最近はいろんな雑誌でも見かけるようになって、
なかなか予約が取りづらい人気なお店になっているそう。
そいえば、ちょっと前も BRUTUS に載っていたのを見かけたっけ。
それでも。
ここの美味しい野菜を。
また食べにいきた~い!
と、向かったのは うみとはたけ ぽつらぽつら さん。
神泉の駅前はスタイリッシュなお店が増えてきたけど、
そんな界隈を歩いていても
「お?!ここはちょっと気になる!」って思わされるガラス張りのファサード。
店内もやっぱり間接照明がイイ感じのモダンな造り。
前回はカウンターの一番奥だったけど、今回はキッチン全容が見える一番手前の席。
こっちもスタッフみなさんの動きが眺められて、なんだか楽しい♪
それにしても、やっぱりこの日も予約で満席みたい。
そしてワインを飲んでいるお客さんが、たまたま多いかな?
ぽつらぽつらさんでは、日本酒はもちろんのこと、
日本産のワインの種類がとっても豊富で、日本酒好きにもワイン好きにもありがたい品揃えなのだ。
しかも、ビールは 琥珀エビス。
ぐびぐび飲むような感じではなく、ちびちびとお通しと合わせて飲みたい。
そのお通しも、やっぱりステキ。
百合根まんじゅう の中には茸がたっぷり、右のは 長芋が入ったゼリー寄せ で上に白魚と菊の花が。
こんな小さな小鉢だけど、とっても楽しめる。
最初の日本酒は、友達が
「今まで飲みたいと思ってたけど出会えなかった 小左衛門 がある~!」
と、目を輝かせていたので、ぜひぜひ飲んで~~♪ と。
信濃美山錦 というお米を使った特別純米で、冷たいのをいただく。
冷たいお酒は、素敵な錫の酒器に入れて出してくれるのだ。
こんなスタイリッシュな錫の酒器でも、ぽつらぽつらさんのお店の雰囲気にはピッタリ似合う。
もう一杯、長珍 の冷たいのを飲んだ後は、お燗へ。
冷たくても温めても美味しい銘柄を、両方出してもらって飲み比べをしよう!と
隆 の純米を、冷たいのと温かいのと同時に(笑)お願い。
すると!
お酒担当のお兄さんが、生き生きと話しかけてきてくれる。
「きっと ”飲むお客さんだろうな~” って思ってたんで、この二種類はいかがですか?!」と。
最初の2杯を頼むだけで、”飲むお客” って思われる私たちって、一体(笑)。
そんなお兄さんが出してくれたのは、
お燗用に 2009年 純米吟醸 五百万石 火入れ を、冷たい用に 2010年 純米吟醸 若水 無濾過生原酒 。
一つのお酒の飲み比べもイイけど、
それにピッタリなお酒をそれぞれ出してくれるっていうのもありがたいデス!
最初は若水から。
そういえば、初めて「若水ってお米って美味しい!」って思ったのも、隆だったっけ。
熟成させるというより若くても美味しいイメージ、でも食べ物と一緒で美味しさ倍増、な味わいなのだ。
五百万石の火入れは、まったりまった~~り。。。同じ銘柄でも、役割分担ができてるなぁ。
さてさて、お料理。
メニューを見てみれば、この日も季節の野菜や魚を使った料理がいっぱい!
気になった1つ目は カツオの軽い漬けと茗荷酒盗和え 。
”酒盗”?! って思ったので思わず頼んでみちゃう。
おおー、カツオがたっぷりの茗荷に覆われて見えません。
で、酒盗は、そのカツオの味を引き立てるくらいのスパイス的にさりげなく和えられてる。
酒盗って使い方いろいろ…とはいえ、こういう海の幸同士で和える使い方もあるんだなぁ。
そして、次もちょびちょび系の良い感じのおつまみを。
ゴルゴンゾーラのムース 赤玉葱のコンフィ添え 。
んん…? このゴルゴンゾーラは、なんかイメージしてたのと違うかも。
万人ウケするような味わいにされてるのかなぁ?
個人的には、もっとゴルゴンゾーラらしさがあった方が好みかも。
そして、海の食材からもう一つ。
さんま肝醤油焼き 焼き万願寺唐辛子添え 。
肝醤油にたっぷり浸かれたっぽい身が二切れ、くるくるに焼かれて、
かっこよく盛りつけられている。
その二切れを食べちゃうと・・・さんま曰く「いやん」な感じ(笑)?!
でも、この骨についた身も、「一番美味しいところなのに、もったいない(>_<)」と思って、
友達と2人で割り合って噛りついちゃいました。
…普通なら、そんなことやんないですかね~~(汗)?!んでも、これがまた旨いんですっ。
そして、最後に いろいろ野菜のお漬け物 を。
前回、夏まっさかりに行った時は、夏野菜がこんもりだったけど、
この日は、大根(左の紫色)に、長芋、パプリカに、切り干し大根 。
でもでも、これだけでも、またお酒がすすみます。
特にこの日はお燗にしておいいしい銘柄、
綿屋 とか 羽前白梅 とか 悦凱陣 なんてすばらしいラインナップ。
しかも、冷たいお酒のスタイリッシュな錫と違って、お燗では、こんな脚線美の徳利。
ここだけ、なんだか別世界だ…。
そして、最後には
「メニューには書いてないんですが、神亀 もありますよ」
の言葉に、思わず反応!それください!と。
そのラベルには 華吹雪 と書かれている。お米の名前みたい。
ピンクの花びらも描かれてて、この渋い神亀のラベルがなんか可愛いです~。
味わいは、いつものこの神亀純米の自家熟成させる前のしぶ~い感じではなく、
すでに味があってちょっと甘いまった~りした感じ。
それでも神亀らしい味わい。
日本酒好きなお兄さんのおかげで、またすっかり楽しく飲めちゃった。
うみの幸も、はたけの幸も、
ここは季節が変わるごとに、旬の食材の料理を食べに来てみたくなっちゃうな~。
[ うみとはたけ ぽつらぽつら ]
渋谷区円山町22-11堀内ビル1F
03-5456-4512
月—土曜 18:00—25:00
日曜 17:00—25:00
不定休
[ 以前の日記 ]
2010/7/30 畑の恵みに癒されて…
こんなオシャレなので「見かけだけじゃん」って普通は思うお店が多いのに、
ちゃんとお酒も拘ってるんですー!
料理はお肉料理とか魚料理丸々一匹を使うものは1200円くらいしちゃうのもありますがちょっと高いかもしれませんが、
この日の秋刀魚くるくる料理は950円、
ゴルゴンゾーラのが550円、
前回頼んだシラスと大葉のピザが750円、
という感じで、高い感じではないですよ♪
渋谷のど真ん中で飲み食いするより、
ぜんぜん美味しくお得に飲めます!
でも、ちょっと高そう???
秋刀魚のくるりと巻かれた骨、ここが一番おいしいのよねっとしっかり
食べたくなるのがすごくわかります。
神泉はちょっと不便だけど行ってみたいなぁ~。
前来た時は店長さんは居なかった、って言ってました(笑)。
私は外れた事がないからある意味ラッキー?!
F森さんのことでしたか、酒屋さん。
でも、ぼとに色んなお客さんに合わせてくれる、というか
親切に熱く対応してくれますよね。
接客上手だと思いますよー。
入店した時は100%女性で、なんかちょっと
不思議な空間でした。
(と思うのはたぶん私だけ?!)
でもその後には男性2人っていうのもあったり、
いろんなお客さんが来てましたよ。
渋谷から行く大通りはやっぱり渋谷っぽいですが、
神泉の駅周辺は、雰囲気がガラッと変わって
洗練された感じです。
帰りに飲んで…
いやー良い時代?!だったのですね(笑)。
錫が流行ってるのかは分かりませんが、
秋刀魚のクルクル焼きは
けっこう前から居酒屋さんではみかけるかとあります。
自分が行くと3回連続で店主がお休み。
避けられてるんじゃないとかい話に(笑
酒屋さんと私が呼ぶF森さんとはとても波長が合うのでいつも楽しく飲んだくれてます。
遅い時間までやってくれてるのがまたよい!
来月も、、、
やっぱり野菜が美味いのが女性にも人気があるところでしょうか?
いやいやマッキーなら2杯飲むその前、一目見た時から「この人は・・・」な感じ?! 笑
錫の酒器、昔のアイロンをひっくり返した感じにも見える。 笑
本当にお洒落な感じで女性客が多そう。
神泉のあの辺りも含めて渋谷なイメージだが、店はちょっと違って来てるのか?
かなりいかがわしい町でしたが今やすっかりおしゃれな街になってますね。
最近、錫の酒器によく店で出くわしますが流行っているのでしょうか。先日行ったお店でさんまのクルクルと錫の酒器、こちらとかぶった野菜もでてきました。
http://shousuke.blog116.fc2.com/blog-entry-1284.html
お酒は全くかぶっていませんが、、。
会が始まる前から…いいですね(笑)♪
都内でも隆が飲めるお店はそんなに無いので、
見かけるとやっぱり飲みたくなっちゃいます。
神亀の華吹雪、まだ残っている2本も残っていたら、
こりゃあえて何年か寝かせてみたらどうでしょう?!
勝手にしていたら、あとから見えた蔵元さんに
会が始まる前から、飲まされたっけ・・・
神亀の華吹雪、埼玉の酒屋さんから3本取り寄せたのだ、
でもまだ2本在庫中・・・
ガチャガチャとうるさい渋谷駅前と比べると
全然ちがいますよね~。
東電OL殺人事件のアパート、
まだあるんですね。