今回の旅行のきっかけになった カビゴン大量発生イベント は、熊本だけじゃなく別府と由布も対象だというので、相方の「カビゴン狩り」と私の「温泉」という希望が合致し、宿泊は 別府温泉 にすることに。
実は4年前、まだムスコがお腹にいる時に 一人で少し寄ったことがある のだけど、まさかこんなに早く、しかも家族で再訪することになろうとは思ってもみなかったな〜。
急に決まった旅行なので、もうほとんど別府温泉の宿は空いておらず、観光バスツアーなんかでよく利用される大箱の「亀の井ホテル」の2食付き宿泊。
ひっろ〜い!!
大人2人+幼児1人(ベッドと食事不要)で予約したのだけど、部屋はなんと4つもベッドが!ぽっかり空いた部屋だったのかな、ラッキー。
こういう “遊び” の施設も充実。(お金は入れず、ただ乗って遊んでるだけ(笑))
だけど、洋食バイキングの食事は、ぶっちゃけ「フェリーさんふらわあ」よりヒドイ。
おそらく小さい子供連れの家族のために…ってやつなんだろうけど、それにしてもファミレスみたいにほぼ茶系。
もう1つの和食レストランにしておけばよかったかも。
そして驚いたのは、「ここは中国?!」「韓国のホテル?!」状態。
パブリックスペースに居ると、中国語と韓国語しか聞こえてこな〜い!
フロントのお姉さんも、日本語が話せるバイリンガルな中国人か韓国人。
日本人観光客が減って、近隣アジア諸国の裕福層の集客に力を入れてるんだろうな…そうでもしないと生き残れないから、って思うとしょうがないけど。
温泉の大浴場は広々としていて、多少たくさんの人が入っていても、まった〜り。
翌朝。
ホテルからの朝の眺めはなかなか良い。朝も温泉入っちゃいました♪
朝ごはんは和食にして(和食レストランは普通に美味しい…やっぱ夕飯もこっちにしとけば良かった)、一息ついたところでチェックアウトまで散歩に行くことに。
向かうは朝6時からやってる 竹瓦温泉!
ホテルのすぐ裏にある 竹瓦温泉通り をプラプラ〜。
朝早いのでまだ商店街もがら〜ん。
相方が「え?!ここ?こんなとこ行くの?」って言うのもワカル(笑)。
4年前も探索したことがあるから知ってたけど、竹瓦温泉の周辺は風俗街。
こんな界隈をてくてく歩いていると、ポッと、まるで異次元の世界に入り込んだように突如現れるこの立派な建物が 竹瓦温泉 。
前回来た時は、温泉に入る時間まではなくて外を眺めるだけだったっけ。
ず〜っとココに入ってみたかったんだぁ♪
相方は温泉には興味がないらしく「カビゴンとってくる!」とまた走って消えて行ったので、ムスコと2人で入ることに。
館内は広々〜。朝早いからか観光客もほとんど居ない。
竹瓦温泉は砂場も有名。今回はムスコが居るからムリだけど…ここもいつか…!
普通の温泉へはこちらから。こっから先は写真禁止。
ドアもなく、暖簾をくぐるとすぐに脱衣所でびっくり。
お風呂場へは階段を降りていくので脱衣所から見下ろせるのだけど、覗くと観光客の少ない朝早い時間を狙って来てるのか、地元のおばあちゃん2人がおしゃべりしながら入ってる。
とっても小さい風呂場だし、もちろん脱衣所も小さい。
雰囲気も他の温泉とはちょっと違う。
別府では自宅にお風呂がない家庭も昔は多かったらしく、そんな人たちのためにこういった公共温泉は昔からある。
だから “地元の人たちのためにちゃんとマナーを守って入る” っていうことにシビアな感じ。
今となっては観光地にもなっちゃったけど、まだまだ 100円 で温泉に入れると言うのもすごい。
お風呂にムスコと入って行くと、私たちを一目見て「観光客」ってわかったんだろう、貫禄あるおばあちゃんが「桶はこれ使うんや、お湯はその子には暑いやろうから、この水を使えばええ」「そこは熱いの(源泉)が入って来てるから、あっちに入るとええ」などなど入り方を教えてくれる。
ビシ!という言い方ではあるけど、とっても親切なおばあちゃん。
こんな地元の人たちと一緒に話しながら温泉入れてよかった〜♪
入ってみると確かに熱い…かもしれないけど、表示を見ると43℃。
それならいつも家で入れてるお風呂の温度とほぼ変わらないので(我が家は熱いのが好き)、ムスコも最初は静かに入っておりました。
でもさすが!家の小さいお風呂とはワケが違う。
2〜3分もすると「あつーい!」と途中から外に出て、桶でお湯をすくったりして遊んでる。まぁ静かに遊んでるからいいのかな。
それにしても・・・
はァァァ…きもちいい〜〜〜〜
温泉の温度のせいなのか、それともこの年季の入った風呂場の光景がそう思わせるのか、とにかく良いお湯でした〜〜。
温泉にたっぷり浸かって、ホッカホカになって、お風呂を出たら、やっぱコレ!
風呂上がりのいっぱ〜い♪
温泉は100円。牛乳180円の方が高いという(笑)。
服を着るのがまだ熱いので、しばしここで休憩…ってコラ!はしゃぐな!
ちょうど私たちが上がった頃に観光客がドカドカ!っとやって来た。
早く来ておいてよかった♪
湯けむり展望台 にも車で行ってみる。
わ〜〜!すごい、ほんっとに街の建物のど真ん中からもくもく湯気が沸き上がってる〜!
この辺りは 鉄輪温泉 で、べっぷ地獄めぐり でも有名な場所。
こうやって見てると日本一の源泉数と湧出量 っていうのもワカル。
この後は、いよいよ!
私の中では今回の旅行のメインイベント、宇佐のお蕎麦屋さんへ向かったのだけど、まぁその日記は長〜〜〜くなるので(笑)、また別立てに。
お蕎麦屋さんから再び別府に戻ったのは15時ごろ。
でも帰りのフェリー乗船時刻まではまだ時間があるので、少し 地獄めぐり!
巡回バスも走ってるけど、やっぱ車で移動するのが楽〜。
ちなみに、ちゃんと調べるまで知らなかった…
「地獄めぐり」って “温泉に入る場所” じゃなくて “観る場所” なのですね。。。
まずは 血の池地獄 。
おおおお!!ほんっとに赤い!!!
よ〜〜くみると、温水自体は赤くなくて、沈殿してる泥が赤い。
地層から湧き出てくる 含鉄泉 が空気と触れることで赤くなり、一緒に湧き出る熱泥を赤く染め、それが池の底に溜まっているんだそう。
ここには足湯があるので入ってみることに。気持ちいい〜〜〜
ムスコも気持ち良いらしく「なかにはいっていい?!」
あはは、気持ちはわかるけど、ズボンがビシャビシャになるからやめて〜〜〜
次に向かったのは 海地獄 。
入るとすぐに 98度の噴気 を利用して温泉饅頭が作られてる。
ここは穏やかな池もあって、その景色がまたステキ。
今はまだ時期じゃないけど 大鬼蓮(オオオニバス) も生えてくるらしい。
この池を通り抜けると
すっごい水蒸気!これが『海地獄』かぁ!
池の周辺のあちこちから ゴオオオオーー! ブシューーー! という音を上げて湯気がモクモク!
湯気がすごすぎて池が見えな〜い(笑)!
と思ってると、風向きがフッと変わった瞬間に、コバルトブルーの海地獄が。
ふわあー!ほんっとにすっごいキレイ!
ここは沈殿物というよりも、硫酸鉄がお湯に溶け込んでるからこんなキレイな色なんだとか。
でも見た目はキレイでも、中は98℃の世界…さっきの血の池地獄でも78℃なのに、98℃って!
ちょっとでも湯気に触ったら、それこそ地獄だな…
すぐ脇にある小高い丘から見下ろしてみても、湯気がすごくてほとんど池が見えな〜い(笑)。
このモクモクな蒸気が、さっき見た「湯けむり展望台」からの景色の1つなんだろうな。
残念ながら、時間切れで、地獄めぐりはこの2つで終了〜。
でもすっごい面白い!
地獄めぐりの見所って幾つかあるけどは、こんな近くに密集していながら、赤だったり、青だったり、白だったり、灰色だったり…・・・なんでこんなに泉質が色々あるんだろう?!
地獄めぐりは私も初めてだったから、キャイキャイ楽しんじゃいました♪
それにしても・・・
お昼に伺った宇佐のお蕎麦屋さん含めて、“ホテル1泊だけ” で大分と熊本を往復してこれだけ遊べたのは、まさにフェリーのおかげ?!
夜に出港して早朝に着くから、時間がすっごい有効に使える。
・・・というわけで。
神戸港に到着したのは、平日の月曜、朝6:40。
一旦、家に帰ってからでも出勤時間に間に合う相方は、そそくさとスーツに着替えて会社へ。
私も旅行の荷物を片付けて洗濯も全て終わってから、いつものムスコの体操教室へ。
すんなり日常に戻れちゃうのもスゴイ。
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安いですね、上諏訪、下諏訪にも共同浴場たくさんあります。昔、100円でしたが今は230円が多く100円はなくなってしまいました。
茅野あたりの市営の温泉は市外在住600円、市民400円もします。
亀の井ホテル、昔は名門でしたが経営危機で中国、韓国団体、ツアー客中心にして立て直したらしいですね。
茶色のバイキング去年行った鴨シー思い出します。(笑
地獄はパスポートを買われたのでしょうか?
本命蕎麦酒楽しみにしています。
竹瓦温泉は市民だけではなく観光客まで、みーんな100円で入れるので、ほんっとにびっくりです!
亀の井ホテルには大型バスが3台くらい乗り付けていて、全部、中国人か韓国人向けだったので、「アジアに向けてツアーを売り込んでるんだろうなぁ」って思っていました。
地獄めぐりのパスポートは2,000円するのですよ〜。
2日間(有効期限が2日)かけて7つの地獄全部巡ることができればお得ですが、私たちは行けても2〜3つだろうなと思ったので、単発で。
それぞれ入場料は400円でした。
次の日記はいよいよ、です。
坊ネタもいっぱいあります(笑)。
温泉は安いが、地獄に行くのは高いんだね! 笑
正に地獄の沙汰も金次第? 笑
青だと熱く見えないから危険。 笑
旦那殿のgo好きは半端ないな。 笑
俺も今更やってみようかな?
まぁ、やり始められないんだけど。 笑
あの時は、まだフェリー旅行なんて話、出てなかったんですよ〜。
青だと熱くないから、まさに危険・・・
なのですが、その場にいくと、周囲の湯気の吹き出しが激しくて、
「ごおおお!!」「ブッシューーー!!!」
とか言ってるので、危ない感じ満載です。
ポケモンGO好きも、ここまできたらすごいですわ、ほんと。
深夜3時にサーチアプリがピロピロ鳴って起きて見たら、車で行けるところに強いカビゴンが出たらしく、ホテル抜け出して、車で狩りに行ったとか。
しかも「俺だけかと思ったら、先客が居たんだよ!おっさんが一人居てびっくりした!」とかって、これまた嬉しそうに…
「あんたもおっさんだよ」と思わず言ってしまいました(笑)。