まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

醤油蔵を見学!@ 金両醤油・ヤマロク醤油

2015-07-14 22:35:20 | 国内旅行

小豆島で「さぁ、何をしよう?」と調べた時に、
オリーブそうめん以外には 醤油 も名産なんだ!」

と初めて知りました~。
(私は出身地が愛知なので武豊の「たまり」くらいしか知らない・・・)


小豆島って、小さな島なのに醤油蔵がすっごいたくさんある。

なんで醤油がそんな有名なんだろ?って、ちょっとオベンキョしてみたら、
はじまりは 400年前の江戸時代から?!
100年前からのオリーブ以上に、歴史はとっても深かった。
(ここには長くて書けないので、興味のある方は こちら をどうぞ)


醤油蔵の見学をやっているところもたくさんあるので、
この「醤の郷」というサイトを参考に、行きたいところを2つピックアップ。


まずは 金両醤油

ちゃっかり”観光チック”な写真スポットでムスコをダシにパチリ(笑)。

しかも、6代目になる予定?!の、
うちの坊主と同じくらいのかわいい男の子がお出迎えしてくれました~♪

ここの醤油蔵は「登録文化財」にも認定されているんだそう。

HPにある「ちょっ蔵のぞき窓」から 杉桶 を見てみたかったのだけど、
この日はやってなかったみたい。
(もしくは、言えば見せてくれたのかな?!)

直売所に入ると、さっそく「利き醤油」をさせてくれる。

今、市場に出回ってるほとんどの醤油の原料は脱脂加工大豆
それと 丸大豆(=加工なしの大豆丸ごと)、
塩分濃度はほとんど同じというこの2種類を舐めさせてもらったけど、
ぜーんぜん違うから面白い。

最後に味見させてもらった ガーリック油 がまた美味し~~い!

今はまだおチビの6代目くん、これからの成長が楽しみですね~♪


2軒目は ヤマロク醤油


来てみて気がついたけど、
そいえばヤマロク醤油は 二十四の瞳映画村 の中に直営の素麺屋さんがあった。

蔵自体は、車1台しか通れない民家の道を通り抜けていった先に。
到着すれば広い駐車場があるので安心。


ここは、もろみ蔵に立ち入らせてもらえる。


この日は平日なのに、私たちの他にも2組のお客さんが見学に。
中に入るとすぐに見える、たくさんのサイン色紙が圧巻!

テレビ番組とかでも、そーとー取り上げられているみたい。

蔵見学は、中をぞろぞろと歩かせてもらえるわけではなく、
入口のこの場所のみだけど、それでもなかなか普段はお目にかかれない光景!

柱はもう見た目に「蔵付き酵母がいます!」ってひしひし伝わってくる。

杉樽 の年季の入りようが、またすごい。


「何年くらい前から使ってるんですか?」って聞いてみたら、
「記録がないからわからないんです・・・」と。

でも、樽職人さんによると150年以上は経ってるそうな。

うひゃ~!ここにも「びっちり蔵付き酵母がいます!」って感じ。
これは別に腐ってるわけじゃなく、今でもこの杉樽は現役。

でもいずれ来るであろう”終わり”に向けて、
2009年に新しく杉樽を導入したばかりなんだそう。

奥にちらりと見えるのが、そうなのかな。
新しい杉樽には、蔵付き酵母を新たに住まわせ中~。


説明してくれるお姉さんに「蔵付き酵母」という言葉を使って質問したら、
「醤油関係のお仕事を?」って突っ込まれてしまった。

いや・・・全然かんけーない、けど、日本酒が好きなだけです。(笑)


木の階段を登らせてもらうと、上から醤油のもろみが見れる。

うは!いい香り~!
そして、静かにしていると聞こえる ”ぷちぷち…ぷつぷつ…" という音。
この「あ~酵母たちが生きてるな~」っていうこの音がまた好き~~♪
( ↑ 変な人?)

でも、この見学の立ち場所がすっごい狭くて、樽のなかに落ちそう。
日本酒のもろみタンクと同じように、二酸化炭素で即死だろうな。。。


ちなみに、この日もどこかが取材に来ていたようで、
カメラマンさんが絞り機を撮影中。


同じタイミングで見学をした一人のおっちゃんも、
実はどこかのテレビ局の人がロケハンに来てたみたい。
見学が終わったら、番組撮影の交渉してたりして、思わず耳ダンボ(笑)。


ここでも、効き醤油をさせてくれる。

あっさり味の 菊醤(1番右)と、
2度仕込みの 鶴醤(右から2番目)がまた面白い。

色の濃さとか味の濃さとかから想像すると、
鶴醤の方が塩分が高そうなのに、その逆!
おもしろいな~~。


ここでは ”しょうゆスイーツ” も食べられるそうで
しょうゆプリン を食べてみたかったのだけど、残念ながら無かった。
(週末限定らしい。この日は平日だったからな~)

ということで
しょうゆかけバニラアイス を。

掛けさせてくれるのは、2度仕込みの「鶴醤」だ!わーい!
これが思いのほかに美味~い。

相方は「俺は、普通のバニラアイスしか要らん」とかいう。
は~~、ほんっとつくづく、食に関しては冒険心の無いオトコだねぇ~。


普段、料理に使う材料は、決して高い食材は使ってないけど、
調味料はちゃんとしたものを使おうと思ってはいる。

醤油もその一つ。

小豆島の醤油は思いの外に美味しくて、
これから家用に、どこの何を仕入れようかな~?

と悩むのもまた楽しい♪

 

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8 コメント

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地名に豆が付いてるものね! 笑 (グイ)
2015-07-15 00:16:18
俺も醤油が名産なんて知らなかった。

木って凄いなぁ。
150年以上ももつんだね。
何か樽見ると飛び込みたくなる衝動が非常に怖い。 笑

醤油って偉大な調味料だよね。

が、最近血圧がまた少し高め。
脳神経外科の先生に「醤油とかあんまり使わない方がいいんだよ。 私なんか刺身でも醤油使わない。」と言われ「それは無理」と言ったら「じゃあ刺身とか食べなければいいんじゃないの?」とか言われ喧嘩するのもあれなんで、「凄いですね。刺身醤油なしで食べられるんですか」って言っておいた。笑
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Unknown (庄助)
2015-07-15 07:30:20
随分盛り沢山な旅行でしたね。
オリーブ、素麺、醤油と食材ハンターのようです。

味噌蔵、日本酒蔵は行ったことありますが醤油蔵はありません。きっと麹と醤油の混ざったこんもりした匂いなんでしょうね。
若は両方のアイスどちらが気に入りましたか?
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■グイさん (まき子)
2015-07-15 09:14:49
何でも醤油をかけるっていう使いすぎはダメかもしれないですが、
刺身につけるくらい、何cc?!そんな微量、いいじゃないですか!ねー!

醤油の歴史、小豆島の醤油蔵のホームページを見てると
杉樽にしろ昔ながらの製法で続けている蔵は、
日本の貴重な財産なんじゃないかなーと心底思いましたよ~。
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■庄助さん (まき子)
2015-07-15 09:18:07
まだありますよ(笑)。
岡山にフェリーで戻って帰宅するまでに、
「桃狩り」!
すんごい甘くて美味しかったです~~。
今まで、フルーツはすべて「アポー!(apple)」だった若も、
さすがに「んも!んも!」って覚えました。

若にアイス?!
スイーツは、まだ100年はやーい!(←って言い過ぎ(笑))
我々がアイスを食べてる間は、たまごボーロに夢中でした。
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樽復活・・ (じゅうご)
2015-07-15 09:51:31
FBだったかブログだったかな、
やまろくさんは最近では木樽を作っています。
先日はイタリアに送ったそうです。
写真に出ていた新しい樽は多分こちらで作ったのだと思います。
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◆じゅうごさん (まき子)
2015-07-15 12:28:08
新しい桶、そうみたいですね。
私もHPで初めて知りました。
「木桶職人復活プロジェクト」なるものを立ち上げて
自ら作っているそうです。
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Unknown (RW)
2015-07-16 22:23:38
関西は結構廻ったのですが小豆島は逝きそびれました。ここでデジタル見学旅行をさせて頂きます。
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◆RWさん (まき子)
2015-07-16 23:35:43
よかったです!小豆島!
今回は岡山から行きましたが、三宮からフェリーも出てるし、
相方もすっかり気に入って「今度は三宮から行くか!と。
美味しい醤油にも出会えて大満足です~。
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