5月16日、平成19年度農業白書が公表されました。
我が国の農産物輸入額は、円高の進展や世界的な貿易自由化の流れのなか、食生活の多様化等を背景として増加し、2007年には過去最高の5 兆5,304億円。また、米国(全輸入額の31%)、EU(同13%)、中国(同13%)、豪州(同9%)、カナダ(同6%)の上位5位の国・地域で7割強を占め、特定国に依存した構造となっている。
食料の6割を輸入に頼っているが、仮に、輸入が完全に途絶する事態に陥ったとき、肉類や野菜から、いも類等の熱量効率の高い作物に生産転換することで、国内生産のみで国民1人1日当たり2,020kcalの熱量供給が可能であると試算している。この熱量で最低限必要な熱量は確保されるが、食事内容は、現在とかけ離れたものになる。
◎2,020kcal食事の例
○朝食:茶碗1杯のご飯、粉吹き芋1皿、ぬか漬1皿
○昼食:焼き芋2本、蒸かし芋1本、果物(りんご1/4個分相当)
○夕食:茶碗1杯のご飯、焼き魚1切、焼き芋1本
○加えて、うどん2 日に1 杯、みそ汁2 日に1 杯、納豆3 日に2 パック、牛乳6 日にコップ1 杯、たまご7 日に1 個、食肉9 日に1食
一方、日本が世界の食糧援助量の3倍に当たる千九百万トンを毎年、廃棄しているそうです。大量輸入と大量廃棄を繰り返す食生活を見直すことが重要です。
我が国の農産物輸入額は、円高の進展や世界的な貿易自由化の流れのなか、食生活の多様化等を背景として増加し、2007年には過去最高の5 兆5,304億円。また、米国(全輸入額の31%)、EU(同13%)、中国(同13%)、豪州(同9%)、カナダ(同6%)の上位5位の国・地域で7割強を占め、特定国に依存した構造となっている。
食料の6割を輸入に頼っているが、仮に、輸入が完全に途絶する事態に陥ったとき、肉類や野菜から、いも類等の熱量効率の高い作物に生産転換することで、国内生産のみで国民1人1日当たり2,020kcalの熱量供給が可能であると試算している。この熱量で最低限必要な熱量は確保されるが、食事内容は、現在とかけ離れたものになる。
◎2,020kcal食事の例
○朝食:茶碗1杯のご飯、粉吹き芋1皿、ぬか漬1皿
○昼食:焼き芋2本、蒸かし芋1本、果物(りんご1/4個分相当)
○夕食:茶碗1杯のご飯、焼き魚1切、焼き芋1本
○加えて、うどん2 日に1 杯、みそ汁2 日に1 杯、納豆3 日に2 パック、牛乳6 日にコップ1 杯、たまご7 日に1 個、食肉9 日に1食
一方、日本が世界の食糧援助量の3倍に当たる千九百万トンを毎年、廃棄しているそうです。大量輸入と大量廃棄を繰り返す食生活を見直すことが重要です。