『 五月の富士山 』
河津 米子さん 撮影
心身共に苦しかった4週間も過ぎて、今日は4回も続けて休んでしまったピンポンに参加する。
12人が見えていた。皆さん明るくニコニコ顔でお元気で、いつもだけどそれ以上に素敵に見えた。
私はどうも足元が不安なのでゆっくりやらせて貰う。手の届かぬ球は追わず構わずという殿様ピンポン
に徹したので、さぞ相手になった方は物足りなかったことだろうと一寸心配する。
だんだん一歩だけでも動いて球を拾うようにしていくつもりだ。
球を打っている時には溶連菌もミーちゃんも忘れている。いつものやるせないようなだるさも無気力も
忘れて球に向かっている。
何もピンポンだけではないけれど、とにかく何かを真剣にやっている時は雑念も弱気も悩みも忘れて居る
ものだという。何かに集中することの効果なのだろう。普段はあまりそんなことも意識しないが、昨日まで
体不調でやっと今日は小康を得てこうしてピンポンをしているとそんな気がしてくる。有難いことである。
それにしても息切れがして気持ち悪くなる寸前のような感覚だったので、休み休み交替して貰いながら何とか
3時間を付き合った。早く皆と対等に打ち合える、ラリーが出来る状態になりたいものだ。
考えてみると昔の石田さんとかこの間までの柳瀬さんなどは大したものだと今更ながら思う。
あの頃のお二人は既に今の私の年令よりも幾つか上だったのだからと感心してしまう。
現役では長老の鳥居さんが頑張っておられる。
我が身と比べてみると、すごいなぁと頭が下がるようだ。
大型連休も今日で終わりだ。明日の連休明けは朝から風雨強いという予報だ。
出勤するサラリーマンにとっては、明日の朝はさぞ辛いだろうなぁと昔を思い出しては同情している。
楽あれば苦ありだ、頑張れ!