「 淡彩水彩画―2 (チューリップ)」
岡崎 昇さん 画
前回のお雛様に続いての第2弾です。ピンポンもお上手ですが
絵の方が数段上のようです。理科系の方なのに何という文学的な
繊細さなのでしょう。科学的な緻密さなのでしょうか。
美しいというのは絵の大事な必要要素の1つである、ということを
いつも感じさせられます。自分には描けない世界なので、ただただ
「きれいだなぁ」と見るばかりです。
昨日は聖火ランナーが走り出した。本当にオリンピックをやるんだと、何だか奇異の
念にとらわれる。外人客はともかく、外人選手が来なければ、それこそ国民大運動会だ。
一昨夜の渋谷、新宿、高田馬場辺りの深夜の馬鹿騒ぎには恐れ入った。
高田馬場の学生達の騒ぎには(馬場なら多分早稲田の学生だろうが)まことに情けない。
気持ちは分かるような気もするが(昔、早慶戦に勝利して夜の新宿に繰り出した時の、
あの夜の高揚感、興奮を思い出すので)、しかしあの狂乱振りはこの情勢下にあっては
全く頂けない。
この解除を待っていたとか、学生時代最後だからパーっとやらなきゃとか又、買い物や
花見の人混みの中でのインタビューで中年の夫婦連れが「こんなに人が来るとは思わな
かった。これでは感染が心配だ!」なんてコメントを聞くと、自分がその混雑を作ってる
んじゃないのか、と腹ただしくなってくる。
時短命令を4月21日までやるというなら、それなら何故宣言を解除したのか、
何も変わらないなら、今更ながら延長すべきだったと思う。
春休み、花見、歓送迎会、旅行や移動のシーズンに向かっての解除は、幾ら経済の
建て直し、国民のフラストレーションの解放のためとは言っても、これは失政だった
と言う気がしてならない。
毎度同じ事になるけれど、ワクチンや治療薬、特効薬の1日も早い出現を
期待するのみだ。
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