まっかちゃんのブログ

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学校行事の安全-誰が注意を払うべきか

2010-09-11 16:41:30 | 社会・経済
9日18時30分から20時まで、大阪市立大学文化交流センター 9月ターム講座《現代社会の変容と『安全社会』の新しいデザイン-法学・政治学的検討》の1回目「学校行事の安全-誰が注意を払うべきか」を受講しました。

講師は、法学部教授の高橋 眞さんです。
学校行事で事故が起こり損害賠償責任について裁判が行われると、教師の過失が問題とされます。しかし、責任論で問題とされることと、事故防止のために必要とされることは、必ずしも一致しません。事故を防止するためにはどうするべきかについて、いくつかの判決を手掛かりに、講義を行いました。

法的な責任追及の場合には、根拠規定の構造により、誰かの過失が要件となるため、その背景が捨象されます。しかし、予防を考える時には、その背景を整えることこそが問題となります。すなわち、様々な人の結びついたシステムが適切に設計され、適切に機能することが不可欠で、そのシステムを構成する「人」がどのような状態にあるべきかが重要となります。
詳細は[こちら]をご覧下さい。

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