青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

榛名湖・榛名山~軽井沢・白糸の滝観光その3

2024-08-26 08:16:53 | 日記

榛名神社参拝を終えてから、軽井沢に向かいました。主な目的は白糸の滝です。


途中、道の駅 八ッ場ふるさと館に寄りました。






館内でお買い物をした後に足湯でリラックス。
猛暑のせいか、足湯は不人気で私達の貸し切り状態でした。すぐそばにソフトクリームを食べているお客さんが何人もいたのですが、私達はお腹一杯だったし、これから車で軽井沢まで移動するので、これ以上の買い食いは止めておきました。

白糸の滝までは、白糸ハイランドウェイを利用しました。
白糸の滝は、白糸ハイランドウェイの道沿い、浅間火山の東麓にあります。白糸の滝は無料で鑑賞できますが、白糸ハイランドウェイは通行料金がかかります。


白糸の滝の源流は、地下や岩肌から湧き出る湧水で、その水を利用して作られた人造滝なのです。
人造滝と聞くとちょっぴりガッカリ感があります。
ですが、天然の滝は降雨で水が濁ったり増水したりして、常に美しい姿を見られるわけではありません。対して、人口の白糸の滝は常に高い透明度を保っています。
ビーズのカーテンのように美しく広がる滝が周囲の緑と調和し、人気の観光スポットとなっています。この日も見物客が大勢いました。
駐車場で車を停めてから外に出たら、何か一枚羽織りたいくらいの肌寒さで、この時期に冷気を感じるのがとても新鮮でした。
去年のGWに長野観光(松本・上田周辺)した時には熱中症で倒れそうになりましたが、同じ長野県でも全然機構が違うのですね。






















売店で買い物をしてから、旧軽井沢銀座通りに移動しました。
しかし、残念ながら現地の駐車場が何処も満車で、しばらく待っても空きませんでした。ここでの諦めて、軽井沢プリンスショッピングプラザに移動。
軽井沢プリンスショッピングプラザに行く予定は全然なかったので、何の予備知識もありませんでしたが、とりあえず駐車できたのでオッケー。






休憩にちょうどいい広場があり、また、涼しくもあったので、クレープを食べたり、のんびり散策したりしながら、夕方まで過ごしました。




夕食は中華でした。
夫が蟹炒飯セット。私が五目汁蕎麦セット。
味付けが薄めで私好みでした。が、結構なボリュームで、少し前にクレープを食べたのを後悔しました。私は胃袋の状態がかなり厳しかったので、油淋鶏は夫に食べてもらいました。








ライトアップ。
実物はもっとカラフルだったのですが、私のスマホで撮るとただの白い三角にしか見えないのが残念。


深夜に帰宅。
今回のお土産たち。食べ物ばかり(#^^#)


八ッ場ふるさと館で買ったトウモロコシ“ピュアホワイト”は、翌日茹でて食べました。ビックリするくらい甘くて、まるでお菓子みたいでいたよ。
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榛名湖・榛名山から軽井沢・白糸の滝観光その2

2024-08-20 09:49:34 | 日記

榛名山の中腹にある榛名神社は、第31代・用明天皇(585~587)の時代に創建された1,400年以上の歴史を誇る神社です。
古来より鎮火、開運、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるといわれています。
雨乞いの神社として、また、修験者の霊場として、榛名山信仰の参拝者を集めてきました。


権現造りの本殿をはじめ、神楽殿・国祖社・額殿・双龍門・神幸殿・随神門などが国の重要文化財に指定されています。武田信玄が戦勝祈願して矢を射立てたといわれる矢立杉は、国の天然記念物に指定されています。
御姿岩、九十九折岩、倉掛岩、鉾岩などの奇岩が境内に数多くあり、パワースポットとしての人気も高い神社です。
本社・幣殿・拝殿(本殿)は、令和7年12月までは改修中で拝観できません。でも、奇岩を見るだけでも行く価値はあると思いますよ。むしろこの奇岩群こそが、榛名神社の最大の特徴であり、魅力なんじゃないでしょうか。






































迫力の奇岩たち。
岩には、その内部に悠久の時を封じ込めた神秘と胆力を感じます。紙や材木でできている日本の建造物の儚い美しさとはある種対極の魅力を湛えていると思いました。
















この先が本社・幣殿・拝殿です。
現在改修中なので、夫は階段を上るのを拒否して下で待っていました。だいぶお疲れのご様子で・・・。






























一人で登って拝観しましたが、門の木彫りは美しく、観に行って損はなかったと思います。








境内のお店で梅干を買いました。


一緒に買った梅饅頭の中には、甘く味付けされた梅が丸ごと一つ入っていました。

神社をあとにして、車で榛名湖を一周してから、軽井沢方面に向かいました。目的は白糸の滝です。その模様は、また、次回のブログで。
閲覧、よろしくお願いします!
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榛名湖・榛名山~軽井沢・白糸の滝観光その1

2024-08-15 07:29:58 | 日記

連休に夫婦で榛名湖・榛名山~軽井沢・白糸の滝を旅してきました。
コメガネは用事があって不参加。最近夫婦だけで出かけることが増えたなぁ。
画像が多いので、三回に分けてブログに載せます。最後まで閲覧していただけたら幸いです。

榛名山は、一つの山ではなく、榛名富士、掃部ヶ岳、烏帽子ヶ岳などをはじめとする複数の山の総称です。
群馬県高崎市に位置し、赤城山、妙義山とともに上毛三山と呼ばれています。約50万年前から噴火を重ね、約22万年前の爆発でカルデラが生じ、榛名湖の原型ができたと言われています。


静かな湖畔のメロディーラインを通って、榛名湖付近のロープウェイ駅に到着。
ロープウェイ駅付近には馬が何頭もいました。馬が驚かないように少し離れたところから撮影。
ロープウェイが架かる榛名富士山頂からは、谷川連峰、浅間山、関東平野が展望でき、晴れている日には富士山も見ることができます。








山頂到着。


かなり歩きにくい階段を上って榛名富士山神社に参拝しました。


社殿が新しすぎて、思っていたのとはだいぶ違いましたが・・・。
榛名富士山神社は榛名神社の末社で、木花開耶姫命が祀られており、縁結びや安産のパワースポットとしても有名です。
ロープウェイ駅で絵馬を購入し、山頂の神社で結ぶと願いが叶うとも言われています。


石長姫大神・保食大神・饒速日大神・榛名富士大神(木花開耶姫神)の石碑。
榛名富士山神社から少し下ったところに建てられています。












ロープウェイで榛名湖まで戻りました。


標高1,100メートルにある榛名湖は、榛名山の火山活動によって生まれた湖です。
年間を通じて美しい景観と自然を満喫できる、高崎市で一番人気のアウトドアスポットです。ボートや遊覧船、オートキャンプなどが楽しめます。


竹久夢二の歌碑。


竹久夢二の歌碑の向かいにある蕎麦屋・『甲子亭 支店』でお昼を食べました。










名物のワカサギの天麩羅と榛名富士型に盛られた手打ち蕎麦。
店員さんから、一人前を二人分頼むより、二人前にまとめて頼んだ方がお得と言われたので、そうしました。
お蕎麦もワカサギの天麩羅も絶品で、三人前頼めば良かったと思ったほどでした。


サービスの刺身こんにゃく。


食後のデザートは、蕎麦茶のアイスと蕎麦茶のプリン。こちらも手作りです。
頼んだものすべてが美味しくて満足でした。ご馳走様。


腹ごしらえが済んだので、榛名神社に移動。
門前の売店でお土産を買い、おやきを食べてから(腹ごしらえ済んだのでは・・・)、神社の境内に入りました。
榛名神社参拝の模様は、次回のブログに載せます。
閲覧、宜しくお願い致します。
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デ・キリコ展(東京都美術館)

2024-08-09 10:39:41 | 日記
“風変わりで色とりどりの玩具でいっぱいの、奇妙な巨大ミュージアムを生きるように、世界を生きる
「パリ手稿1911-14」より”



東京都美術館で開催中の『デ・キリコ展』に行ってきました。
上野に行くのは、昨夏の東京国立博物館・平成館の『古代メキシコ展』以来。コロナ禍以降、本当に足を運ばなくなってしまいましたねぇ。上野公園の博物館・美術館は以前と変わらず興味深い企画展を開催しているので、また遊びに行く習慣を取り戻したいです。

話をデ・キリコに戻しますと、私がデ・キリコの作品を生で観たのは、1993年に上野の森美術館で開催された『ニューヨーク近代美術館展』でした。
そこで展示されていたデ・キリコの作品は、「モンパルナス駅(出発の憂鬱)」の一作のみでしたが、その一作が強烈に記憶に残っていたのでした。
憂鬱と矛盾と、希望と不安。
遠くに見える塔の時計は永遠に止まったままで、どれほど待っても電車は来ない。それでいて、画の前面に置かれた果物は瞬く間に朽ち果てていく。歪んだ時空に閉じこめられた私は、どこにも旅立てないのではないか・・・。そんな不穏と緊張が、当時10代だった私の心に強く刺さり、それは30年近くたった今でも抜けないでいるのです。
今回の『デ・キリコ展』では、デ・キリコの作品のみが約110点展示されています。
絵画だけでなく、彫刻や舞台美術なども、です。
デ・キリコが、約70年の芸術活動の中で興味を持ち、実践した分野の多くが展示されています。デ・キリコに「形而上絵画」の印象が強かった私には、彼の「古典的絵画」は逆に新鮮でした。常に高くアンテナを立てている芸術家だったのですね。
『デ・キリコ展』の東京都美術館での開催は今月29日までなので、興味のある方にはぜひ観に行って欲しいと思います。




いつも駐車しているパーキングから東京都美術館に向かいます。
途中に天海僧正毛髪塔や正岡子規記念野球場など。






東京都美術館到着。












今回の「デ・キリコ展」は展示室内の撮影は禁止なので、フロアに用意された記念撮影用のレプリカなどだけ撮影してきました。






お昼ご飯。
娘と私がパンケーキ。夫はオムライス。


『デ・キリコ展』のお土産たち。
図録、クリアファイル、瓶ジュース、Tシャツ。


ジュースは、デ・キリコの出身イタリア産。


Tシャツは、黒が娘、黄色が私のものです。
デ・キリコの作品はどこかポップなので、カジュアルな服装に合うと思います。確か、アンディ・ウォーホルがデ・キリコを好んでいたとどこかで読んだ記憶があります。

図録はこれからゆっくり読みます。
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