実家の掃除の合間に奈良市内の観光もしてきました。
春日大社と摂社→不空院→新薬師寺→鏡神社→元興寺の順です。
画像が多いので今回は春日大社と摂社でいったん区切ります。不空院以降は次回のブログで。
高畑の駐車場に車を停めて、春日大社に続く下の禰宜道に向かいました。
途中で良い感じのお店もありましたが、まだ朝早いので閉まっていました。
下の禰宜道。
古木が多いので、娘コメガネは絵の資料に色々撮影していました。
春日大社の境内です。
二之鳥居をくぐってすぐの祓戸神社。
まずはここで手と口を清めます。
春日大社は、神山である御蓋山(春日山)の麓に、768年、称徳天皇の勅命により武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の御本殿が造営され御本社(大宮)として整備されました。現在、国家・国民の平和と繁栄を祈る祭が年間2200回以上斎行されています。
境内には平安時代より奉納の始まった約3千基の燈籠があります。
3百年以上の時を経たものも多数あり、社寺の参道に燈籠を並べる風習はこの春日大社から始まったとされます。
この日はご神事の都合で内部の参拝は出来ませんでした。
見学できるところだけ見学してから、社務所で可愛い木彫りの鹿の御神籤を引いたり、お守りやお揃いの勾玉のストラップを購入しました。
鳴雷神社(香山龍王社)遥拝所。
御祭神は、天水分神(春日龍神)。雷雨を引き起こして水を確保する雨乞いの神様です。
春日大社のご神域には、大宮に鎮座する4柱の神様のほか、霊験あらたかな神様が摂社・末社として合わせて62社お祀りされています。
今回、私達は新薬師寺に向かう方の道にある若宮十五社をお参りしてきました。
第1番から第15番まで数字がついていますが、順番に並んでいるのではないのです。私たちは道なりにお参りしました。
第2番納札社・一童社(三輪神社)
御祭神は、少彦名命。子孫の繁栄、子供の無事成長をお守りくださる神様です。
第1番納札社・若宮
御祭神は、天押雲根命。正しい知恵をお授けくださる神様です。
第15番納札社 ・夫婦大国社
御祭神は、大国主命、須勢理姫命。夫婦円満、良縁、福運守護の神様です。
第5番納札社・広瀬神社
御祭神は、倉稲魂神。おいなり様とご同神で衣食住をご守護くださる神様です。
第6番納札社・ 懸橋社(葛城神社)
御祭神は、一言主神様。心願成就の神様です。一言(一つの祈願)を願えば叶えてくださるといわれています。
第7番納札社・ 三十八所神社
御祭神は、伊弉諾尊、伊弉冉尊、神日本磐余彦命。正しい勇気と力をお授けくださる神様です。
第8番納札社・ 佐良気神社
御祭神は、蛭子神(えびす神様)。商売繁盛、交渉成立をお守りくださる神様です。
第14番納札社・金龍神社
御祭神は、金龍大神。開運財運をお守りくださる神様。
後醍醐天皇ゆかりのお宮です。
今年が辰年だからか、それとも金運の神様だからか、こちらの参拝客は多かったです。
後醍醐天皇の所縁だとは知りませんでした。私、後醍醐天皇好きなのですよ。生き方がパワフルですね。
第13番納札社・元春日 枚岡神社遥拝所
御祭神は、天児屋根命、比売神。延命長寿の神様です。
第9番納札社 ・春日明神遥拝所
御祭神は、春日皇大神。ひらめきの神様です。
第10番納札社 ・宗像神社。
御祭神は、市杵島姫命。諸芸発達をお守りくださる、七福神の弁天様とも伝えられる神様で天河弁財天と伝えられています。
第11番納札社・紀伊神社
御祭神は、五十猛命、大屋津姫命、抓津姫命。
万物の生気、命の根源をお守りくださる神様です。
竜王珠石。
紀伊神社のすぐ西側にあります。雨乞いの善女竜王が尾玉を納めたという伝説が残っています。
第12番納札社 ・ 伊勢神宮遥拝所
御祭神は、天照坐皇大御神(内宮)、豊受大御神(外宮)。
天地の恵みに感謝する所です。
第3番納札社、第4番納札社は撮影し忘れていたようです。画像フォルダを探しても出てきませんでした。
第3番納札社は、兵主神社
御祭神は、大己貴命。御神徳は、延命長寿をお守りくださる神様です。
第4番納札社・南宮神社
御祭神は、金山彦神。金運のご守護くださる神様です。
護摩壇。
境内を出て、新薬師寺方面に向かいました。
鹿せんべいをあげるコメ。
中の禰宜道の大木。コメと撮影。
この後、不空院→新薬師寺→鏡神社→元興寺と観光して、最後にならまちでご飯を食べました。それらについては、また今度のブログで。