久しぶりに、一緒に飲むことになった同年代の女友達2人。
彼女らはワインが大好きだけど、最近は日本酒にも興味持ってくれていて、
出会ったのも、そういえば酒蔵ツアーだったっけ。
せっかくワインに詳しい友達がいるんだから、ワインのお店がいいかなぁー。
でも日本酒も飲みたいしなー。
両方揃ってる万能なお店はないかなー。
しかも、女の子3人でイイ雰囲気のところないかなー。
とハードルの高い場所を探していたところ、お財布に入れてあった一枚のお店のカードに気づく。
そうだ!
もう数年前に千駄木の酒屋さんが「いいお店だよ」と教えてくれたっけ。
いつか行ってみたいと思って、ずーっと取っておいた洋風居酒屋さんが、まさに今回ピッタリかも?!
と思い、ようやく訪問が叶うことに。
それは根津の あんくる さん
エントランスだけ見ても、良い雰囲気。ワクワク♪
中に入ると、奥さんかな?!が出迎えてくれる。
店主はキッチンでお料理中のよう。
店内は自分好みのこぢんまりしたお店で、
アンティークな感じというのかなぁ、洋風なんだけど懐かしいような空間。
床の一部はコルクだったり、窓の装飾や棚の飾り物、それに古時計が素敵なのだ。
黒板には、本日オススメの料理がズラリ。
このお店は、フレンチをベースにしつつ、産地直送や農薬野菜など食材にとっても拘ったお店。
HPにも書いてある内容がとっても魅力的で、ホントにず~っと行ってみたかったんだ。
最初にビールは レーベンブロイ を。
お通しが、見た目「ハムかな?」と思ったんだけど、そうではなくパテみたいに柔らか~い。
一番最初は軽く前菜でも、ということで 田舎風パテ&リエット
うわ~ん!おいしそう!っていうか美味しい!ビックリするほど美味しい!
最初、「リエットは豚肉でパテが鶏かね~」 なんて言ってたのだけど、どちらも豚肉なのだ。
ちなみに、この二つの違いを簡単にメモると
パテ は、お肉や魚を細かく砕いて、容器に入れて焼き上げたもの。
リエット は、お肉をラードで柔らかくなるまで煮て、ペースト状にして冷蔵庫で寝かせてできるもの。
後者がフランスでも保存食という郷土料理かな。
ビールが終わったところで、ワインに行こう!
ボトルもいいけどグラスにして、その後日本酒だね、ということに。
ハウスワインは何がありますか?と聞くと、自分の真後ろの黒板ボードを指差して説明してくれた。
おお、1種類だけじゃなくて、色々あるんですね。
ワイン好きな友達は「甘くないロゼが好き」と、ロゼを。
自分は 「けっこう濃厚で・・・」 という ラングドック モンターニュ・ノワール 。
これもおいしいなぁ~。
ミネラル感のある濃さというか、口に含むと白ワインらしい味とキレが。
こんな 洋風肉じゃが にも合う合う。
「おいしー!どうやったら、こんな味付けになるんだろうね?!」と、
美味しいもの好き、料理好きなみんなとワイワイ。
このグラスワインの後は、さっそく日本酒を温めてもらう。
何にしよう~。
銘柄は 大手門 独楽蔵 旭菊 杜氏の詩 あんちっく といったラインナップ。
一番最初は「大手門」がいいかなーと思ったけど、自分が飲みたくて「独楽蔵」にしちゃった。
だって、この頃合で来た ヤリイカと野菜のガーリックバター風味 に合いそうだったから。
ヤリイカだけじゃなくて、野菜も本当に美味しい。
お酒と食べ物とが、じんわりじんわり沁みていく感じ。
そして、これも感動!鮭が大人になりきる前の、まだ若い 時鮭レア焼き 。
カルパッチョみたいなのを想像してたら、こんな分厚い身が出てきたからビックリ!
しかも、このレアの部分が・・・・もーうま~い(.>_<)!!
何気に後ろに隠れてる、ラタトゥイユも美味しいのデス。
上二つは「本日オススメ」だったのだけど、
定番メニューから選んだ 温野菜のゴルゴンゾーラ風味 も、かなり好みのツボをつつかれた。
写真は撮らなかったのだけど きたあかりのヴィシソワーズ も超濃厚。
きたあかりを、ただふかしただけのでもホコホコの甘みがあって大好きなのだけど
こうして冷製スープになって出てくると、これはもうスープというより、おつまみだ。
かなり満足なお料理に対し、しばらく「旭菊」と「独楽蔵」を続け、
次第に、「杜氏の詩」から「あんちっく」へ。
結局、全種類飲んじゃった。
そんな終盤、お酒があまり強くない友達が、珈琲とデザートを頼むのと同時に、
お酒好きなもう1人の友達とともに チーズの盛り合わせ を頼む。まだ飲む気満々(笑)。
でもでも、チーズも美味しいよ~~(>_<)!!
友達とは、日本酒好き、ワイン好き、NFL好き、で会話は大盛り上がり!!
でも、いつものように「後で思い出しても“何しゃべったっけ”状態」ではなくて、
けっこう濃密な、かつ進歩的な話が出来たのは、やっぱり同年代だからだろうか。
今回は、3人だったのでテーブルで大いに盛り上がったけど、
カウンターに座る常連さんも、店員さんと気さくにしゃべっていたりして、とっても居心地が良さそう。
お店のお2人は、もっとちゃんとお話したら、いい引き出しをいっぱい持っていそうな方々なのだ。
[あんくる]
東京都文京区根津2-36-12 平野ビル 1F
03-3822-0155
月・木・金 12:00~14:00(L.O.13:30) / 18:00~24:00(L.O.14:30)
水 18:00~24:00(L.O.14:30)
土・日・祝 12:00~15:00(L.O.14:30) / 18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:火曜
うわ~、それは日本酒に合いそうです。
新しいお店は、ワインのお店なのですね。
私は逆にワインの方を全然知らないので、
そんなお勉強できる場所があってうらやましいです~。
パテは基本のお肉、リエットは鮎をお出ししてます(ポン酒いけそうでしょ??笑)
濃厚な茶色っぽい食材がそんな味わいでした。
他2軒もハシゴしようか、と頭の中にはあったのですが、
やっぱり一軒でどっしりが好きなのと、
ゆっく~り食べておしゃべりに盛り上がっていたら、
すっかり時間が経っちゃっていました(笑)。
でも、またそのほか2軒も行ってみたいと思います♪
ありがとうございました♪
洋風肉じゃがはどうやって作っているのか
まだ聞いていませんが、
私が食べた限りでは砂糖や味醂ではなく、
飴色まで炒めた玉ねぎを使って
甘みを出しているのかなと思いました。
昨日、鯉川 特純も入りましたよ~。
これが明確に分かったら「家でもやってみよう!」ってなると思うんだけど、
みんなで「どうやって味付けしてるんだろう~???」状態だったよ。
うーん、どんな味・・・難しい。。。
トマトとかオリーブとか、そういう“明らかに洋”な味はなくて、
素朴な和風味・・・が洋になってる、って感じ。
分かりづらくてごめん(汗)。
家庭によて色々「定番具材」ってありそうですよね、味噌汁みたいに。
東大病院前までも・・・
(もちろん先輩には敬意を・・・払えてるかな(汗))
同年代だと明らかに話題がリアルです(笑)。
ここは野菜も本当に美味しかったのですよ~。
味付けが素材にマッチしてました。
ワインでも日本酒でも合うメニューのレパートリー増やしたいなぁ。
コツはなんだろう?ワインに合う肉じゃがって、どんな味だった?
肉じゃがに入れる「具」って、地域によって違うのかなァ??
小生は、ばら肉+ジャガイモ+人参+糸こんにゃくだけど、この「洋風肉じゃが」にはこんにゃくが無いっ!!
話、変わって、
東大病院近くも、ピンク系が多くて、
エロエロと、もとえ
いろいろと妄想しました!
野菜がいろいろありそうで、女性好みって言うのもわかるなぁ。
鮭、美味しそうだね。
アンチックってまだあるんだね
置いてあるワインもしかり、日本酒もただ冷たいお酒というんじゃなくて、
温めて美味しい純米酒が揃っているので、
料理とお酒を楽しむことに、かなり拘っていると思います~。
杜の蔵シリーズがこれだけ置いてるお店ならきっと溝口さん(蔵人)も知ってると思うので聞いてみます。しかし、日本酒とワインと両方満足できる肴を提供できるお店っていいですね~。それもなかなか凝った料理で旨そう!良い店だね~!
コメントにリンク、ありがとうございます。
最近はワインと日本酒を置いてあるお店が増えてきてはいるものの、
日本酒に限って燗向きが揃っているところは
ホントになかなか無い気がします。
貴重なお店ですね~。
料理は、メインだと1000以上になってしまいますが、
それ以外のおつまみ的なものだったら(といってもちゃんとしたモノ)
500円くらいから豊富にありますし、
ちょびちょび飲むにも良いです。
ワインリストにもけっこう種類がありました。
一本3000円代からだから、リーズナブルだと思います。
時鮭レア焼きは、まーぢーで!美味しかったです。
サーモンのような脂は全然なくて、でもトロっとした食感で。。。
あーまた食べたいですっ。
同年代でなくても女友達との会話って尽きないですよね~。
akikoさんとも話題が豊富に盛り上がるから楽しいです♪
もちろんこの日も旭菊をくりかえし頂きました。
このセレクションがまた引き立つ料理なのですよ~。
鹿ステーキがあったとは!
ちょうどアメリカの肉と鹿とが近いと聞いて
食べたくなってたところだったのですが、
この日は無かったかなぁ。
「また行きたいお店」リストには確実にあがりますね♪
ワインと日本酒・・両方を楽しめるお店、
確かに少ないですよね。
参考にさせてもらいます。
でもワインの美味しいお店は結構料理も
お高いんですよね。
すいませんがリンク張らせていただきました。
気になるようならご連絡下さい。
またお邪魔します。よろしく~
洋風肉じゃがとレア焼の鮭がすっごく気になります。 サーモンのお刺身は脂が強すぎて苦手だけどこの若い鮭ならおいしそうだわ。
同年代の女友達っていいよね。私の場合はもう熟し過ぎちゃって半分アルコール化してる熟女会になっちゃうけどね~(笑
シブいセレクション、楽しそうっ!!
仲間の夫婦がここの常連さんなので。
ワインと日本酒に、鹿ステーキ。
美味しかったな~。
また行きたいお店です!
あっちは全然復活する様子もなく(笑)。
ワインも日本酒も、同じように飲めると、
友達との会話も幅が広がりますね♪
両方置いてあるお店は増えてきましたが、
やっぱりどちらかに偏ってるのかなぁ。
こちらは平等に、しかもお値段的にも超良心的でした。
今頃ですが、私のblogからのリンク、こっちに変えますね~
雰囲気もイイです。
おねーさまと一緒に行かれると、
とっても喜びそうなお店ですよ♪
杜氏の詩は冷たいのでも用意されているみたいです。
あとは常温かなぁ~。
もートシなんだから気をつけてくださいね。(って生意気)
湯島からどんどん良いお店が千駄木に移ってきたという感じなのでしょうか。
確かに2,3年ほど前に行った時は、なんだかピンク系のお店が多かったなぁ~。
フレンチ、イタリアンと、、とでワイン呑みたいというおねーさま相手に私は日本酒というパターンで、、
しかし、、杜の蔵さんか、、、(確かに常温だな、、)
うえっぷ。
いまお酒の話を読みたくない。(笑)