初詣は妻と2人で例年通り足の神様・服部天神宮をお参りしました。服部天神宮は「脚気天神」「足の神様」として広く信仰があります。1年間持っていた「足之御守」(携帯ストラップ)を御札所に納め、新しい「足之御守」を授かりました(写真は羊年ジャンボ絵馬)。
右大臣、菅原道真公が大宰府へ赴く途中に脚気を発病し、医療の神様・少彦名命(スクナヒコナノミコト)を祀る服部の路傍の小さな祠に平癒を祈願されたところ、不思議と痛みやむくみが治り、健康を取り戻したといいます。菅公没後、足の神様として信仰を集めています。
その昔、朝鮮から機織の技術をわが国に伝えた人々に「秦氏」の姓氏を与えて、これらの子孫の多くが、この地に住まいしました。「服部」の地名は秦氏の人々の住むところとして「機織部」から成りたったそうです。外来部族である秦氏は、外来神であり医薬の祖神である少彦名命を尊崇していました。