『 河と紅葉 』 森川 由美子さん 撮影
さすがにここまで残り少なくなると、日頃は何も感じないのに一種の感慨に打たれるものだ。
不安や心配事は一杯あるけれど、今では周りの事や家族の事よりも我が身の事の方が多いような
気がする。
次々と体中の部品に故障が起きて、痛い、動かない、苦しい、不快があるなどと年中悩まされる
ことが多い。
陽だまりで、自分の手の甲をしげしげと見ていると、そのしわ、シミ、浮き出た血管に心が痛む。
すべてのマイナス要因や体の不都合なども全ては加齢の所為なのだという、己への言い訳の絶対的
な切り札があるけれど、それでも時々どうしても嘆いてしまったり、無常観を感じてしまう。
しかし、どんなに心に不安があっても、重い病があっても、心配事があったとしても、明るく振舞いたい
とはいつも思っている。
馬鹿と思われない範囲で、いつも笑顔で居たいものだ。人とは明るく付き合いたいものだ。
顔で笑って心で泣いてだ。
あれも出来なくなった、これも出来ないなどと悲観的に考えず、まだこれも出来る、あれも出来るぞと
ポジテイブに考えていきたいものだ。
そうは思っても心は弱いもので、来月下旬には胃カメラと大腸内視鏡検査があるのだが、そのことを考えると
たちまち笑顔が消えてしまう。あれは昔やったが死ぬほど辛かったのが脳裏に残っているからだろうか。
そんなことに打ち勝つ強い精神力が欲しいものだ。神に祈ろう!
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