22日に夫婦で修善寺周辺と浄蓮の滝を観光してきました。
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いい夫婦の日に夫婦水入らず。実は行きの車の中のラジオでたまたま知っただけでしたが。
娘コメガネは部活なので不参加でした。この時期のコメガネは、展覧会の出品作の作成でとても忙しいのです。
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桂川。
今回は、虎渓橋、桂橋、楓橋を渡りました。
橋の欄干に等間隔で菊の鉢が飾られていました。この日は快晴だったので、菊も川面の煌めきもとても綺麗でした。
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足湯のコーナーかと思いましたが、許可をとっていないので足湯として使用するのは禁止だそうです。
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黄色い菊の鉢はボーボボみたい( ^^)
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修善寺。
源頼家が殺害された場所です。伝承では随分と凄惨な殺されだったそうで。しかも首謀者は実母を含む身内。母方の北条氏と妻の実家の比企氏との対立の果てに殺された感じでしょうか。粗暴だったとも言われていますが、母や叔父の傀儡ではなく、自分の力で幕府を運営したいという心意気もあったのでしょう。
享年23歳(満21歳没)。彼の人生は何だったのかと思いますね。
岡本綺堂の『修善寺物語』の舞台でもあります。『修善寺物語』は未読なので、近いうちにちゃんと読もう。
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今年は気温が高いせいか、思ったより紅葉が進んでいませんでした。
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地元のテレビ局でしょうか?取材のクルーが来ていました。
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修善寺門前のお店で買ったワサビ豚まん。
朝早くに家を出たので、これが朝食です(#^^#)
ワサビは心配したほど効いてなくて、食べやすかったです。
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日枝神社。
異母兄の源頼朝から謀反の疑いをかけられた源範頼が幽閉されていました。
頼家が殺害された修善寺から歩いて1分ほどで着きます。
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範頼・頼家の配流先がなぜ修善寺だったのか。
鎌倉幕府にとって、鎌倉から近くはないがそれほど遠くもない修善寺は、親族の中の政敵を監視するのにも、殺害するのにも、ちょうどよい距離だったのかもしれません。
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範頼が幽閉されていた信功院跡。
彼はここで自害したとも誅殺されたとも伝えられています。
今は庚申塔のみ残っています。
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甘泉楼。
日枝神社まで来た道を引き返し、修善寺を通り過ぎてすぐの所にあります。
中はお土産や甘味のお店になっています。
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十三夜焼。
クリームチーズと栗入りを買いました。
私、今川焼は餡子派なのですが、これは美味しかったです。
〈
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修善寺ジェラート。
イチゴとオレンジを注文しましたが、お店的には豆腐ジェラートがおすすめのようでした。
腹ごしらえも済んだので、竹林の小径へ。
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思ったよりも短い道でしたが、桂川の清い流れに紅葉の取り合わせが綺麗でした。
もっと真っ赤に紅葉していたら、さらに見応えがあったと思います。
源範頼の墓へ。
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メインストリートから少し外れるのと、坂の上にあるせいか、私たち以外誰もいませんでした。
夏目漱石が範頼を偲んで次の句を読んでいます。
範頼の 墓濡るるらん 秋の雨
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お墓の前の案内板の短い解説文だけで、頼朝はどれだけ親族を殺しているんだかと溜息が出てしまいましたね。
修善寺方面に引き返して、指月院へ。
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敷地に入ってまず見えるのが十三士の墓です。
頼家暗殺の6日後に殺害された人々で名前は残っていません。頼家の近習なので、きっと皆若かったのでしょう。合掌。
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源頼家の墓。合掌。
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指月院。
北条政子が息子頼家の冥福を祈って建立しました。
頼家の暗殺には政子も加担していたようですが、どんな気持ちだったのでしょうか。凡人の私には想像も出来ません。
お昼ごろに修善寺を離れ、途中の道の駅で少しお買い物をしてから、浄蓮の滝に向かいました。
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浄蓮の滝近くの「伊豆の佐太郎」という和食店で昼食をとりました。
私達は山菜そばセットを頼みましたが、このお店では鹿肉や猪肉も食べることが出来ます。
おそばについてきたミニわさび丼が、鰹節たっぷりで美味しかったです(食レポの才能が無い)。生ワサビは追加できます。
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ランチタイムを過ぎていたからか、店内に私たちを含めて三組しかいませんでした。
なので、店内をちょっと撮影。
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大きな提灯が良い感じです。外観は撮り忘れました。
昼食後に浄蓮の滝へ。
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やや急な階段を降りると、途中にワサビ畑が。
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浄蓮の滝に到着。
大学時代に来たことがあるのに、全然記憶に無くて自分にビックリ。
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修善寺から浄蓮の滝に向かう途中のどこかで藍染め体験をしたことは覚えているのですが・・・。あとはワサビアイスがあまり口に合わなかったこととか、帰りに熱海で金色夜叉ごっこをしたこととか、変なことしか思い出せません(^-^;
それにしても、ワサビとか藍染めとか、水の奇麗な土地なんですね。桂川も奇麗でした。
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有名な歌謡曲の舞台でもあります。
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お土産物。
まだ日が明るかったのですが、伊豆方面から我が家のある藤沢に戻る道は平日でも混むので、これにて今回の観光は終了。
久しぶりに夫婦水入らずで遠出して、去年今年で『鎌倉殿の13人』ゆかりの地を随分歩いたねとか話したりして、とても良い旅行でした。