写真は、屋上緑化の資材開発・施工を手がける東邦レオのセルフ・プロデュース型の屋上庭園パッケージ「エコフィールド・ライト」です。
3月18日に発売されます。
だいぶ下がったとはいえ、土地の少ない都会のなかで、緑空間を確保できる数少ない有効スペースが屋上。
さまざまな課題はあれど、ガーデニングブームや全国的な助成制度の開始が契機になり、住宅分野でも屋上緑化が注目されるようになりました。屋上を緑や土で覆うことで断熱効果も生まれます。
今回東邦レオより発売されたものは、過去の実例を検証し、建て主の要望が高く、住宅にも利用が可能な緑化システムやウッドデッキなどのアイテムを厳選。新たにパッケージ化することで、必要経費を抑えて低コスト化を図ったということです。
建て主は、楽しみの1つである庭園のデザインを直接、簡単に選べるようになりました。専用のデザインシートをもとに、屋上緑化システム(3種類)、フレーム(土囲い)、ウッドデッキといった基本項目やオプションの自動水やりシステム、可動式プランター、野菜用マウンド、日よけのターフなどを組み合わせることでオリジナルの庭園を実現。建て主が生み出したデザインプランの技術確認と工事を東邦レオが担当。平均的な個人住宅の屋上(30平方メートル程度)であれば、工事期間は約3日と顧客の負担を極力抑えることができます。
■既存の戸建・集合住宅にも対応可能な資材(既存木造住宅の場合は応相談)
■「自動水やりシステム」や「日よけのターフセット」などのオプション
■概算の庭園費用を顧客が自分で算出できるように価格を見える化
通常のオーダーメイドプランに比べ、4割安の低コスト化を実現しています。また小面積でも総額費用が高くならいよう設定していることも特徴の1つです。当初は首都圏を中心にサービスを開始し、関西圏での事業化も検討中ということです。
今後こうしたサービスが増えていくことが予想され、低コストで安全・安心・充実の屋上緑化・ベランダ緑化が進むことが期待されます。