以前にも、「まき子の酒」の方に書いたことあったっけ。従姉のお姉ちゃんとの飲み。
親戚の中でも、いっちば~ん大好きで、いっちば~ん話してて楽しい従姉のお姉ちゃんは、
今年の始めにカナダはウィスラーの雪山にこもり、日本に帰国する直前にワシントンDCに寄ってくれたのだ!
実家では何年も会ってないのに、東京で会ったり、
カナダとDCとで連絡を取り合って、このアメリカという地で会ったり、なんか不思議。
しかも、自分の相方と従姉と顔を合わすのって、今日が初めてじゃん!!
そんな再会+初対面の3人が揃った夜は、ビール好きな従姉にもピッタリ?!な、
私も前から行きたかった Brickskeller BEERS (ブリックスケラー) へ。
(デジカメを忘れてしまったので、以降は従姉の携帯電話カメラの画像)
ここは、アメリカの地ビールが好きな私にとっては、かなり興味津々だったお店なのだ。
なんでも1100種類以上のビールがあり、アメリカ地ビールがダントツ揃ってるとか。
こんな雰囲気ある入口をくぐって入ると、カウンターには、すーーーーっごい沢山のビールが!!
こりゃーすごいっす。
我々は、日差しも入る窓際の席へ。(こんな日差しでも、18時なのだ)
でも、こんな日差しが入りつつも、煉瓦の壁の雰囲気が、また「穴蔵」のような感じがして、イイなぁ。
昔あったであろう缶ビールも、ずら~っと飾ってあったりして。
さて!どんなビールを頼もうかな♪
と、ルンルンとメニューを見て笑ってしまった。
簡易コピー、しかもシミがつきまくりで使いまわしてるらしい“紙”。
しかも・・・
なんて不親切なんだぁ~~!!(笑)
老眼だったら見るのが難しそうなくらい小さな字で羅列されたメニュー、
アメリカ地ビールに詳しい人が飛びつきそうな銘柄も、そうでもなく手軽に飲める銘柄も、
同じように淡々とアルファベット順にリストに並べられてるだけ。
こんな感じ→HPのリスト
ぶっちゃけ。
何が自分の好みなお酒なのかわかりましぇん!!
店員さんに聞いてもいいけど・・・自分のつたない英語で、好みの味を表現するのって難しいし(汗)。
しまったなぁ・・・ちゃんと調べて「飲みたい銘柄」をリストにして持ってくるべきであった。
それに、従姉も相方も「お酒は任せた」と。
ううーーん。私一人だったら冒険するけど、この2人の好みに合わせるには。。。
というワケで、自分が知ってる“無難な線”に行ってしまったワケで。。。
STONE(左)と BROOKLYN(中)は、今まで飲んでて案心できるもの。
OMMEGANG Abbey Style Ale(右)は、何となく面白そう、と思って頼んでみた。
なんとも言えない、微妙な香ばしい香り・・・。
相方に一口飲ませてみると 「醤油の味がする」 とな。
はぁ?!と思ったけど、改めて飲んでみると「ホントだ・・・。そう言われると、醤油の味としか思えない。」
他にも3種類ほど、ビールを頼みつつ、料理をつまみつつ、3人でワイワイ。
オニオンリング、でか!!衣こってり、太りそう~~!!
相方と従姉が頼んだ、サーロインステーキ。
これよりも、私がヘルシーだと思って頼んだサンドイッチの方がボリュームあったりして笑えた。
料理は飽くまで、こてこてアメリカンだけど、
ビールに関しては、ちゃんと下調べすれば、面白いものに出会えるかもしれない、このお店。
ビールリスト、こっそり持ち帰ってきちゃったから、
次に行く時は、がっつり下調べして、飲みたいビールにマーカー引いて行かなきゃ!!
で。
お店も楽しかったけど、こっからが サイコー に楽しかったのデス。
お会計も済ませ、外に出た我々。
従姉のタバコ一服のため、お店の外で、私、従姉、相方、と3人バラバラにボーーー・・・・。
と、白髪で身なりも爽やかでキチンとしたおじいちゃんが、私達から離れて立っている相方に寄ってきた。
おじいちゃんも相方も笑いながら話しているけど、結構長い。
世間話でも始まったかな・・・と思ってたら、相方が私と従姉を指差して何か言ってるではないか。
「ん?なんで私たちを指してんのかね?話の流れ的に、“1人?”って聞かれるシチュエーションじゃんね。」
「誘われてたりして(笑)。」
「おじいちゃんに?あははーーー。」
と言いながら、トラブルになってはいけない、と寄っていくと。
おじいちゃん 「あなたがワイフ?? Ohhh…, I'm sorry~~~。でもね、 I'm Gay♪」
・・・え”?!
おじいちゃん、ゲイなのっっ?!
ぶははははーーーー!!
相方よ、ホントにナンパされてたんだーーー(笑)!!
おじいちゃん、お店でほろ酔い状態になったのか
He is so~~~cute♪♪ ← 彼、本っ当にキュ~~トね♪
I like him!! ← 彼ってばボクの好みドンピシャ!!
って連発!!
なんかもー。
こんな爽やかなおじいちゃんが、素直に 「私はゲイなのです!彼が好きなのです。」 って言ってくれる姿に、
なんか応援したくなっちゃって!!(←って、おいおい)
それに、大爆笑して盛り上がる私と従姉に、おじいちゃんもリラックスしちゃって、
相方に何度も何度も、ぎゅーーってハグして、しまいには我々にもハグするおじいちゃん。
ゲイでも、なんか可愛いよ~~おじいちゃん~~。
のっぺりとデカい相方なんかよりも、おじいちゃんの方がキュートだよ~~。
あ~~~、本当に楽しかった!!
「じゃ、そろそろ行こうか。」って別れてからも、我々3人の姿が見えなくなるまで
ピュー!
ヘイ!!
彼、ステキ!
って、後から何度も叫ぶのであった。
私:ぷぷぷーーーおじいちゃんに気に入られて良かったね!
従姉:ねね、土岐(実家)に帰ったら、お母さんたちへのネタにしていい?
相方:うるせぇっ!
でも明るい人で良かったですね。
ワタシも2度ほど男に告られたことがありますが、2度ともジットリした感じの男。怖かったですよぉ。
自分はストレートだからとイヤな汗かきながら命乞いした事を思い出しました。
その上「害の無い私たち」にとっては、かなり楽しい時間。
でも、これが、かなりホンキの「じっとり系」だったら
話は違ったかもしれません。。。
「スゴイ」という雰囲気はわかったので、
次は、その「スゴイ」という“地ビールが何なのか”を
調べて行きたいです。
帰ったら二丁目へ連れていってやって♪
ナンパされている間、まき子さんはゆっくり燗酒を。(笑)
肉も柔らかくなりそうだし一石二鳥かも。
アメリカはゲイに優しい国だよね(笑)しかも意外にそこらへんで見かけない?(私が見つけるの上手かっただけかな・・けっこう見たよ。)
まっき~の一人歩きも危険だけど、Kちゃんの一人歩きも危険だ。一緒に行動しましょう。
モルト・ウイスキー(等)の評論家でビールの本も出してます。その本で確かアメリカ地ビールのアンカースチームビールを「探してでも飲む価値あり」と絶賛してました。アサヒのスタウトが高得点だったのは驚きました。
醤油味のするビールは私も経験があります。ベルギービールだったのですが賞味期限を遥かに越えていたのを飲んでみました。味は苦いタマリ醤油でした(爆)。