まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

ナショナルギャラリー @ ワシントンDC

2008-09-04 06:07:34 | ワシントンDC観光(周辺も)

ワシントンDCに来たばかりの頃は、真冬で極寒だったのに、観光気分であちこち巡ったりしてたものだ。

けど、その熱が少し収まりつつあった最近は、
誰か友達が遊びに来て観光案内する以外は 「近すぎて、逆に行かない」 状態に。

これではイカン!と思い立って、実はまだ行ったことがない ナショナルギャラリー へ。




ここは、ワシントンDCといったら欠かせない観光地 スミソニアン の中でも、
航空宇宙博物館 と 国立自然史博物館 と並んで大規模な 国立絵画館 なのだ。

ご存知、スミソニアンのミュージアムは、どこも無料、何度でも入れる。
それなのに、ルーブルにも匹敵するコレクションの質の高さとか。

建物もとーっても大きいし、そんな美術館だから、
何を見るべきか、何がポイントか、大きな美術館を効率よく回るには、どうしたらいいか
という事前勉強もしっかりやってから行きたかったたかったので、ここまで延びちゃった。


まず スタート地点はメインフロアのロタンダ。大きな噴水にマーキュリーの像が目印。


そこから西へ伸びる回廊の右手が最初の見どころ 13~15世紀イタリア 。



ルネッサンス好きな人にはたまらない絵画がたくさん

レオナルド・ダ・ヴィンチ
 の、まだ有名になる以前の絵画や
ボッティチェリヴィーナスの誕生で有名な)あたりが見所です。


流れで、次は 16世紀イタリアとスペイン の部屋に続く。

前のオフホワイトの壁のフロアとは打って変わって、淡い朱色の壁につつまれた空間。
ラファエロ や エルグレコ を中心に、宗教画と肖像画が多いのだけど、
壁の色もあって、なんだか厳かな雰囲気。


今度は廊下の反対側へ行くと 17世紀イタリア・スペイン・フランス & 18世紀イタリア 

この時代になると、静物や風景画が出てくる。写真右のは、ベロニカのベール 
おいしそ~な果物とか食べ物の静物画を見てると、お腹がすいてくる~。


続いて 15~16世紀オランダ・ドイツ を通って。


17世紀オランダ・フランダース の部屋は、木目調が荘厳な印象。



オランダといえば、の レンブラント の肖像画や ルーベンス の迫力ある絵画もなかなか!
代表作 ライオンの檻の中のダニエル は、まじまじと遠めで眺めてしまう。

小さな部屋に入っていくと、 フェルメール の絵画が。

これ、教科書で見た はかりを持つ女 だ!
光と影のコントラストの雰囲気が大好きな絵なのだ。 
こんなに小さかったんだ~。(私の顔が大きいだけじゃないデス)


ここで、一旦ロタンダに戻ってくる事になる。
次は、東の回廊へ行くと、18~19世紀のフランス からスタート・・・すたーと・・・あれ?




ガーーン。 
東回廊の右側はなぜか全て閉まってる(涙)。 改装中なのかな~?! 楽しみにしてたのに。


気を取り直して、回廊一番奥の左側は、特別展示。ここは写真撮影は禁止。
私が行った時は、近代美術?の木を使った作品が。なんかよくわからん。。。


最後は 19世紀フランス 。

セザンヌ とか モネ とか ゴッホ とか、写真の ルノワール とか、
大好きな画家のがいっぱ~い! 

うんうん、最後にこういう絵画で〆るというのは、なかなか良い流れかも。


この日は、17時の閉館の時間が来てしまったので、最後は駆け足で回ってしまった。
もっといっぱい時間を使って、また見に行きたいな~。

館内では無料でツアーなんかもやっています。 (HPで時間を要チェック)
イタリアルネッサンス のツアーなんてのも良さそう♪


ちなみに、今回行ったのは 西館 と言われている建物。
さらに隣に、 東館 といわれる近代的な建物では、20世紀の現代美術があり、
西館の西側には、おてんとうさんの下に 彫刻庭園 というものも。

まだまだまだまだ見所たくさんだ~!



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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
■Benさん (まき子)
2008-09-05 02:52:22
っと、忘れるところでした。
ベッキーがマッキーに芸名変更?!?!?
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■Benさん (まき子)
2008-09-05 02:51:11
ナショナルギャラリーは、そもそもピッツバーグ出身の銀行家で、財務長官を務めた「アンドリューさん」という人のコレクションだったそうです。
彼の死後、国に寄贈したのですが、
その後増えた美術品は一般市民から寄贈されたものか、
寄付金で購入したものだけだそうです。
ナショナルギャラリー自体の運営維持費は国から予算が出てるそうですが、
まさに「市民が参加して大きく関わっている」美術館ですよね。

ムリーリョ!ありますよ♪
「窓辺の2人の女」かわいくて、気に入っちゃいました。
アングルは・・・見過ごしたかもしれませんが、きっとあるだろうなぁ~。
裸体の後姿の女性の絵(タイトル忘れちゃいました)も好きです。
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そう言えば (Ben)
2008-09-04 23:11:39
ベッキーがマッキーに芸名を変えた(記事に関係なし)
CMだけどね・・
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何故そんな事が出来るか? (Ben)
2008-09-04 21:20:07
日本だとやってる側が本当コワゴワ、びくびく、ピリピリしながら展を開いてる気がする。

それだけ芸術に対する一般人のレベルがひくいと思われてるし、確かにそういった面もあるのは事実かも知れない。

大きな美術館も市民が大きく関わってる事の多い海外の美術館。
羨ましい環境だと思うな!

ナショナルギャラリー、私の中ではスミソニアンの中で一番興味のある場所。
多分マッキーの立場ならいりびったっていると思うよ! 笑

フェルメールは多分23点程は実際に観てると思う。
確かに素晴らしいと思える作品もあるよね!

と言いつつナショナルギャラリーの所蔵を把握出来てないんだけど・・笑
プラドとかなら殆どわかるんだけど・
アングルやムリーリョとかあるのかな?
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■酒飲みおやじさん (まき子)
2008-09-04 21:00:53
えへへ、酒ネタがないと、
焦っちゃいますでしょか(笑)。
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■naoさん (まき子)
2008-09-04 20:59:41
ナショナルギャラリーも無料ですし、
航空宇宙博物館の月の石も触りたい放題、
自然史博物館のホープダイヤモンドも見放題、
ホントにすごいです、スミソニアン。
「二合徳利を両手に持つ女」、いいですね~~。
一生瓶がいただけるなら、いくらでもモデルやります。
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Unknown (酒飲みおやじ)
2008-09-04 20:55:12
い、いかん、私もなにか文化的なことしなければ、、、。。
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「徳利をくわえるオンナ」 (nao)
2008-09-04 17:59:46
無料ってのがすごいですね。
さらに「はかりを持つ女」いいですね~。
私はフェルメールに対抗して、まき子さんをモデルに「二合徳利を両手に持つ女」を描く予定です。
モデル料には酒一本でいかがでしょうか?
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■ひかるさん (まき子)
2008-09-04 11:46:15
ちょびっと調べてみたら、
東京都美術館でやってますね!しかも12月まで。
フェルメールの何が良いって、あの光と影をうま~く取り入れて
なんとも柔らかい絵を描いているのが大好きなのです。
ちなみにフェルメールの作品は35点しか現存していないそうです。
ここナショナルギャラリーのあるもの、ちょこっとでした~。
日本に何点か行ってるんでしょかね~。
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■煮酒さん (まき子)
2008-09-04 11:39:22
きっとスミソニアンだからこそ写真撮影できるんでしょうね~。
このナショナル美術館だけじゃなく、他のミュージアムも、
ほぼ写真OKです。
もっちろんフラッシュ制限はありますが。
でも・・・そいえば去年のお祝い事でフランスのルーブルに行った時も、
ある程度写真撮影はOKでした。
結構撮りまくってた私(汗)。

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ナショナルギャラリー (ひかる)
2008-09-04 11:21:53
私もすごく好きです。

日本でも、いまフェルメール展やってますよ~~。
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撮影禁止って (煮酒)
2008-09-04 11:14:55
美術館内で撮影できる方が不思議だ。
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■たく@酒遊倶楽部さん (まき子)
2008-09-04 09:50:26
お酒、お酒・・・エート。
このあと、美味しいビールを飲みに行ったんですが、
ネタが長くなりそうだったので、分けました。
あ・・・たくさん、ビールダメでしたっけ(汗)。
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酒が無い・・ (たく@酒遊倶楽部)
2008-09-04 09:47:56
(@@)
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■hirorin (まき子)
2008-09-04 09:37:24
日本でもナショナルギャラリー展ってやるんだもんね。
きっと閉鎖?!されてた18~19世紀フランス絵画も、今どこかに行ってるのかなぁ~。
ナポレオン、見たかったのに(涙)。
でも、これが無料というのはホントにすごい!
管理コストも相当かかりそうなのに・・・。
フラッシュもちろんダメだよ~。絵画が悪くなっちゃうもんね。
あと、特別展示もダメだったの。
ついついカメラ出したら、また怒られちゃった。

そうそう、ソファの他にも、イーゼルなんかもあるんだよ!
こんな美術館で、模写して過ごすのもいいなぁ~。


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感動♪ (hirorin)
2008-09-04 09:26:56
無料なうえに、撮影も可なんて太っ腹な美術館だ。
でももちろんフラッシュはダメでしょ?

お気に入りの作品見つけると、その前だけで1時間でも2時間でも座っていられる♪(ソファーがありがたい)
もっとゆっくり行ってみてね~

ナショナルギャラリー展、日本でやった時に見に行ったけど、当然ものすごーい人でじっくり見られなかったから、現地で見られるのがうらやましいのだ!
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Unknown (まき子)
2008-09-04 07:53:21
オヤジさんもセザンヌ・モネ・ルノワールの絵、好きなんですね!
私も大好きです~。
こんなのが無料で見放題ってホントにすごいです、スミソニアン。
自然史博物館と航空宇宙博物館は、何度か足を運んだんですが、
ナショナルギャラリーはしっかりお勉強してから行ってみたくて、今になっちゃいました。
芸術の秋、食欲の秋・・・
そしてスポーツの秋!明日はNFL開幕です!!(ってカンケーない(汗))
返信する
秋だなァ (葛飾のオヤジ)
2008-09-04 07:06:38
無料でセザンヌ・モネ・ルノワールの絵を観られるなんて羨ましい!

小生ならば、スミソニアンのミュージアム、何度でも足を運んでしまいそうです。

・・・・いいなぁ!
ジツは昨日、BUNKAMURAミュージアムのミレイ展のポスターを見て、「行きたいなぁ」と思っていたところ。。

日科展も時期です。
芸術の秋です。

・・でも、食欲の秋に負けて、昨夜は千駄木の「月」へ行ってしまいましたとサ。
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