『 学校のクリスマス飾り 』
高橋 カリンさん 撮影
今年の年賀状書きは60枚にと激減した。
それでも面倒だなと思わぬでもないが、やはり懐かしい方、お世話になった方などの年に
一度だけのご挨拶や御礼や安否の報告位はしなくてはと頑張って今年も書こうと思っている。
今年の賀状を見ていて、妙に虚しい感じに襲われたことがある。
喪中の方も多かったし、何といっても高齢のため今年をもって賀状は止めさせて頂きます
と言う方が目につくことだ。
特に私よりはるかに若い人が、病でもなく年齢を理由に止めるという案内には一寸ひっかかる
ものもある。
世間でもはがき代の値上がりを契機に、SNSの時代だし今年の賀状の発行部数も売り上げも半減
したそうだから、時の流れなのだろう。
昔2~3百枚位を書いていた時には夜中まで掛かり、冷たくなった手を火鉢にかざしながら書いた
のを思い出す。暖房設備がよくなったのか、地球の温暖化なのだろうか最近では全くそんなこともない。
「歳をとったため、年賀状は今回をもって止めることに致します」
と言う文面を見ると、そうかこの方も歳をとって,気力、体力、意欲が衰えたのだなぁと胸を打たれます。
元気で余生を楽しんでくださいね!と自分のことを棚に上げて、祈りたくなる。
正月の風物詩の様なものであった年賀状もこうしてやがて消えていくのだろうか。
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