光寺の敷地内ですでにグッタリでした。
もうお昼をとうに過ぎていましたが、何も食べる気が起きず、そのまま上田城址に移動。車中で水やお茶をがぶがぶ飲みましたが、飲んでも飲んでも体が水分を欲している感じがしました。

次回のブログは、長野旅行・その3上田城址の予定です。
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長野旅行・その1松本城

2022-08-12 08:02:56 | 日記
夏休みなので、家族で長野に行ってきました。
うちには犬猫がいるので、例によって日帰りです。

松本城→善光寺→上田城址の順に車で周ってきました。
長野は若い頃に何度かキャンプしたりバンガローに泊まったりしたことがありましたが、城下町を観光するのは今回が初めてです。
この日の長野はとても暑くて、善光寺に着いた昼過ぎには37度を超えていました。
海水浴場のある地元・藤沢より避暑地のある長野の方が暑いなんてと思いましたが、長野は面積が広いので県内で気温の差が大きいのかもしれなませんね。
気温とは全然関係ない話ですが、松本市と藤沢市は姉妹都市です。

撮った画像の枚数が多いので、三回に分けてブログに載せる予定です。

一回目は松本城。
朝6時ごろに家を出て、松本城そばの駐車場に着いたのが10時より少し前でした。この時点でもう暑かったです。


松本城の前身は、戦国時代の永正年間に造られた深志城と言われています。
現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。
現在天守の建物を残す城は、12城しかありません。そのうち五重の天守は松本城と姫路城だけです。
この日は快晴だったので、モノトーンの姿が青空によく映えました。








内堀を渡ったところにある高麗門が入り口です。


「おもてなし隊」のお二人と記念撮影させてもらいました。


これはアルプちゃん。




入場券を買ってから本丸御殿跡を通り抜けて天守閣へ。




ここにも「おもてなし隊」の方が。
「おもてなし隊」のみなさんは敷地内各地にいらっしゃるようでしたが、なんせ炎天下なので我々には探して歩く元気がありませんでした。
暑い中を武者や姫君の衣装で働く「おもてなし隊」のみなさんには敬服するばかりです。




天守閣内部。すべての階段が暗くて狭い。
この画像は三階の階段で比較的傾斜が緩やかですが、他の階の階段はまるで梯子のように急斜でした。他の階の階段は撮影禁止だったので、これだけ載せておきます。

天守内には、松本市出身の故赤羽通重・か代子夫妻が寄贈した141挺の火縄銃と兵装品のうち、一部が展示されています。




























一部と言ってもかなりの数なので、それらを見ているだけでも結構時間がかかります。バラバラに分解された部品や、火薬を作る器具の展示もありました。火薬作りは主に女性の仕事だったそうです。






その他、鯱瓦、土台支持柱、蕪懸魚など。




城内から発掘された食器や遊具、古銭など。


天守三階は天井が低くて暗い部屋。
天守閣は外から見ると五階建てですが、内部は六階になっています。ここ三階は外からわからない秘密の空間でした。
外から見えない階があるのは乾小天守でも同様で、こちらは外観は三階建てですが内部は四階になっています。


石落。
石垣を登る敵兵に、石を落としたり熱湯等をかけたりして天守を守る装置です。戦国末期にはここから這い上る敵兵に火縄銃を撃ったと考えられています。


武者窓。
ここからも銃撃しました。


当世具足。
ちょうど職員さんがいて説明をしてもらえました。
甲冑に玉込め用のカルカを背中につけ、腰には玉入れ、肩からは瓢箪型の口薬入れを下げています。これに火縄銃と刀を装備すると、重量20㎏弱になります。これが当時の標準的な武者スタイルでした。










天守から見る景色。


天守を出たところ。


名残惜しいですがこの後も予定があるので、最後にも一度お城を撮影して松本城をあとにしました。


松本城主ゆかりの神社です。松本城の北隣に鎮座しています。


前進は暘谷大明神。縁結びの神様らしいです。
その後、今宮八幡宮、片宮八幡宮、共武大神社、淑慎大神社との合祀を期に、名称を松本神社と改めました。
社務所に人がいるのは、7月10日、11日に行われる「例大祭」の間だけです。観光スポットというよりは地元の人々のための神社ですね。

次回のブログは善光寺の予定です。
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オープンキャンパスに行ってきました

2022-08-08 08:22:55 | 日記
週末に大学のオープンキャンパスに行ってきました。
娘コメガネはまだ高1なのでちょっと早いのではと思いましたが、高校側から夏休み中に一校は行っておくようにと言われたましたので。
コメガネは将来就きたい職業が決まっているので、学部もそっち方面と決まっています。
でも、クラスメイトの殆どが、何となく文系とか理系とかざっくりとしたイメージしか抱いていないので、担任からその話が出た時に教室がちょっとざわついたそうです。

今回行った大学は我が家から少し遠いので私が付き添いました。
我ながら過保護だと思いましたが、現地に行ってみると保護者同伴の学生の方が多くて、時代を感じましたね。

結果として、複数の意味で同伴して良かったと思いました。
オープンキャンパスの申し込みはオンラインオンリーでコメガネ自身にやらせたのですが、ちゃんと出来ているか確認しておくように言ったのにやっぱり不備がありまして。
コメガネさんの「出来たよ」「やったよ」は本当に当てにならんのですよね……。高校の提出物も出していない物が多くて、夏休み前に担任から注意のお電話をいただきました(T_T)
コメガネの高校は生徒本人のパソコンかスマホからオンラインで提出する課題が多いので、親がチェックし難いです。口酸っぱくして言い聞かせているのですが、骨の髄まで大雑把な性分なのであんまり響いていないようです。

話をオープンキャンパスに戻しますと、全体説明会の申し込みは出来ていたのですが、学部ごとの体験ツアーには申し込めていなかったのですよね。で、どうしようと途方に暮れていたら、学部の先生が厚意で参加させてくれました。
コメガネさん「お母さんがいてくれて良かったぁ」と喜んでいましたが、お母さんがいなくてもアクシデントは自分で何とかして下さいよ?後で聞いたら、自分一人だったら諦めて帰るつもりだったそうです。

学部ツアーでは、少人数でグループを組んで、構内見学しつつ、ちょっと実習的なこともさせてもらい、最後に質問タイムも設けてもらいました。
同じテーブルに着いた人全員が一つは質問を出来ていました。コメガネも色々聞いていましたし、私も一番気になっていた国家試験のサポートについて聞けて良かったです。

帰りに大学の最寄り駅付近で何か食べていくつもりでしたが、コメガネさんがSuicaを失くしてしまいまして(>_<)
コメガネさんのポンコツぶりに少し疲れてしまって、そのまま帰路につき、地元に戻ってから迎えに来てくれた夫と一緒に中華を食べました。








昼食にしては遅い時間だったので、夕食を兼ねて多めに頼みました。満腹です。
帰宅してからお風呂に入ってすぐに寝ました。
翌日コメガネには大学で貰った資料に目を通しておくように言っておきましたが、あんまり期待はしていません( 一一)
今週末も今回と別の大学のオープンキャンパスに予約を入れています。
こちらはそれほど遠くないので、一人で行ってもらうつもりです。少しずつ自立に向かって訓練していって欲しいものです。
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